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障子が破れた時に知っておきたい情報

公開日:2022.12.12 更新日:2024.4.10
障子が破れた時に知っておきたい情報

障子が破れた事例や原因、対処法をお伝えします。障子が破れてしまうと対処が難しく、障子全体を貼りかえなければいけません。非常に手間も費用もかかるため、破れる原因を取り除きなんとかしたいもの。この記事では障子が破れる事例や原因、対処法について詳しくお伝えします。この記事を読めば、障子が破れないようにするために何をするべきかわかるでしょう。

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1. 障子が破れた事例①

事例①:障子を子どもやペットが破った

子供が障子を破っている写真

障子の破れの事例としては障子を子どもやペットが破ってしまった場合があります。障子紙は衝撃に強くはありません。そのため、ちょっとした衝撃で破れてしまう場合があります。

例えば、子どもがパンチをする、ペットが突進するなど、そんな衝撃で簡単に障子は破れてしまいます。障子は破られてしまえば、補修はきれいにできません。そのため、一度破かれてしまえば貼りかえるしか方法はないでしょう。しかし、障子の貼りかえを業者に頼めば費用がかかり、自分でやるのは大変です。そのため、このようなトラブルはそもそも起きる前に対処することが重要だと言えるでしょう。

例えば、
・子どもやペットを障子がある部屋に入れないようにする
・柵を設置し、子どもやペットの侵入を防ぐ
・破れにくい障子紙を採用する
という方法で対策することがおすすめです。

障子は紫外線の影響を受け、徐々に劣化が進むため、破れやすくなることにも注意が必要です。貼り替えた最初の段階であれば、手が触れた程度では破れませんが、10年以上経過したような障子紙の場合は触れると簡単に破れてしまう可能性があります。10年程度経過したら、破れていなくても、破れやすい状態のため、貼り替えを検討した方が良いでしょう。

2. 障子が破れた事例②

事例②:障子は紫外線の影響で耐久性が弱まる

日光で劣化した障子の写真

障子は紙でできており、外の光を直接受ける機会が多いものです。障子は紫外線の影響を受けることで、徐々に経年劣化し、耐久性が低下します。そのため、ちょっとした衝撃で破れてしまいやすくなるのです。

障子が破れるような事例はほとんどが子どもなどによる強い衝撃が原因のことが多いですが、10年以上経過したような障子の場合はちょっとしたことで破れてしまう可能性があります。

最近では、リフォームではワーロンシートなど、衝撃に強く、紫外線などの影響を受けにくい障子紙での施工もできます。これは自分での貼りかえは難しいですが、一度施工してしまえば、経年劣化しにくいうえ、子どもやペットに破かれてしまう可能性も抑えられるでしょう。もう障子を誰かに破かれたくない、という場合は経年劣化に強く破れにくいワーロンシートでの施工を検討してみましょう。

通常障子紙の貼り替え頻度は10年前後と言われています。10年以上経過した障子は紫外線の影響で劣化しており、見た目も黄ばんでいるため、お世辞にもきれいとは言えません。たとえ破れていなくても、見た目の印象が悪いのであれば、貼り替えを検討した方が良いでしょう。

3. 障子が破れる原因とは?

障子が破れる原因は強い衝撃と紫外線による経年劣化

障子に穴が開いている写真

障子が破れる主な原因は強い衝撃と紫外線による経年劣化という2種類の原因が考えられます。特に多いのが、子どもやペットです。猫や犬などのペットの中には障子紙を破くことが好きな場合もあるため、そのようなトラブルが起こりがちです。そのため、ペットや子どもなど障子を破く可能性がある子どもを障子がある部屋に入れないということを意識するとよいかもしれません。

また紫外線による経年劣化も破れにつながります。紫外線によって経年劣化した障子は耐久性が低下しているため、ちょっとした衝撃で破れる可能性があります。そのような障子の場合の破れを防ぐためには、特に慎重に扱い、手などを触れないようにするしかないでしょう。それでもなんらかの拍子に破れる可能性は十分にあります。

障子の中にはペットの引っかきに強いものや、耐久性の高いものなども販売されているため、そのような商品で障子の破れを防ぐのも良いかもしれません。

近年では耐久性や見栄えの良いものなども販売されているため、そのようなものを利用すれば、破れる可能性はかなり低くなるでしょう。

4. 障子が破れた時の対処方法

障子紙の破れの対処法は破る要因を近くに寄せないか、耐久性の高いものを選ぶ

障子紙を枠に貼っている写真

障子紙の破れの対処法は破る要因を近くに寄せないか、障子紙の種類をかえて耐久性の高いものにすることが効果的です。

障子紙は紙製で耐久性には限界があるため、破く気になれば簡単にやぶけてしまいます。破れるのを防ぐためには、障子紙の耐久性が高いものを選ぶのも良いでしょう。

具体的な障子紙の種類としては以下のものがあります。
・パルプ
・手すき
・ワーロンシート

パルプの障子が最も安く費用がかかりませんが、繊維が短く、衝撃に弱いため、破れやすくあまりお勧めできません。手すきの紙は繊維が長いため、パルプよりは耐久性があります。とは言え、紙である以上耐久性には限界があり、その気になれば簡単に破れてしまうでしょう。ワーロンシートとは、和紙の両面にビニール樹脂を挟み込んだものです。このワーロンシートであれば、破かれる心配はほぼなく、衝撃にも強いことが特徴です。

「子どもやペットが障子を破かないよう監視するのは辛い」という方はこのワーロンシートを採用すれば、障子紙のことを気にする必要はなくなるでしょう。ただし、ワーロンシートは通常の障子紙よりもやや高いことがネックです。そのため、予算が気になる場合は、通常の障子紙にして破れないよう見張っておくことも良いでしょう。障子紙を破く原因になるような子どもやペットなどは部屋に入れないのが最も間違いありません。

5. 障子の破れトラブル情報まとめ

障子紙の破れは破かれないよう見張るか、破れない障子紙を選ぶことが大切

子供が障子を破っている写真

この記事では、障子紙が破れてしまう事例や、破れてしまう原因、対処法についてお伝えしました。

障子紙は紙である以上衝撃にはそこまで強くはなく、どうしても破かれたくないのであれば、子どもやペットなど障子を破く原因になるものを近くに入れないようにすることが大切です。

少し費用がかかりますが、ワーロンシートを使えば、破かれる心配はほぼないため、安心して利用できるでしょう。

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