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IHクッキングヒーターの電源は入るけど加熱できない?!原因や対処法について解説

公開日:2024.4.9 更新日:2024.11.6
IHクッキングヒーターの電源は入るけど加熱できない?!原因や対処法について解説

IHクッキングヒーターの電源は入るものの加熱ができないといったトラブルにお悩みではないですか?
加熱されないと、料理をしたり、お湯を沸かしたりといった日常生活を送るのに困ってしまいます。

この記事では、IHクッキングヒーターの電源は入るけど加熱できなくなってしまう原因や対応方法について解説していきます。

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1.IHクッキングヒーターの電源は入るのに加熱できないときに考えられる原因

まずはこれらにあてはまらないかチェックしよう

スマホを確認しながらIHクッキングヒーターを操作する女性の写真

IHクッキングヒーターの電源が入るのに加熱されないとき、故障かな?と心配になりますが、原因が故障でないこともよくあります。
調理器具の種類や使用方法によっては、電源がオンの状態であっても加熱されないことがあります。

故障以外の加熱できない原因とその対処法をご紹介するので、まずはこれらにあてはまらないかを確認しましょう。

1.加熱ボタンを押していない
ほとんどのメーカーのIHクッキングヒーターは電源ボタン以外に「加熱」や「揚げ物」といったボタンがあり、そのボタンを押さないと加熱されません。
電源ボタンだけ押して加熱ボタンを押していなかったといったケースも実はよくあります。今一度、きちんと加熱ボタンが押されているかを確認してみましょう。

2.IHに対応していない調理器具を使っている
使っている調理器具がIHクッキングヒーターに非対応の場合は加熱されません。
一般的に非対応の調理器具を使用すると、正常に作動せずエラー表示になります。しかし、IHクッキングヒーターや調理器具によっては、エラーが表示されずに加熱されない状態になることもあります。
したがって加熱できない時には、調理器具がIH対応になっているか確認することが大切です。

IHに対応しているかどうかは、磁石を使用することで簡単にチェックできます。該当のフライパンや鍋の底に磁石をくっつけてみて、くっつくようであればそれはIH対応です。

3.調理器具の底が平らではない
調理器具の底が平らでない場合、IHクッキングヒーターの上部プレートとの接触が不十分になり、十分な加熱が行われないことがあります。
使用中の調理器具の底面にくぼみや膨らみ、または汚れがないかを確認しましょう。

別のIH対応の調理器具を使った際に問題なく機能するならば、変形した調理器具が原因である可能性が高いです。

4.IHクッキングヒーターの上に物が置いてある
IHクッキングヒーターの周辺に調理器具以外の物が置かれていると、調理器具が正しく認識されずに、加熱できないことがあります。
もしトッププレート上に調味料などの小物をのせている場合は片づけましょう。その後、再度加熱できるか試してみてください。

5.調理器具を置く位置がずれている
調理器具の位置が中央からずれていても加熱はできません。IH対応の調理器具をヒーターの中心に配置し、再び「加熱」ボタンを押して操作をやり直してください。

6.チャイルドロックがかかっている
IHクッキングヒーターによっては、子供が誤って操作するのを防ぐためにチャイルドロック機能が搭載されているものがあります。
通常、チャイルドロックが設定されていると電源は入りませんが、一部のIH調理器では、個々のヒーターに対してロックをかけることが可能です。
このような場合、電源はオンになっているものの、使用しようとしたヒーターがロックされており加熱が行えないことがあります。

ロックを解除する方法は、製造元や機種によって異なりますので、取扱説明書やメーカーのウェブサイトで確認しましょう。

もし、上記に当てはまらない、上記を改善したのに加熱できないといった場合は、IHが故障している可能性が高いので、専門事業者に点検してもらうことをおすすめします。

2.IHクッキングヒーターの電源は入るのに加熱できないときに考えるべき耐用年数

寿命が過ぎていれば加熱機能が低下する恐れも

焦げ付き汚れのついたIHクッキングヒーターの写真

各メーカーは、IHクッキングヒーターの耐用年数を10年程度の使用を想定して設計しています。
実際にどれだけ長持ちするかは、使用方法や頻度、メンテナンスの状況によって左右されます。粗雑な取り扱いや適切なお手入れを怠ると、10年に満たないうちに不具合が生じることもあります。

