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雨漏りの原因をランキング形式で紹介!雨漏りを見つけたらするべき対処法も解説

公開日:2024.6.10
雨漏りの原因をランキング形式で紹介!雨漏りを見つけたらするべき対処法も解説

雨漏りは放置すると家の快適性や耐久性に大きな影響を与え、カビや雑菌の繁殖による健康被害も引き起こす可能性があります。

この記事では、あらゆる箇所で発生する雨漏りの主な原因をランキング形式で紹介し、適切な対処法を解説します。

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1.よくある雨漏りの原因7選

雨漏りの主な原因をランキング形式で紹介

豪雨が降り注ぐ日本家屋の外観写真

住宅の雨漏りの原因をランキング形式でご紹介します。以下は、一般的に多いとされる雨漏りの原因です。

第一位:屋根の破損
瓦や屋根材の割れ、ズレ、劣化などが原因で、雨水が屋根から内部に侵入することがあります。

■屋根の破損により雨漏りしやすい箇所
・天井や屋根裏
屋根から浸入した雨水が天井に染み出し、天井にシミができたり、屋根裏に水が溜まることがあります。天井のボードが水を吸収し、剥がれたりカビが発生することもあります。

■対策
定期的な点検とメンテナンスが重要です。破損が見つかった場合は早急に修理を行いましょう。

第二位:外壁のひび割れ
建物の外壁にひび割れが生じると、そこから雨水が浸入することがあります。特に経年劣化や地震などの影響でひび割れが発生しやすいです。

■外壁のひび割れにより雨漏りしやすい箇所
・外壁の内側、室内の壁
ひび割れから雨水が浸入し、壁の内側に水が流れ込みます。これにより、室内の壁にシミができたり、壁紙が剥がれることがあります。カビの発生も懸念されます。

■対策
ひび割れの発生を見つけたら、速やかに補修材で埋めるか、専門業者に修理を依頼しましょう。

第三位:窓やサッシのシーリング劣化
窓やサッシの周囲にあるシーリング材が劣化すると、雨水が浸入する原因になります。

■窓やサッシのシーリング劣化により雨漏りしやすい箇所
・窓枠周辺、室内の壁
シーリングの劣化部分から雨水が浸入し、窓枠周辺の壁や床に水が染み出すことがあります。窓の周囲に水滴が溜まり、カビや腐食が発生することがあります。

■対策
シーリング材の定期的な点検と交換が必要です。特にシーリングの割れや剥がれを見つけた場合は、速やかに対処しましょう。

第四位:雨樋の詰まりや破損
雨樋が詰まったり破損したりすると、雨水が正常に排水されず、建物内部に浸入することがあります。

■雨樋の詰まりや破損により雨漏りしやすい箇所
・外壁、基礎周り
雨樋から雨水が溢れ出し、外壁を伝って基礎周りに浸水します。外壁に水が染み込み、シミや劣化を引き起こします。基礎周りにも水が溜まり、浸水や基礎の劣化が進むことがあります。

■対策
定期的に雨樋の清掃と点検を行い、詰まりや破損が見つかった場合は速やかに修理を行います。

第五位:ベランダやバルコニーの防水劣化
ベランダやバルコニーの防水層が劣化すると、そこから雨水が浸入し、室内に漏れることがあります。

■ベランダやバルコニーの防水劣化により雨漏りしやすい箇所
・ベランダやバルコニーの下の部屋の天井や壁
防水層の劣化部分から雨水が浸入し、下階の天井や壁にシミができることがあります。水が滴り落ち、天井や壁が腐食することもあります。

■対策
防水層の定期的な点検とメンテナンスを行い、劣化が見つかった場合は専門業者に依頼して修理を行いましょう。

第六位:基礎の防水不良
建物の基礎部分の防水が不十分だと、地面からの浸水が原因で雨漏りが発生することがあります。

■基礎の防水不良により雨漏りしやすい箇所
・基礎周り、床下
地面からの浸水により、基礎周りや床下に水が溜まることがあります。床下が湿気で満たされ、木材が腐食したりカビが発生することがあります。

■対策
基礎の防水処理をしっかり行うことが重要です。定期的に基礎部分の点検を行い、防水処理の再施工が必要な場合は専門業者に依頼します。

第七位:屋根裏の換気不足
屋根裏の換気が不十分だと、結露が発生し、雨漏りと同様の被害が出ることがあります。

■屋根裏の換気不足により雨漏りしやすい箇所
・屋根裏、天井
換気不足により結露が発生し、屋根裏に水滴が溜まることがあります。これが天井に染み出し、天井のシミやカビの原因になります。

■対策
屋根裏の換気口の設置や換気扇の導入など、適切な換気対策を行いましょう。


これらの症状が見られた場合、速やかに原因を特定し、適切な修理を行うことが重要です。定期的な点検と早めの対策が、雨漏りによる被害を最小限に抑える鍵となります。

2.雨漏りを放置すると何が起きる?

