家に蜂の巣ができたら縁起がいい？言い伝えの内容や蜂の巣ができたときの対策を解説

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1.家に蜂の巣ができると縁起がいいという言い伝え

ハチミツを集める蜂には良いイメージがあるのも一因

自宅に蜂の巣ができてしまうと、刺される危険性があるため、あまり良いことではないと考えるでしょう。
しかし、風水によれば家に蜂の巣ができることは「良い運気を呼び寄せるもの」とも言われています。

次からは、家に蜂の巣ができると縁起がいいという言い伝えに関して詳しく紹介していきます。

・商売繁盛
蜂の巣の大きさにもよりますが、多くの蜂が一日中出入りすることになります。多くの働き蜂が蜜を集めるために外に出て巣に帰る光景は、仕事をしている人たちと同じ状態に見えるときもあるでしょう。
そのため働き蜂が頻繁に出入りする蜂の巣は、多くの仕事が寄せられるという効果を持つと言われています。
特に商売を行っている方々には、たくさんのお客様の出入りする姿を重ねて「商売繁盛」の期待を込める方がいることから大切にしている傾向があります。

・金運上昇
ミツバチの巣には、蜂たちが集めたハチミツが蓄えられています。一匹のミツバチが一日で集めるハチミツの量は約0.5gと非常に少ないため、ハチミツは昔から今に至るまで価値のあるものとして扱われています。
この貴重さと、光に当たると金色に輝くその様子から、ハチミツは【金運を高める】とされる効果があると言われています。

・家族円満、子孫繁栄
ひとつの巣の中に一匹だけいる女王蜂は、たくさんの蜂の子を産みます。そして、働き蜂は大切な母である女王蜂を守るために天敵を追い払ったり、エサを運んだりします。
そういった姿が家に「家族円満・子孫繁栄」を呼び起こすと考えられています。

2.縁起がいいという言い伝えがあっても蜂の巣をそのままにしておくのは危険

蜂の巣を放置しておくと自分の身の危険だけでなく、ご近所トラブルに発展することも

いくら縁起が良い言い伝えがたくさんあるといっても、蜂の巣を見つけた時にそのままにしておくことは危険が伴います。
したがって家にできた蜂の巣は放置しておかないことが賢明です。蜂の巣を発見した時には以下の点に注意しましょう。

・大きな動きや大きな声を出さない
蜂の巣を見つけた場合、びっくりして大きな動きをしたり、大声を出したりしてしまいがちです。しかし、蜂は次のようなものを攻撃・威嚇する傾向が強いと言えます。

■大きな声や音
■柔軟剤や香水などの強いニオイ
■回転するもの
■俊敏に横に動くもの
■黒い色

蜂の視覚は、一定以上の回転速度に反応する傾向があります。身体を左右に振ったり、手を振り回したりすることは、蜂を刺激して刺される可能性が高くなるので、行わないようにしましょう。
蜂の巣を見つけたら、ゆっくり後退するようにして距離を取ることが大切です。

・蜂の巣の種類を確認しておく
次に行うことは、蜂の巣の種類を確認することです。ある程度の距離を保てたらカメラやスマートフォンのズーム機能を使って確認します。
巣が丸い形であるスズメバチの巣だと最も危険ですので近寄らず、ご自身の身の安全を最優先してください。

スズメバチに刺された場合、全身にアレルギー症状が出て、命の危険に関わるケースがあります。スズメバチの巣ではないと確認できなければ、専門業者に相談することをおすすめします。

3.家にできた蜂の巣を自分で駆除する方法

場合によっては自力での駆除が可能

蜂の巣を自分で駆除するためには事前準備が必要です。小さな蜂の巣であれば、自力で駆除することも可能です。
実際、自分で駆除できる巣の特徴を知っておきましょう。

・駆除できる巣の特徴
■直径10cm以下の小さな巣
■シャワーヘッド状のアシナガバチの巣
■手の届く範囲にできた巣（玄関やベランダ・1階の軒下など）

先程もお伝えした通り、スズメバチの巣は小さくてもご自身で行わず、専門業者に依頼しましょう。

・蜂の巣を駆除するための準備物
次に蜂の巣をご自身で駆除するための準備物です。

■蜂専用の殺虫スプレー（蜂の巣の大きさによって1本から2本用意）
■タオル（首元に巻いておく）
■厚手の長ズボン・長袖
■虫除けネット付きの帽子
■軍手または革の手袋
■雨靴
■長い棒（巣を落とすために使用）
■ゴミ袋

