内窓(二重窓)へのリフォームで自宅を快適に！メリット・デメリットや交換費用について

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1.内窓(二重窓)リフォームのメリットとは？

主なメリット

自宅の窓を内窓(二重窓)にリフォームすることでさまざまなメリットが得られます。
主なメリットは次の通り。

・断熱性が向上する
窓は自宅内でも最も熱の出入りが激しい箇所であり、約50％もの暖気が流出すると言われています。
窓を2枚にすることで断熱効果が得られ、暖房で暖められた空気を留めてくれます。
暖かい空気が逃げなくなるので、今までよりも少ないエネルギーで室内を暖めることができます。

・結露を防ぐ
冬の窓ガラスのトラブルとして多いのが結露。室内と室外の温度差によって生じる結露はカビの発生につながります。
内窓(二重窓)を取り付けることで外気に接する外窓と内窓の隙間に空気の層ができ、結露の発生を抑えられます。
そのため逐一窓拭きをしなくても済みます。

・防音対策になる
一般的な住宅窓にはレールや枠を中心に隙間が見られ、これが音漏れにつながっています。
窓を二枚にすることで自宅の気密性を高め、外からの雑音や騒音が伝わりにくくなります。

また、室内の音も軽減できるので、自宅で音楽を演奏される方や小さいお子さんがいる方にもおすすめです。

・防犯対策になる
窓は空き巣に侵入されやすい箇所です。窓を内窓(二重窓)にリフォームすることで、侵入の手間がかかり、空き巣に狙いづらい家というイメージを持たせることができます。

2.内窓(二重窓)リフォームのデメリットとは？

主なデメリット

そんな内窓(二重窓)のリフォームにもいくつかのデメリットがあります。
主なデメリットは次の通り。

・窓を開けにくくなる
窓を開閉する作業が二度手間になることは防犯対策の上でとても有効ですが、気軽に窓を開けづらくなってしまいます。
頻繫に室内の換気を行う場合ですと、窓が二重であることは不便に感じられるでしょう。

・掃除がしづらくなる
窓が二重になることにより、掃除の手間も従来よりかかることになります。室内ですと外側に設けた窓が拭きづらいため、外から窓の掃除をする必要があります。

また、屋外にテラスが設置されていない場合は、安全面を考えると掃除がしづらいです。
ただ内窓にはゴミや黄砂といった外からの不純物は付きにくいです。

・コストがかかる
性能が高く、二重であるため、リフォーム費用が高くついてしまいます。
ただしそれに見合った分だけの働きをしてくれることは確かです。断熱性能が高いため、省エネ効率をアップさせ、月々に支払う電気料金を今よりも安く抑えることができます。
また、防音・防犯対策としても有効であり、これらの対策にかかる費用も低く抑えられます。

自分で設置することは不可能ではありませんが、安全面から業者に頼むことが望ましいです。

3.内窓(二重窓)リフォームに使われる窓ガラスの種類

主な窓ガラス

内窓(二重窓)へリフォームするにあたっては、窓ガラスも一緒に交換することをおすすめします。
窓ガラスを替えることでより確実に内窓(二重窓)の効果を得ることができます。

・複層ガラス
複層ガラスは複数枚のガラスを組み合わせたもの。ガラスとガラスの間には空間が形成されていて、これにより外からの気温が伝わりにくくなっています。

複層ガラスによっては、Low-E金属膜と呼ばれる特殊な膜をコーティングすることにより、放射伝熱を抑える役割も果たしてくれます。

・真空ガラス
真空ガラスとは、2枚のガラスの間に存在する隙間が真空になっているもの。特殊な金属膜のコーティングにより、ガラス自体は薄くても高い断熱性能を発揮します。

また、真空層があることで、外からの雑音が漏れにくいという特徴もあります。

・高断熱複層ガラス
高断熱複層ガラスとは、室内側のガラスを特殊金属膜(Low-E膜)でコーティングしたもの。
太陽からの熱を室内に取り込み、日差しをカットしつつ、暖房効率を上げることができます。
暑い夏でも冷房の効率を上げてくれるので、高い省エネ効果が期待できます。

・防音合わせガラス
防音合わせガラスは、2枚のガラスの間に、吸音効果のある中間膜を挟んだもの。
外からの雑音の振動を熱に変えることで、伝わる音を軽減してくれます。

4.窓リフォームは専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

内窓(二重窓)へのリフォームにはガラス修理・交換の専門業者がおすすめです。
業者をおすすめする理由は次の通り。

・施工事例や口コミを調べられる
業者のホームページには過去の施工事例が紹介されていますので、参考として目を通しておくといいでしょう。
また、口コミサイトでは実際に依頼された方の評価を閲覧できます。

・いつでも気軽に依頼可能
24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあるので、時間帯を気にすることなく依頼できます。
自宅近くにある業者なら30分～1時間程度で自宅まで来てくれます。

・損害保険に加入している
ガラス修理・交換業者では万が一作業中に自宅内のものが破損した時のために損害保険に加入しています。
加入の有無が気になる方は事前に確認しておくといいでしょう。

・アフターサービスが充実している
施工不良があった場合の無償修理など、さまざまなアフターサービスがあります。
実施しているサービスの内容や保証期間は業者によって異なります。

・窓に関する相談ができる
経験と知識が豊富なスタッフであるからこそ、窓やガラスに関する相談に応じてくれます。
窓掃除の仕方やメンテナンスなど、気になることがあれば積極的に質問してみるといいでしょう。

5.内窓(二重窓)リフォームにかかる費用

具体的な費用相場

業者に内窓(二重窓)へのリフォームを依頼した時に気になるのが、作業にかかる費用ですよね。
内窓(二重窓)へのリフォームにかかる費用相場は次の通りです。

内窓(二重窓）へのリフォーム：80,000～300,000円
複層ガラスへの交換：30,000～50,000円
真空ガラスへの交換：40,000～80,000円
高断熱複層ガラスへの交換：40,000～80,000円
防音合わせガラスへの交換：50,000～150,000円

ただし、上記の費用は目安であり、窓の大きさや施工方法などによって費用が異なる場合もあります。

内窓(二重窓)へのリフォームにはある程度お金がかかりますが、費用を少しでも抑える方法があります。

それは無料見積もりを活用すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、後になって不要なオプション料金を請求させることはありません。
もし業者に提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。

地域で一番安い業者を見つけるためにも、少なくとも3社以上から見積もりをとっておくことをおすすめします。

そのほか、業者ごとに実施している割引キャンペーンも活用することができます。
インターネット申し込み限定価格や期間限定割引など、さまざまなキャンペーンがあります。自宅近くにある業者を探してみて、こうしたキャンペーンを実施しているか確認してみましょう。

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