本文へ移動

冬場でお湯が出ないときは給湯器が凍結しているかも?主な原因や対処方法について

公開日:2023.1.27 更新日:2024.4.18
冬場でお湯が出ないときは給湯器が凍結しているかも?主な原因や対処方法について

気温が低くなると水回りやその周辺機器が凍結しやすくなります。
給湯器についても例外ではなく、状況によっては凍結してお湯が出ない場合もあります。

今回は給湯器が凍結してお湯が出ない原因や具体的な対処方法についてご紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

株式会社クラシアン

1.給湯器が凍結する原因とは?

主な原因

霜が降りている植物の写真

給湯器が凍結しているとお湯が出ないという事態に陥ります。
給湯器が凍結する原因は次の通りです。

・外気温が低下している
気温の低下による配管の凍結によって給湯器が動かなくなることがあります。
外気温が氷点下になると配管に溜まっている水が凍結しはじめ、配管に亀裂が生じたり破損したりします。
特に北海道や東北、上信越といった寒さが厳しい地域は配管が凍結しやすいので要注意です。

また、給湯器に接続されている水道管も同じ理由で凍結してしまいます。

・水の動きがない
たとえ外気温が氷点下になったとしても、水道管内で水が流れて動いている場合、つまり給湯器を使用している間は、凍結が起こりづらくなります。

そのため、夜間などで給湯器を使用していない場合、すなわち水道管内に水が溜まったままになっている状態ですと凍結しやすいです。

また、旅行や長期の出張などで給湯器が使われないままですと、内部に水が溜まっていき、凍結しやすくなるので要注意です。
さらに、自宅の不在時ですと給湯器の電源プラグを抜いていることもあり、凍結防止機能が作動しなくなります。

2.給湯器が凍結してお湯が出ない時の対処方法

具体的な対処方法

天気のいい空の写真

外気温が急に低下した時に備えて給湯器の凍結の解消方法を抑えておく必要があります。

日光が当たる場所に給湯器を設置されている場合は、気温の変化で自然解凍されるのを待つことが得策です。
外気温にもよりますが、午前10時過ぎになれば解凍されてお湯が使用できるようになるでしょう。

なお、自然解凍する際には、故障などのトラブルにならないように給湯器のリモコンの電源を切っておいてください。この時コンセントは抜かないように。

自然解凍が終わった後は、給湯器や配管から水が漏れていないかどうか確認します。確認してみて問題がなければ、給湯器のスイッチを入れてください。

給湯器が凍結した場合は、自然解凍されるのを待つのがベストですが、どうしてもすぐにお湯を使用したい場合は以下の手順をお試しください。

①まずはじめに、台所とお風呂の給湯器のリモコンの電源を切っておく。
②次に、台所またはお風呂など、お湯を使用したい蛇口のお湯側を回して、お湯が出る状態にしておく。
③給湯器の本体へ向かい、ガス栓を閉めてから給水元栓を回す。
この際にガス栓と給水元栓を間違えないためにも、事前に説明書などで各栓の場所を確認したうえでご対応ください。

上記の手順を行うことで、問題がなければお湯が出ます。

ただし、「給水元栓以外が凍結している」場合や「そもそも給水元栓が凍結して回らない」といった場合は、別の対処法が必要になります。

・給水元栓以外が凍結している
給水元栓は回るのに水が出ない場合は給水元栓以外の凍結が予想されます。
そのため、給水元栓を一度締めてから、自然解凍されるのを待ちましょう。

・給水元栓が凍結して回らない
まずは給湯元栓にタオルを巻いておき、30~40℃程度のぬるま湯をゆっくりとかけていきます。
この際、電源につながっているコードやコンセントにぬるま湯がかからないようご注意ください。

給湯元栓が解凍されて回るようになったら、タオルをとって周囲の水滴を拭きます。この際に水分の拭き残しがあると、再凍結する恐れがあります。
ちなみに熱いお湯を使って急速解凍させようとすると温度差の影響で故障してしまいますので、絶対にやめましょう。