・自力で蜂の巣駆除をする手順
①殺虫スプレーを巣穴に吹きつける
殺虫スプレーを巣穴に向けて20秒から30秒噴射します。その際、巣の中から蜂が出てきても構わず、1缶使い切る勢いで行います。

②翌日に蜂の巣を落とす
殺虫スプレーを噴射したら次の日まで待ちます。翌日、残ったスプレーを巣に吹きかけて、蜂が巣穴から出てこなければ長い棒を使って蜂の巣を地面に落とします。

③蜂の巣を燃えるゴミとして出す
蜂の巣をゴミ袋に入れて可燃ごみとして出します。

そして蜂の巣があった箇所に再度巣を作らせないために周囲に殺虫スプレーを吹きかけて作業は終了です。

4.家にできた蜂の巣を自分で駆除するときの注意点

蜂の動きが鈍くなる夜に駆除するのがおすすめ

ご自身で蜂を駆除する時は注意点があります。その点について詳しく解説していきます。

・蜂の巣を駆除するときは辺りが暗くなってから行う
蜂は暗くなると活動が鈍る習性があるため、蜂の巣を駆除する際は、夕方から日没後3時間程度の時間帯に行うことをおすすめします。
この時間帯になると巣の外に出ていた働き蜂が帰ってくるので、駆除を一気にすることが可能になります。

日中に駆除を行おうとすると、駆除の最中に働き蜂が戻ってきてしまい、刺されてしまう可能性が高くなります。
したがって、日中に巣の位置を把握しておき、暗くなっても駆除しやすいように対策をしておくとよいでしょう。

・香りには十分気をつける
蜂は香りにとても敏感な昆虫です。そのため、香りの刺激を受けると攻撃する場合があります。
したがって、香水や整髪料などはつけずに作業を行うようにしましょう。

それ以外にも人間の汗のニオイについても反応するので、駆除前にシャワーなどで汗を流しておくと安心です。
ただし、シャンプーやボディーソープなどを使うと身体から香りが立ちますので、使用しないことが無難です。

蜂にあまり刺激を与えない対策をすることで、刺されるリスクを抑えられるでしょう。

5.家にできた蜂の巣は業者に駆除してもらうのが安心

業者選びでは料金・サービス内容・評価を参考にする

家にできた蜂の巣をご自身で駆除することも可能ですが、スズメバチのように危険性が高い蜂の巣であれば、専門業者に依頼することが賢明です。
実際に依頼するメリットは以下の通りです。

■蜂の巣の駆除に慣れているので難しい箇所でも素早く対応できる
■専門業者が全て行うため依頼者は安全圏内で待っているだけで良い
■巣を再び作られないように対策を行ってくれる
■専門知識があり、確実に蜂の巣を駆除してもらえる

蜂の巣駆除の専門業者は、巣ごと撤去して蜂を近づかせない対策を施してくれるのが一般的です。安心安全を考えると、専門業者に依頼することにはメリットが多いと言えます。

また、蜂の巣の駆除にかかる費用は、相場として4万円程度が一般的です。
駆除の費用が高くなる要因として「巣が大きい」「巣が複数個ある」「高い場所や狭い場所に蜂の巣があり作業しにくい場所」が挙げられます。
電話で相談した後、業者の現地調査が必須なので、無料で現地調査をしてもらえる専門業者を選ぶのもよいでしょう。

そして複数の業者から見積もりを取って比較することも重要です。そうすることで費用の相場が理解できるでしょう。

もし、蜂の巣でお困りであれば、専門業者に相談して、1日でも早く安心安全な日々を過ごせるようにしましょう。

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