とはいえ、どのIHクッキングヒーターもいずれは使用できなくなるため、動作しなくなった際の対処法について前もって検討しておくことが重要です。

3.IHクッキングヒーターが故障したときの対応方法①メーカーや専門業者に修理を依頼する

保証期間内なら無料で修理が可能な場合も

専門事業者の男性が修理のためにIHクッキングヒーターを取り外している写真

IHクッキングヒーターの故障は自分で修理することが難しい場合が多いので、メーカーのサポートセンターに相談するか、専門の修理業事者に依頼することをおすすめします。

軽微な故障であれば、修理費用が高くなるケースは低いと言えます。
もし、保証期間内であれば、無料で修理を行ってくれることが一般的なので、不具合が出た時には積極的に利用することがポイントです。

保証期間を過ぎていて年数劣化による不具合の修理依頼は、注意が必要です。長年使っていると、故障箇所も多くなり、修理費用が高くなる傾向があります。
さらに、修理部品保存期間を過ぎていると、交換する部品がないため、修理そのものができない可能性も高いでしょう。

したがって、修理業者に見積もりを出してもらい、修理が可能であるか、修理費用が新品購入よりも高くならないかを確認した上で決定することをおすすめします。
修理しても年数劣化によって、違う箇所が壊れてしまう可能性が高い場合は、新しいものに交換した方が結果的にいいケースがあります。

4.IHクッキングヒーターが故障したときの対応方法②新しいIHクッキングヒーターと交換する

修理より交換がおすすめの場合もある

ピカピカの新しいIHクッキングヒーターの写真

IHクッキングヒーターを修理するより買い替えするのが良いケースもあります。その点について、次から詳しくお伝えしていきます。

■買い替えがよいケース
買い替えを検討するのであれば、以下のような症状になっている時を目安にするとよいでしょう。

①頻繁に故障している
②汚れが落ちにくくなっている
③購入して8年以上経過している
④修理費用が高額になっている

一般的に修理費用が4万円以上になる時には、買い替えが良いと言われています。
理由として、IHクッキングヒーターで最も安いタイプを選べば、工事費を含め6万円程度で交換できる見通しが立つからです。
そして、修理に高い費用をかけるより、新品を購入することで故障のリスクを抑え、性能が向上した製品を使うことができます。このことは、メリットだと言えるでしょう。

また、修理費用がそれほどかからない状態であっても、年数劣化に伴い、何度も不具合が起こりやすい状態であれば、修理を複数回行うことになります。
そのため、購入費用よりも修理費用が多くかかってしまう可能性が高いでしょう。

したがって、年数経過による故障が出てきたら、交換の時期であることも視野に入れて、買い替えを検討することをおすすめします。

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5.IHクッキングヒーターの修理・交換は信頼できる業者に頼もう

複数の事業者から見積もりをもらっておくことが大切

IHクッキングヒーターの点検を行う専門事業者の男性と修理を依頼した赤ちゃんを抱く女性の写真

Hクッキングヒーターを修理したり買い替えを検討したりする時には、見積もりを専門事業者に依頼することになります。
その際、どのように行えばよいか分からない方もいらっしゃるでしょう。

それでは、依頼方法や注意点について詳しくお伝えしていきます。

■修理を依頼する前に
・保証期間を確認しておく
製品が保証期間内であれば、無償修理や交換が可能な場合があります。購入時に受け取った保証書や領収書を確認してください。

・メーカーのサポートセンターに相談する
故障や不具合が発生した際は、まずメーカーのサポートセンターに連絡することが重要です。製品のモデル番号や購入日、症状を明確に伝えるとスムーズです。修理の可否や概算費用を確認しましょう。

■修理事業者を選ぶ際のポイント
・複数の業者に見積もり依頼をする
修理や買い替えを行う際には、まず複数の専門事業者に見積もりを依頼することが大切です。各業者によって工賃などが異なる場合があります。
したがって、費用を確認した上で、納得できる事業者を選ぶとよいでしょう。

また、他社の見積もりが価格交渉に利用できることもあるので、面倒だと思わず複数問い合わせをすることをおすすめします。
もし、修理費用が高額になる場合は、新しいモデルへの買い替えも検討すると良いでしょう。

・修理期間を確認しておく
修理にかかる期間を確認し、長期間使用できない場合は代替品の使用など、事前に準備をしておくことが重要です。

■IHクッキングヒーターの交換を検討する際のポイント
・新旧モデルの機能を比較する
最新モデルの機能やエネルギー効率を確認し、古いモデルと比較してどの程度のメリットがあるかチェックしましょう。
また、長期的な視点でどちらが経済的に合理的かも検討します。

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