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エアコンの室外機が故障した!修理方法や費用相場について詳しく解説

公開日:2019.7.22 更新日:2024.4.4
エアコンの室外機が故障した!修理方法や費用相場について詳しく解説

「エアコンの室外機が動かなくなった…」
など、エアコンの室外機が故障したかも知れないときは焦ってしまいますよね。
この記事では、エアコンの室外機が故障した場合の修理方法や修理にかかる費用相場などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1. エアコンでの室外機故障で考えられる原因

エアコンでの室外機はまず故障かどうか確認しましょう

エアコンの室外機の写真

エアコンの室外機が動かなくなった場合、まずは本当に故障かどうか確認することから始める必要があります。なぜなら、エアコンの室外機は故障以外の場合でも動きを止める可能性があるからです。

室外機は、周りが暑い場合や、周りに物が多い場合にも動きを止めるケースがあります。故障かどうかを判断するには、まず周りのものをどかして風通しを良くし、周辺が暑くなっている場合には、水などをかける、または日よけカバーをかけることで、温度を下げてみましょう。

これらの作業の後に、エアコンを再起動してみて、室外機が問題なく動くようであれば、故障ではないため、特に何かする必要はありません。また室外機の設定温度が室内の温度になっている場合にもエアコンは動かないため、注意が必要です。

もしこれでも問題が解決しない場合には室外機の故障が考えられます。室外機の故障で考えられるのは、制御盤、ファン、コンプレッサーなどの故障です。これらが故障している場合には、これらの部品を交換しない限り問題は解決しません。個人では対処が難しいため、エアコン業者に修理を依頼しましょう。

2. エアコンの室外機が故障した時の修理方法

室外機の故障は、制御盤、ファン、コンプレッサーなどの部品の交換が必要

エアコンの室外機を修理している事業者の写真

エアコンの室外機が故障した場合には、エアコンの室外機の部品を交換して対応することになります。室外機で故障しやすい部品は、制御盤、ファン、コンプレッサなどの部品があります。

これらの部品を交換するのはエアコン業者でなければ非常に難しいため、エアコン業者にお願いして対応してもらいましょう。エアコンの室外機の寿命は10年~15年と言われており、そのくらいの年数が経っている場合には、特に使用方法に問題がない場合でも、故障しやすい状態になっています。

とはいえ、使い方だけではなく、周辺の環境によって動かなくなるケースも。寒冷地などでのエアコンは、ファンが凍りついてしまい、動かなくなることがあります。

以上のような点から室外機が動かなくなる原因は、一概に言えません。ただし、エアコンの室外機が動かなくなったからといって、故障ではないケースもあります。そのため、エアコンの室外機が本当に故障なのかどうか確認し、故障だと断定できる状態ではないのであれば、慌てて対応する必要はありません。

3. エアコンの室外機が故障した時の修理費用はいくら?

エアコンの室外機の修理費用は2万から15万、ただしそれ以上かかることも

エアコンの室外機を設置している事業者の写真

エアコンの室外機が故障した場合の修理費用は、故障した部位にもよるため、一概にはいえませんが、ざっと2万円から15万円程度かかることが多いです。

10年以上経過しているエアコンの場合、経年劣化が進み、複数の部品が壊れていることも珍しい話ではありません。そのため、場合によってはそれ以上の修理費用がかかることも。

そのような場合には、無理に修理に出すよりも交換してしまった方がコストパフォーマンスが高いなんてケースは珍しくありません。もし10年以下で故障が発生してしまった場合には、故障のケースも考えられますが、そうではないケースも十分に考えられます。その場合には簡単な掃除で解決する場合も。そのため、原因がなんなのか、しっかりと見極めておくと、適切な対応が行いやすくなりますよ。

また周辺の環境によっては故障しやすい状態になってしまうこともあります。そのため、定期的にメンテナンスや掃除を行っておくことで、室外機のダメージを抑えられ、壊れにくくなりますよ。エアコンを少しでも長く使いたいのであれば、日々のメンテナンスがとても重要です。

4. エアコンの室外機故障を防止する方法

室外機故障を防止するには掃除と周りに物を置かないことが大切

エアコンの室外機の裏を洗浄している写真

エアコントラブルで室外機故障を防止する方法は、以下の2つを実践するのがおすすめです。
・室外機の周りに物をできるだけ置かないこと
・室外機本体を定期的に掃除すること

上記の2つを実践していくことで、エアコンの室外機は飛躍的に壊れにくくなります。

もともと室外機は屋外の厳しい環境に置くことを想定されて設計されているため、少々のことでは問題ありませんが、月に1度程度で良いので、簡単に埃を取り除いておくと、エアコンの室外機のダメージを抑えられます。また室外機の周りの環境を整えることは節約にも貢献します。と言うのは、室外機の環境が整っていると、ファンが効率的に回転するようになり、電気代を抑えることにつながるからです。

一方で、掃除していない場合には、室外機のファンなどに埃が溜まりやすくなり、動きが悪くなります。その結果、ファンなどの部品に負担をかけてしまうため、壊れやすくなってしまいます。

掃除といってもそれほど大掛かりに行う必要はなく、細かい部分のホコリを歯ブラシなどで落とし、ファン周りの誇りを掃除機で吸引するだけでも大きな効果を発揮します。より完璧に掃除したい場合には、クリーニング業者に依頼し掃除してもらうのが良いですが、上記のような簡単な対応だけでも十分に効果を発揮しますよ。

5. エアコンの室外機修理に関する情報まとめ

エアコンの室外機の故障は、こまめな掃除で予防しよう

エアコンの室外機の写真

この記事ではエアコンの室外機が故障する原因と対処方法、修理費用と室外機の故障を予防する方法について詳しく解説しました。

エアコンの室外機の故障は、10年程度で劣化しトラブルを起こしやすくなりますが、適切な環境を整え、掃除を定期的に行っていれば、故障することなく、長い間使用することも十分に可能です。

この記事でエアコンの室外機が動かなくなった原因は、大まかに掴めたのではないでしょうか。まずは、室外機周りの環境を確認し、周りに物が多くないか確認することからはじめてみましょう。

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