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【フン・騒音など】ムクドリによる被害事例と対策方法をご紹介します

公開日:2023.2.24 更新日:2024.4.10
【フン・騒音など】ムクドリによる被害事例と対策方法をご紹介します

ムクドリは見た目には可愛らしく、かつては益鳥と呼ばれてしまいましたが、数が増えすぎた結果フンなどの被害が問題になっています。

この記事ではムクドリの被害事例や対処法を解説します。この記事を読めばムクドリの被害をどう防ぐか具体的な対策がわかるでしょう。

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1. ムクドリによる被害事例①

事例①:フンや騒音問題

電線にとまっているムクドリの大群の写真

ムクドリの群れによるフンや騒音が問題になっている事例があります。この鳥は、群れを作って行動する性質があり、数が増えてしまうとフンや鳴き声による被害が深刻な状況になるでしょう。

ムクドリは1回の繁殖で4~7匹の子供を作り、年間で2回の繁殖をするため、何の対策もしていなければ、膨大に増えてしまう可能性があります。

この鳥はかつては益鳥と言われており、大切にされてきましたが、都会ではフンや騒音の原因になるため、好ましい存在ではなくなってしまいました。

この鳥の群れは繁殖の結果、何万匹にもなることがあり、それだけの群れを作ってしまうと、騒音やフンの被害がかなり甚大なことになります。フンは見た目に汚い印象を与えてしまうだけではなく、様々な菌を含んでいるため、放置していると健康被害が出てきてしまいます。

このような事態になってくると、個人での対処はできず、市役所に対処を依頼することになります。個人でムクドリや巣に危害を加えると処罰の対象になる可能性もあるため、自分で手を出すのは控えるようにしましょう。個人で対策できるのは家の周りに巣が作られるのを予防するしかありません。

2. ムクドリによる被害事例②

事例②:家に巣を作られた

屋根の隙間にとまるムクドリの写真

この鳥の被害の例としては家に巣が作られてしまった場合があげられます。ムクドリは街中に住む鳥で人の家の隙間などを使い、巣を作られてしまう可能性が少なからずあります。

例えばあげられるのが、軒下や戸袋の隙間などです。この鳥に巣を作られてしまうと起こる被害としては、フンの被害が考えられます。フンが車や洗濯物についてしまう可能性があるでしょう。フンは雑菌がたくさん付着しており、健康面でも悪影響を与えます。

また鳥の巣や鳥の身体にはダニなどが多数付着しており、その影響も気になるところです。掃除をするのに気を使う上、放置しておくと後々のトラブルにもなりかねません。

そのような被害を防ぐためには巣を作らせないように対策することが大切です。害鳥防止のテープを貼るなどの対策が効果を発揮するでしょう。もし巣を作られてしまった場合は巣離れをしてから取り除くようにしましょう。ムクドリは保護対象のため、無闇に駆除すると違法行為として処罰される可能性があります。この鳥は約1ヶ月ほどで巣立ちし、巣からいなくなりますので、それまでは我慢することがおすすめです。

3. ムクドリへの対策方法①

対策方法①:ムクドリの群れは個人での対処は実質不可能なので市に依頼する

電線にとまっているムクドリの大群の写真

この鳥の群れの被害でお困りの場合は、個人での対処はほぼ不可能です。市役所など地方自治体に相談しましょう。

ムクドリは鳥類保護の対象になっており、個人で駆除すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる可能性があります。とはいえムクドリは、近年“害鳥”という認識も高まってきており、具体的な対応は市によってまちまちですが、何らかの対応はしてくれるでしょう。

ただし、群れの駆除は市役所でもかなり手を焼きます。また群れは一時的にいなくなることはあっても、対策をしなければ必ず戻ってくる上、数が増えてしまう恐れも。

ムクドリは知能がそれなりにあり、一時的には効果があっても慣れてしまうと効果が薄くなります。そのため、この鳥の群れの対策は市役所などが大掛かりに対策することが欠かせません。

2015年には姫路市で30万円の妨害装置を導入した事例があります。妨害装置を導入した場所では、この鳥による被害が減ったものの、近くの別の場所に群れが移動してしまいました。その場所に妨害装置を移動すると、元の場所に戻ってしまったようです。

以上のことからムクドリの群れの対処は高度な専門知識や大掛かりな設備を使って大規模に対策する必要があるでしょう。

4. ムクドリへの対策方法②

対策方法②:ムクドリの対策方法は巣を作られる隙間をふさぎ巣を作られないようにすること

害鳥テープの写真

家にこの鳥の巣を作らせないためには、巣を作らせないよう事前に対処することが大切です。一度巣を作られてしまうと巣立ちまで撤去が難しくなります。そのため、ムクドリが巣を作れないような環境を整えることが大切です。

おすすめの方法は、害鳥テープやネットを張ることです。この鳥はキラキラした光が苦手なため、そのようなテープを巻いておくと効果があります。ネットも張っておくと侵入ができなくなるため、巣が作れなくなるでしょう。

戸袋などの隙間で巣を作る可能性もあるため、それらの隙間を塞ぐことも大切です。しかし、この鳥は賢く、きちんと封鎖していなければ突破される可能性もあります。そのような事態にならないよう固定までしっかりと行ってください。

この鳥に巣を作られてしまった場合は、自分で駆除しようとはせず、巣立ちまで待つか害鳥駆除業者に依頼することをおすすめします。ムクドリは保護の対象となっているため、個人で処理しようとすると違法行為として処罰される可能性があるからです。

5. まとめ

ムクドリの対策は巣を作られないよう予防が大切

木にとまっているムクドリの写真

この記事ではムクドリの被害事例や対策方法について解説しました。

この鳥は群れを作り、数が膨大になってしまうと、個人では対策できませんが、家に巣を作らせないなど家の近辺のみであれば個人でも対処が可能です。

この記事を参考に、ムクドリの被害を最小に抑えましょう。

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