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障子の張り替え時期を症状別にご紹介します

公開日:2021.11.29 更新日:2024.4.9
障子の張り替え時期を症状別にご紹介します

障子は10年以上経過していれば張り替え時期になりますが、状況次第で早まることもあります。障子は紙でできているものが多く、どうしても年月を得るごとに劣化してしまい、破れや黄ばみなどができてしまいやすくなります。
大まかに10年前後が張り替えするおすすめのタイミングですが、場合によってはそれより早いタイミングで張り替えしなければいけないことも。

この記事では障子を張り替えるタイミングについて、破れ・汚れ・黄ばみ・カビなど症状別に紹介します。

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破れが原因で障子を張り替えるタイミングは?

障子の破れは改善できないため、張り替えが必須

穴が開いている障子の写真

障子の破れは補修しようとしても補修跡が目立つだけなので、きれいに直そうとする場合は壁紙の張り替えをするべきタイミングだと言えます。

障子は経年劣化で耐久性が下がり、破れやすくなり、10年以上経過した壁紙はちょっとした衝撃で破れてしまいやすいです。障子が破れていない場合でも、日差しによって黄ばみやすく見た目が悪いため、この場合も障子を張り替えるべきタイミングだと言えるでしょう。

また、障子の破れに対策するには、プラスチック強化紙など、衝撃に強い壁紙もあります。それ以外の障子の場合には、耐久性があるものであっても、子どもやペットが意図的に破ろうとするとどうしようもないこともありましたが、このプラスチック障子紙の場合には、その心配もほぼありません。

プラスチック障子紙のメリットは破れにくさにありますが、価格の高さが少しネックです。仮にそれ以外の障子紙で破れないように対策したい場合には、子どもやペットなど、障子紙を破る原因になってしまう要因をできるだけその部屋に入れないようにする以外の方法はありません。

汚れが原因で障子を張り替えるタイミングは?

障子紙の汚れた時は黄ばみ・カビ・シミ、どれが原因かで変わる

綺麗な状態の障子の写真

障子紙の汚れの原因は、黄ばみ・カビ・シミの大まかに3種類があります。

黄ばみの原因は、紫外線によって経年劣化することが原因です。この場合は、紫外線の影響を受けない壁紙に張り替えるのがベターでしょう。

カビの原因は湿度によるものが原因です。障子紙だけで対策をすることは難しいため、カビが生えないよう定期的な掃除などを行う必要があります。

障子紙のシミの原因は、木枠に染み込んだアクです。このアクはほこりやタバコの煙などが木枠の内部までしみ込んでしまっていることも少なくありません。このシミは張り替えの時に起こりやすく、このアクが原因のシミは落とすことが難しいため、失敗しないように処理をすることが大切です。

障子紙の汚れはその原因が何かによって適切な対処法や、障子紙張り替えのタイミングが変わるため、汚れに気がついた場合には、まずその原因を確認し、その原因に合わせた対処法を取る必要があります。

黄ばみが原因で障子を張り替えるタイミングは?

黄ばみは経年劣化が原因。10年を目処に張り替えを。

黄ばんでいる障子の写真

障子紙が黄ばむ原因は、経年劣化によるものが原因です。障子紙は紫外線を浴びることで、徐々に劣化し、その際に黄ばんでしまいます。

そのため、この黄ばみがないように対策することはあまり現実的とは言えません。ただし、黄ばみを改善する方法もあります。中でもおすすめの方法が大根のおろし汁を利用することです。大根のおろし汁にはジアスターゼという成分が含まれており、この成分が障子紙の黄ばみの原因になる、リグニンに働きかけ、白くすることができます。ただし、白くなっても耐久性は変わらないため、10年を目処に張り替えを行う必要があるでしょう。

漂白剤を利用して白くする方法もありますが、この方法は、木枠に着くと、変色するなど、扱いが難しいため、あまりおすすめできません。

また木枠からのアクが黄ばみのように見える場合もあります。これは木枠の内部に染み込んだアクが、障子紙に染み込んでしまうことが原因で、一度染み込んでしまうと、落とすのは困難です。そのため、木枠からのアクが出て障子紙を汚さないようにしっかりと対策しなければいけません。

カビが原因で障子を張り替えるタイミングは?

障子からのカビは湿度管理で解決

障子にカビが生えている写真

障子からのカビは、放置すると一気に繁殖し、張り替えで対応することが難しくなります。障子紙の軽度な内で処理できるのであれば、通常の張り替え時である、10年以上を目処に張り替えを検討することがおすすめですが、カビが一気に繁殖してしまった場合には、放置していても、カビの繁殖を促してしまうだけのため、張り替えが必要になるでしょう。

ただし、カビが原因の場合、木枠からアクが出てしまうことで、障子紙を木枠のアクで汚してしまう可能性も。そのため、木枠からアクが出ないようにしっかりと処理しなければ、また汚してしまう可能性があるため、自分でのDIYは難易度が高いです。そのため、障子の張り替えを行う業者に依頼し、張り替えてもらう方が失敗する可能性は少ないでしょう。

カビが生えないようにするためには、湿度をきちんと管理することが大切です。木枠や障子紙は水分を吸収する性質があるため、窓に結露があるなどすると、水分を吸収し、カビが生えやすい状態になってしまうため、定期的な換気や掃除を心がけましょう。

障子を張り替えるタイミングの情報まとめ

障子張り替えのタイミングは、10年を目処がおすすめ

綺麗な状態の障子の写真

障子張り替えのタイミングは、劣化の内容が軽度である場合には、10年を目処に張り替えをするのがおすすめです。

ただし、破れは補修できず、カビは放置すると繁殖して木枠までカビてしまうため、そうなってしまったら、10年を前に張り替えが必要になる場合もあります。そのため適切にメンテナンスし、長持ちするようにしてあげることが大切です。

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