無事にお湯が使用できるようになったあとは、給湯器や配管の周囲で水漏れが発生していないかを確認してください。

3.給湯器が凍結してお湯が出ない時は業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

給湯器を修理している写真

このように凍結してお湯が出ない給湯器の対処を行うことは可能です。
ただ「給湯器が自然解凍されるのを待てない」「対処法を試してもなかなか解凍されない」という方もいらっしゃるかと思います。

そこで頼りになるのが給湯器トラブルの専門業者です。業者をおすすめする理由は次の通りです。

・作業スピードが早い
業者の良いところは迅速に駆け付けてくれるところ。
最近では24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあるので、時間帯を気にすることなく依頼できます。
自宅近くにある業者なら30分~1時間程度で自宅まで来てくれます。

また、夜間や早朝に対応してくれるところであれば、急なトラブルに直面しても慌てずに済みます。

・給湯器に関する相談ができる
経験と知識が豊富なスタッフであるからこそ、冬場の給湯器のトラブルについて相談に応じてくれます。
凍結させないための予防策や正しい応急処置の仕方など、給湯器に関して何かわからないことがあれば質問してみましょう。

・アフターサービスが付いてくる
万が一不具合が生じた場合の無償修理など、アフターサービスが充実しています。
業者ごとにサービスの内容や保証期間が異なりますので、依頼される前に確認しておきましょう。

4.給湯器修理をおまかせする業者選びのポイント

業者選びのコツ

給湯器の修理を行う事業者の写真

給湯器が凍結してお湯が出ない時に頼りになる業者ですが、数が多くてどこに依頼すればいいかわからない方もいらっしゃるかと思います。

ご自身に合った業者を選ぶ上で重要なポイントは次の通りです。

・業者の実績やお客様の声を確認しておく
一般的に優良業者と呼ばれているところは依頼された方から高い評価を受けていることがほとんど。
ホームページにある過去の施工事例や、口コミサイトにある依頼者の感想を確認しておきましょう。

・自宅が出張エリアに対応しているか確認する
良さそうな業者であったとしても、出張可能な地域に自宅が含まれていなければ意味がありません。
自宅が対応していたとしても、業者のある営業所から自宅までの距離が遠い場合は出張費用が高くなります。

・やたら安さを強調するところを選ばない
業者によってはやたらと料金の安さを強調したがるところもあります。しかし、そうした業者はスタッフの質が低かったり、必要な作業が省かれていたりすることも。
なので、そうした業者は避けるのが無難です。

・こちらの要望に合わせてくれるか確認する
自宅によっては周辺環境の都合により、作業に制約がつくこともあります。特にマンションなどの集合住宅ですと管理規約に従って給湯器をメンテナンスしてもらう必要があります。

5.給湯器が凍結した際の修理費用

具体的な費用相場

給湯器修理の費用相場のイメージ写真

凍結した給湯器を修理してもらう際に気になるのが費用ですよね。給湯器やその周りの修理がかかる費用の相場は以下の通りです。

・水道管の凍結修理:8,000~10,000円
・排水管の凍結修理:15,000~60,000円
・室内配管破裂修理:40,000~60,000円
・電子基板の破損修理:50,000~100,000円
・給湯器本体の修理:7,000~9,000円

これらの修理費用はあくまでも目安であり、お使いのメーカーや機種などによってかかってくる金額が変動することがあります。

また、スタッフによる給湯器の点検費用や給湯器の故障具合、早朝や深夜といった時間帯での割増料金などの条件により費用が加算されることがあります。

給湯器が凍結してお湯が出ない時はある程度メンテナンス費用がかかりますが、少しでも安くする方法があります。

一つは見積もりを比較すること。
業者が提示する見積もりは非常に重要で、同じ修理内容でも業者によって数千円も費用が違うことも。
また、見積もりをきちんと確認しておくことで、不要なオプションサービスを申し込まずに済みます。
最低でも3社以上から見積もりを取っておくと比較がしやすいですよ。

もう一つは業者ごとに実施している割引キャンペーンを調べること。
オンライン申し込み限定価格や期間限定割引など、さまざまなキャンペーンがありますので確認してみましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

株式会社クラシアン

給湯器修理・交換の新着記事

おすすめ記事