家のカードキーを無くした! 紛失時の対処法や紛失防止策を紹介
公開日:2020.3.11 更新日:2024.4.10
セキュリティーの高さから、近年では多くの自宅やオフィスなどでカードキーが採用されています。しかし、そんなカードキーもふとしたことで紛失してしまう場合も。
今回は家のカードキーを無くした場合の対処法をご紹介します。
また、紛失防止対策についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
セキュリティーの高さから、近年では多くの自宅やオフィスなどでカードキーが採用されています。しかし、そんなカードキーもふとしたことで紛失してしまう場合も。
今回は家のカードキーを無くした場合の対処法をご紹介します。
また、紛失防止対策についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まずはその防犯性。特殊な加工がされていますので、本体である鍵がなければ複製するのが困難で、簡単にピッキングがされにくいです。もちろん、ドアの開け閉めもとっても楽。従来のようにカードをスラッシュする方法だけではなく、最近ではICカードをかざすことでドアを開けることが可能です。今までよりもスムーズにドアを開けることができるので、とても便利。錠前のように開閉作業に時間を取られることがありません。
また、鍵を閉め忘れもありません。カードキータイプですと、自動でドアがロックされます。そのため、「自宅を出たのに鍵を閉め忘れてしまった!」といううっかりミスを防止できます。
ただそんな便利なカードキーにもいくつかのデメリットがあります。まずカードの材質にもよりますが、破損しやすいということが挙げられます。使用していく内に折れ曲がったり、カード自体がボロボロになったりすることがあります。そうなると、ドアを開けようとした時に磁気が反応しなくなるなどの不具合が生じやすくなります。
またドアのタイプによっては電池交換を必要とするものも。電池切れはアラーム音などで警告してくれますが、交換するのが面倒ではあります。
①警察に紛失届を出しておく
まずは無くした場所の近くにある交番や警察署などへ行って、カードキーを紛失した旨を報告しておきましょう。場合によってはすでに警察へ落とし物として届けられている場合があります。もしまだ届いていないようでしたら、紛失届に記入しておいて、それを提出する必要があります。
②大家さんもしくは管理会社に連絡しておく
警察へ届け出を出したら、その次は大家さんや管理会社へカードキーを紛失したことを伝えておきます。新しいカードキーを作成することは大切ですが、大家さんや管理会社の許可がないと鍵の交換はしてはいけないことになっています。大家さんや管理会社の許可が下りたら、しかるべき対応を仰いで新しいカードキーに交換するようにしましょう。また会社のオフィスのカードキーであれば、会社の上司の指示に従うことが大切です。
③別に合鍵があれば自宅で待機
無くしたカードキーとは別に家の合鍵を持っているようでしたら、速やかにご自宅で待機しておきましょう。万が一他の合鍵がないようでしたら、大家さんや管理会社に開錠してもらうように依頼しておきます。
①新規発行手数料がかかる
多くの場合、カードキーを新しく発行してもらうには手数料を負担しておく必要があります。
一般的に住宅におけるカードキーの発行手数料は1,000円~2,000円前後が相場。中には無料で発行してもらえる場合もあります。
ホテルなどの宿泊施設で使用されるカードキーの場合は、2,000円~3,000円前後となります。
この他、カードキーだけではなくシリンダー本体を交換しなければならないことも。シリンダー交換ですと、費用相場は10,000円~30,000円となります。
②賃貸の場合、カードキーの費用負担は借り主
マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの場合、カードキーにかかわらず、鍵を紛失した場合は、基本的に借り主側の責任となります。そのため鍵の交換費用なども借り主負担となるパターンが多いです。
ただし、契約内容によっては大家さん側が負担するケースもあるので、賃借契約書を確認してみましょう。
③火災保険が適用できるケースも
マンションやアパートの集合住宅を借りる際、火災保険がおすすめされたことがあるかもしれません。
そんな火災保険の中には鍵交換の補償が付帯されているものも存在します。
保険の規約を読み直して、適用できるかどうか確認してみましょう。
①財布など貴重品と一緒に入れておく
外出する際にほどんどの人は財布を持ち歩くかと思います。ですので、財布の中にカードキーも一緒に入れておくといいでしょう。特にクレジットカードの一番上に忍ばせておくと分かりやすいです。ただし財布自体を無くしてしまう場合も考えられますので、財布を無くさない工夫も考えておかなければなりません。
②パスケースを活用する
カードを入れられるパスケースを利用するのもおすすめ。カバンやリュックサックに紐付けできるタイプもありますので、そうしたタイプのケースを利用するといいでしょう。また目立ちやすい色や音が鳴るものなど、特徴的なパスケースがあります。無くしやすい場合は、こういったパスケースが役に立ちます。
③紛失防止タグを利用する
一般的な合鍵同様、カードキーにも紛失防止タグが役に立ちます。最近ではカードタイプのように穴がないタイプでも、シールのようにくっつけられるタグも販売されています。紛失防止タグは専用アプリやBluetoothと連動しているので、少しでも離れた場所にいるとスマートフォンにそのことを通知してくれます。
最短ですとたった1日で新しいカードキーを発行してもらえます。電子部品から構成されていますので費用はかかりますが、新しく作成してもらうのが一番確実です。
ただ、そんなスマートキーの作成費用も工夫次第で安く抑えることができます。安くするコツとしては複数の業者に見積もりを依頼することです。最近では無料で見積もりを行っている業者が数多くあります。もし時間に余裕があるようでしたら、複数の業者の料金を比較してみましょう。
また料金体系に疑問があれば、業者に相談してみることも大切。相談内容によっては見積もり金額よりも安くなることもあります。できるだけ業者と相談してみるのも時には必要です。
この他、管理会社によっては提携業者があって、カードキー交換を無料で行ってくれることも。あらかじめ提携しているところがあれば、確認してみるといいでしょう。
カードキーであれ、一般的な鍵であれ、紛失した時はまず警察に届けを出すのが先決。そして大家さんや管理会社に紛失してしまった旨を報告します。その後に鍵の専門業者に連絡しておきましょう。