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屋根裏のアライグマを退治するには?駆除方法や予防策について解説します

公開日:2021.11.1 更新日:2024.4.16
屋根裏のアライグマを退治するには?駆除方法や予防策について解説します

可愛らしい風貌をしているアライグマですが、近年では人間の生活圏にまでその勢力を拡大し続けています。
特に建物の屋根裏はアライグマの住処になりやすく、対策が必要となります。

今回はそんな屋根裏にいるアライグマを退治する方法についてご紹介します。

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1.屋根裏にアライグマが住み着きやすい理由

屋根裏を好むわけ

住宅の屋根裏の写真

アライグマをはじめとした害獣の多くは屋根裏に潜んでいることが多いです。
それではなぜ屋根裏を好むのでしょうか。

理由としては彼らの行動特性から屋根裏が格好の住処になっていることが挙げられます。

・外敵から身を守るため
アライグマにとって人間は天敵。なので、その人間の生活圏に住み着いてしまうことは意外に思われるかもしれませんが、根裏は普段私たちがあまり立ち入らない場所なので、野生のアライグマにとっては格好の寝床となっているのです。

特にメスのアライグマは子育てをしなければならず、なるべく外敵に見つかりにくい場所を住処として選択します。

・寒さをしのげる
住宅は人間の生活を快適なものにするために断熱材で構成されています。その断熱材がアライグマにとって暮らしやすい環境にしている要因にもなっています。

冬の寒い時期になると屋根裏にいるアライグマたちは、断熱材を寝床代わりとして活用しています。
また、アライグマは手先がとても器用な生き物であるため、断熱材を引きちぎって自分たちにとって生活しやすいようにアレンジすることが多いです。

・エサが豊富にある
屋根裏の下には台所など人間の食料が貯蔵されているスポットがあります。
こうした食べ物が身近にあり、尚且つ生活しやすいからこそ屋根裏に住み着くのです。

2.屋根裏のアライグマをそのままにしておくとどうなる?

アライグマによる被害

うずくまるアライグマの写真

もしアライグマが屋根裏に住み着くことになれば健康面や経済面での被害を受けることになります。

・騒音被害
夜中寝ていたら、何やら天井から物音が聞こえてきて眠れないという経験はありませんか。もしかしたら、それはアライグマのしわざである可能性があります。

天井は物音が響きやすく、特に人が寝静まっている夜中はその音が聞こえやすくなっています。
夜行性の生き物でもあるので、夜になると活動が活性になっていきます。

もし天井から不審な物音が聞こえてくるようなことがあれば一度調べてみましょう。

・経済的被害
アライグマに屋根裏へ住み着かれると、糞や尿により家の柱が痛んだり、床が腐食して抜け落ちたりするなどの被害が受けることにつながります。

また、住宅を構成している断熱材に穴をあけられて、巣を形成される場合も。
こうなってくると、住宅を補修するための費用がかかってきます。

・健康被害
野生の生き物ですので、アライグマは多くの病原菌や害虫を保持しています。
アライグマを媒介として病原菌やダニのような害中が家に入り込むようになれば、アレルギー症状やぜんそくといった健康被害を受けることにつながります。
健康問題にかかれば生活に支障をきたすことになります。

3.屋根裏のアライグマを退治する方法

退治の仕方

岩の上にいるアライグマの写真

厄介なアライグマですが、個人で追い出すことは不可能ではありません。
適切なやり方を活用することで屋根裏から追い出すことができます。
そんな屋根裏にいるアライグマを退治する方法としては次の通りです。

・嫌いなにおいを撒く
忌避剤木酢液などアライグマには苦手とするにおいがあります。
また、オオカミなど天敵である生き物のにおいにも非常に敏感であり、危険を察知して近づけなくなります。
基本的にはアライグマがいる屋根裏に置くだけですので、維持がとても簡単です。

ただし置いておくと人間である我々にとってもにおいによる不快感に悩まされるというデメリットもあります。

・超音波で追い払う
最近では野生動物専用の超音波装置が市販されているため、超音波装置も気軽に利用できます。
人間にとっては何ともない音ですが、アライグマにとってはとても不快に感じます。

・光で追い払う
アライグマをはじめとした夜行性動物は強い光を苦手とします。
特に青色LEDライトは威嚇する手段として多く用いられています。

・捕獲器を設置する
捕獲器を設置するためにはあらかじめ自治体から許可をもらう、資格を保有しているなどの条件が求められています。
捕獲機の中には肉や果物など、アライグマが好むものを入れておきます。
捕獲したら、なるべく山奥など人里から遠く離れた場所へ逃がしておくことが肝心です。

4.屋根裏にアライグマを侵入させないために

効果的な予防策

フェンス越しに見ているアライグマの写真

アライグマを屋根裏に来させないために予防法は必ずやっておきましょう。
事前にしっかり予防策を施しておけば、後になって面倒な駆除作業をせずに済みます。
かならずやっておくべき予防策は次の通り。

・エサにしそうなものは取り除く
まず自宅周辺にあるエサになりそうなものを取り除いておきましょう
食べ物になる生ゴミはもちろん、ジュースやアルコール類、缶詰めなどもそのままにしておくことは非常に危険です。
においがするものはアライグマを寄せつける可能性があるため、しっかり封をしておく、缶をよく水洗いするなどしておくことが必要です。

屋内外飼育している魚や鳥などもアライグマに狙われる可能性があります。
なるべくアライグマの手が届かない場所に籠や水槽を配置したり、鳥小屋の金網を補強したりするなどの対応をやっておきましょう。

・侵入経路をふさいでおく
再度アライグマに侵入されないためにも、通り道になりそうな場所をしっかりふさぐことが大切。
特に屋根の隙間や換気扇、通風口などは侵入経路となりやすいので、金網でふさいでおくようにしましょう。

ちなみに高い場所からアライグマに侵入されることがあれば、工務店などのリフォーム業者に頼んで工事してもらう必要があります。

5.屋根裏のアライグマ退治なら業者にお任せ

業者がおすすめな理由

餌を探すアライグマの写真

屋根裏に潜んでいるアライグマには感染症のリスクがあることから、個人で退治するのはとても難しいです。
そこで頼りになるのがアライグマ退治の専門業者。業者をおすすめする理由は次の通りです。

・専門資格を保有している
アライグマなどの害獣の駆除には「狩猟免許」が必要となります。
有効期間は3年間となっていて、駆除をする際には年度ごとに実施する都道府県へ申請を行う必要があります。

害獣駆除をしている業者には専門資格のあるスタッフが在籍しています。
もし資格の有無が確認できない場合は、業者に直接連絡してみましょう。

・電話一本で駆けつけてくれる
業者のいいところは電話一本で済んでしまうところ。
最近では24時間電話対応を行っているところもあるので、問題が発覚してすぐに依頼できます。
依頼する側がすべきことは見積もりの確認と代金の支払いのみとお手軽です。

・アフターサービスが充実している
アライグマに再度屋根裏に入られないために再発防止はしっかりやっておく必要があります。
専門業者では作業後の定期点検や再発した際の無償駆除をはじめ、無料のアフターサービスを実施しています。
具体的なサービス内容や保証期間は業者ごとに異なりますので、依頼される前に調べておきましょう。

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