バッテリーが切れている?車の鍵が開かない原因と対処法について
公開日:2022.8.5 更新日:2024.4.17
すぐにでも運転しないといけないという時に車の鍵が開かないことがあります。
そんなトラブルの主な原因としてはバッテリー切れの他、さまざまな要因があります。
今回この記事では、バッテリー切れをはじめ車の鍵が開かない原因と、その対処法についてご紹介します。
急なトラブルを避けるために参考にしてください。
すぐにでも運転しないといけないという時に車の鍵が開かないことがあります。
そんなトラブルの主な原因としてはバッテリー切れの他、さまざまな要因があります。
今回この記事では、バッテリー切れをはじめ車の鍵が開かない原因と、その対処法についてご紹介します。
急なトラブルを避けるために参考にしてください。
車の鍵が開かないトラブルはさまざまな原因で発生します。
車のバッテリーが上がっている場合も鍵が開かなくなる原因の一つです。
車はバッテリー上がりを起こしていると、ドアを開けることができません。
その他に考えられる車の鍵が開かない原因に当てはまらに場合は、車の電気が尽きている恐れがあります。
まずは以下の車の鍵が開かないトラブルの原因に該当するかどうかを確認してみましょう。
①半ドア
シリンダーキーを使用されている場合、半ドアのままロックされることがあります。
半ドアになっている時は、ドアがきちんと閉まりきるまで押し込んでから開けることで、ドアを開くことができます。
②スマートキーの電池切れ
スマートキーの蓄電池は知らない間に電池切れを起こしていることがあります。
ほとんどのスマートキーには電池の使用状況がわかるランプが付いていますので、確認しておきましょう。
③鍵穴の詰まり
車の鍵は詰まりを引き起こすことがあります。
気が付かない間に外からのホコリや砂などが付着しているかもしれません。
こうした状態で無理にこじ開けようとすると、鍵やドアを故障させてしまうおそれがあります。
その他、気温が低い時期であれば鍵穴が凍結することもあります。
④経年劣化
車の鍵も使用しているうちに経年劣化を引き起こします。
鍵および鍵穴は使用しているうちに摩擦を引き起こし、その結果劣化していきます。
もし長い間同じ鍵を使用されているのであれば、状態を確認しておきましょう。
車の鍵が開かないと思ったら、次の対処方法によって開けることができます。
原因別の対処方法は次の通り。
■バッテリー上がりを起こしている場合
もしバッテリー上がりの場合は、ブースターケーブルをつなげておきます。
バッテリー上がりした車と他の車をつなぐことで、その車から電気が送られ、きちんと動くようになります。
それ以外にもジャンプスターターを使う方法もあります。
自動車専用のモバイルバッテリーであり、エンジンを正常に稼働させるのに役立ちます。
ジャンプスターターを使用したら30分程度は走行してみて、バッテリーの充電をしておきましょう。
なお車のバッテリー切れは次のような前兆が見られると発生する可能性があります。
・パワーウィンドウの開閉がしにくくなる
・エンジンがかかりづらくなる
・ヘッドライトが暗くなる
こうした前兆が見られたらバッテリーの確認をしましょう。
■半ドアの場合
半ドア状態のドアを見つけたら、体重を乗せてそのドアがきちんと閉まるように押し込んでみましょう。そうすると、鍵が開くことがあるので試してみてください。
この際に、ドアの柔らかい部分に力を込めてしまうとへこみなどにつながることがあるのでご注意ください。
■スマートキーの電池切れの場合
スマートキーが電池切れをしている場合は電池交換をしましょう。詳しい手順は車ごとに異なるので説明書を確認してください。
もし、車をすぐにでも開けたい場合はメカニカルキーを使用しましょう。メカニカルキーは、スマートキーの一部をスライドさせると出てきます。
■鍵穴に詰まりがある場合
鍵穴が詰まっている時は掃除をやっておきましょう。
掃除に使う道具としては掃除機もしくはエアダスターを用いて、鍵穴に詰まっているホコリや砂などを取り除いていきます。
それが終わったら、鍵穴専用の潤滑剤を鍵穴に差しておきましょう。
また、鍵自体にも汚れが付着していることがあるので、柔らかい布を使って拭き取ります。
■車の鍵の劣化や、車の故障や不具合がある場合
鍵の劣化に気付いたら、なるべく早くディーラーや鍵の専門家に依頼をして、鍵を修理または交換してもらってください。
