1. スイッチ増設の事例①
辞令①:必要な場所にスイッチがない
「スイッチを増設したい」とお考えになる理由としてもっとも多いのが、必要な場所にスイッチがないケースです。例えばスイッチが廊下の片側にしかなく、反対側にしかないと、そちらにしかスイッチがないことで、暗い状態のまま移動しなければいけなくなることもあります。また、リビングや寝室などでは、スイッチが寝る場所の近くにあることによって、助かる場面は多いのではないでしょうか。
このようなときにスイッチを増設することで、ご自宅での動線を大幅に改善でき、毎日の生活をより便利かつ豊かにできるでしょう。
ただし、配線工事が伴うため、スイッチを設置する場所によっては配線を壁の中に隠すことができず、露出するしか対応できないこともあります。そのような場合には配線が見えてしまい少し不恰好になってしまうかもしれません。
また、この工事を行う場合、必ず電気工事士の資格が必要になります。作業としては適切な手順で行いさえすればそれほど難しいものではありませんが、感電などのリスクがあるため、資格がない場合には作業ができず、こっそりやろうとすると重大なトラブルになる可能性もあるため、くれぐれも注意してください。
2. スイッチ増設の事例②
事例②:スイッチのデザインや機能を追加したい
「スイッチを増設したい」とお考えになるのは、スイッチのデザインを変えたいときや、新しい機能を追加したいときもございます。
デザイン面では、近年パナソニックのコスモシリーズのように、見た目にすっきりとして使いやすいデザインのものやそれ以外に高級感のあるものなども増えてきています。
スイッチは目に付きやすい部分のため、デザイン性の高いものを選ぶことで、意外とお部屋の印象に与える影響も大きいです。また、照明の中には明るさの調整ができる調光機能がついたものなど、付加機能があるものもあります。
明るさの調整を行いたいのなら、コンセントのスイッチを交換して対応しましょう。また中には、コンセント付きのものやオンオフの状態を赤や緑の光で伝えてくれるものもあります。センサー付きの機能もあるため、そのようなものを選ぶと、スイッチのオンオフの負担自体が軽くなるので、おすすめです。
デザインを変更するときや追加機能を追加するときも配線に影響するものが多く、基本的には電気工事士の資格がなければ、工事を行うことができません。特殊なデザインのスイッチを施行したい場合には、自分で材料を準備する必要があります。そのような場合には保証が付けられない場合もあるため、注意しましょう。
3. スイッチを増設する方法
スイッチの増設は交換、または露出か埋め込みで対処する
スイッチの増設方法は、大まかに3つの方法があります。
・交換
・露出
・埋め込み
「既存のスイッチのデザインを変える」や、「付加機能の追加」を行う際は、スイッチボックス全体の交換が必要になります。この工事では配線工事を伴わないため、見た目への影響はなく、費用ももっとも安価な状態で行えるでしょう。
また見た目をきれいに仕上げたいときには、埋め込みで対処します。埋め込みとは壁の中に配線を通すことです。見た目への影響を最小限にしてスイッチを増やせますが、その分手間がかかるため、費用がかかりがちになります。配置によっては埋め込みが難しいこともあります。
埋め込みが出来ない箇所にスイッチを増設するには露出で対応することもあります。配線が隠せないという事態は少ないものの、コストを少しでも抑えたいときには、配線を露出させて仕上げることもできます。
「自分でできるならDIYでやりたい」という人もいるかもしれません。しかし、いずれのどの方法をとる場合でも、電気工事士の資格は必須になるため、DIYで行うことは原則できないと考えてしまって問題ありません。プロに依頼するのが間違い無いでしょう。
4. スイッチの増設を業者に依頼した際の相場とは?
スイッチの増設は8,000円~、ただし配線の長さによっても変わる
スイッチの増設にかかる費用は大まかに8,000円~かかります。最も費用がかからない方法はスイッチの交換です。スイッチの交換には配線を分岐させる必要がなく、手間が少ないため、30分程度の作業で完了し、費用も最小限で抑えられます。
スイッチの増設をするには、配線を既存のスイッチから分岐させて持ってくる必要があるため、配線工事が別途必要になり作業の手間と費用がかかります。
配線の埋め込みは、壁の中から配線を回すため、より作業の費用がかかる傾向にあります。露出での配線は作業の手間はかからないものの、モール材などの材料が必要になるため、少々ですが、材料費が発生します。大まかですが、12,000円~かかります。
ただし、スイッチに付加機能がある場合や特殊なデザインのスイッチの場合には別途スイッチそのものの費用がかかります。特殊なものを利用する場合にはあらかじめその費用なども確認しておきましょう。
5. まとめ
スイッチの増設は電気工事士の資格が必須
この記事ではスイッチの増設が必要な場合や増設の対処法、相場についてお伝えしました。
スイッチの増設は一見すると簡単そうに見えますが、感電や火災のリスクがあるため、電気工事士の資格がなければ作業ができません。
この記事を参考にぜひスイッチの増設で快適な生活を手にいれる手助けにしてください。