家の老朽化が急速に進む

雨漏りによって天井にシミができている室内の写真

雨漏りの対処を怠ってしまうと、被害が広がり家の老朽化が急速に進みます。
以下のような被害のリスクがあるため放置は厳禁です。

・住宅の構造体の劣化
木材や鉄骨などの建材が水分を吸収し、腐食や錆が進行します。これにより、住宅の耐久性や耐震性が低下し、最悪の場合、建物の一部が崩れる可能性があります。
強度が低下したコンクリートでは、地震が起きたときに建物を支えるのは困難です。

・カビの発生と健康被害
湿気が溜まることでカビが発生しやすくなります。カビはアレルギーや喘息、シックハウス症候群の原因となることがあります。

・シロアリ被害に遭う
雨漏りによって湿気が多くなると、シロアリが繁殖しやすくなります。シロアリは木材を食い荒らし、住宅の構造を弱体化させます。家の柱や基礎に穴があくと、災害の影響で崩壊の危険性が高まります。

また、シロアリは日光に弱く、床下や壁の中など人目に付かない場所で繁殖するため、被害に気付くのが遅れてしまう傾向があります。

・電気系統のトラブル
雨漏りが電気配線やコンセントに浸水すると、ショートや感電の危険があります。また、電気機器が故障することもあります。

そのほか、ブレーカーが絶縁不良を起こして漏電する恐れや、漏電部分に電流が集まって熱を持ちホコリや木材に引火して火災が起きるなどの危険性があります。

3.雨漏りを発見したらどうする?

自分でできる応急処置から、専門事業者に依頼するまでの流れ

笑顔で相談に乗る作業員男性と相談をする女性の写真

雨漏りを発見した際に取るべき具体的なステップを以下に示します。迅速かつ適切に対応することで、被害を最小限に抑えることができます。

■雨漏り発見時の対応手順
1.雨漏り箇所の特定と応急処置
まずは雨漏りしている箇所を特定します。
バケツやタオルを使って水を受け、室内の家具や床が濡れないように保護しましょう。漏れている場所の周囲にビニールシートや防水テープを貼り、応急的に水の侵入を防いでください。

雨漏り箇所が電気配線やコンセントに近い場合は、感電のリスクがあるため、電気の使用を控え、専門事業者に対応を依頼しましょう。

2.被害状況の記録
雨漏りの場所や範囲を写真や動画で記録してください。壁や天井のシミ、家具や床の被害も併せて記録します。
被害の詳細をメモしておくと、後の修理や保険申請に役立ちます。


3.原因の特定
屋根や外壁、窓周りなどをチェックし、雨漏りの原因を探ります。自分で判断が難しい場合は、専門事業者に依頼して調査してもらいます。

4.専門事業者への連絡
雨漏り修理の専門事業者やリフォーム会社に連絡し、状況を説明します。できるだけ早急に訪問してもらい、修理の見積もりと対応を依頼しましょう。

5.保険会社への連絡
火災保険や住宅総合保険に加入している場合、保険会社に連絡して雨漏りの被害を報告します。保険の適用範囲や手続きについて確認し、必要な書類や手続きを進めましょう。

6.修理と再発防止対策
専門事業者による修理を行い、雨漏りの根本原因を取り除きます。修理後も定期的に点検を行い、再発防止のためのメンテナンスを続けることをおすすめします。

雨漏りは放置すると被害が拡大するため、早急な対応が必要です。特に、大雨や台風の後は早めの点検を心がけましょう。

4.雨漏りした時はすぐに専門事業者に相談しよう

複数の事業者から相見積もりを取る

屋根の上で点検を行う作業員男性の写真

修理を依頼するときは、複数の事業者から相見積もりを取りましょう。
なぜなら、雨漏りはいくつもの原因があったり、複数の症状が重なったりするため、修理の難易度が高いからです。原因を特定したあとに修理を行いますが、そもそも原因の判断を誤ると適切な対処はできません。

しかし、複数の事業者が調査すれば、原因の特定につながりますので無駄な修理費用の支払いを回避できるでしょう。

相見積もりを依頼する事業者を選ぶ際には、地元密着であるか、経験が豊富であるかをポイントに判断してください。
地元密着の事業者なら、すぐに家に駆けつけて雨漏りを修理してもらえるでしょう。
また、雨漏りは修理の難易度が高いため、経験の豊富さが重要です。雨漏りの原因は外壁のひび割れ、シーリングの劣化、窓枠やサッシの不具合など多数存在します。
原因を1つ特定できても他の原因も隠れている場合が多いため、経験が豊富で腕の良い事業者を選びましょう。

雨漏りは被害が拡大すると家全体の劣化につながります。最低でも2〜3社に見積もりを依頼して実際に家の状態を調査してもらい、対応可能な事業者に修理してもらいましょう。

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