劣化をした鍵を使用し続けると最悪の場合、鍵が折れてしまいます。出先などで急に鍵が使えなくなる事態に陥ることも想定されますので、早めの対処をしておきましょう。
また、車の鍵が開かない原因が上記のどれにも当てはまらず、自分で原因がわからない場合は、車や鍵に不具合があったり、故障をしていたりする恐れがあります。
その場合は、車のプロであるディーラーや修理業者に相談しましょう。
バッテリー切れが原因で車の鍵が開かないトラブルは、適切な予防法で防ぐことができます。
主な予防法は次の通り。
・バッテリーを点検する
車に使用されているバッテリーの寿命は2~3年程度です。
ただしこれはあくまでも目安であり、毎日運転される方など使用頻度が多い場合は早くバッテリー上がりを起こすことがあります。
バッテリーに関しては点検方法が2つあり、電圧とバッテリー液の量を調べることで寿命がわかります。
電圧については12.5~13Vなら正常であり、バッテリー液はバッテリー側面にある2本のラインの間が適量となっています。
バッテリーが切れそうな時はすぐに交換しましょう。
・定期的に運転する
バッテリー切れは車をあまり動かしていない場合に発生することが多いです。
車のバッテリーの充電はエンジンを始動させて発電装置を作動されることで行われます。
そのため、週に1度はドライブをすることを心掛けておきましょう。
・エアコンの使用に注意する
エアコンの使いすぎはバッテリー切れを引き起こす要因となります。
特に停車中のエアコンの使用は発電装置の稼働が低下しているため、バッテリー切れしやすくなります。
停車している間はエアコンの使用を控えるか、風の強さを弱めるようにしましょう。
車の鍵が開かない時、自分で対処できない場合は鍵屋さんに依頼することをおすすめします。
専門業者をおすすめする理由は次の通り。
・プロの作業員が在籍している
専門業者にはさまざまな種類の車の鍵に関する知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルが在籍しています。
そのため、車の鍵トラブルでも安全かつ確実に対処してくれます。
また、専門知識が豊富なので、車の鍵トラブルに関する相談に対応してくれます。
・電話一本で駆けつけてくれる
業者のいいところは電話一本で済んでしまうところ。
最近では24時間電話対応を行っているところもあります。
特に出先で起こった車の鍵トラブルは、一刻も早く駆けつけてほしいので、迅速に対応してくれるのはとても頼もしいです。
・無料見積もりをしてくれる
最近ではほとんどの専門業者が無料で見積もりを行っています。
作業の見積もりを確認することで作業内容およびその費用の内訳を確認することができ、作業後に不要なオプションを申し込まずに済みます。
見積もりはとても重要で、業者によって数千円以上の金額差があることも。
もし作業前に提示された費用に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。
また、複数社で比較すればお得な業者を見つけられます。
車の鍵の専門業者と言っても、優良とされるところとそうでないところがあります。
優良業者を見極めるためのポイントは次の通り。
・これまでの実績を確認する
業者選びにおいて一番重視しておきたいのが作業実績。業者の公式ホームページにはこれまでの作業実績が掲載されています。
参考として目を通しておきましょう。
・業者の口コミを確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところは、依頼された方から高い評価を受けています。口コミは業者のホームページや口コミサイトに掲載されています。
・スタッフの対応を見ておく
顧客に対して丁寧な対応を心掛けているところほど安全かつ確実に作業してくれます。
現場を訪問したスタッフのやりとりから、きちんとした対応できているか確認しておくことが大切です。
・保険会社と提携しているか確認する
車の鍵開けについては自動車保険が適用できる場合があります。
保険が使えるかどうか業者に確認してみましょう。
・アフターサービスの内容を確認する
業者では作業終了後の定期点検や万が一鍵が不具合を起こした際の無償交換など、さまざまなアフターサービスを受け付けています。
具体的なサービス内容や保証期間は業者によって異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。