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ペット火葬は当日でも可能?安置方法や葬儀の流れについて

公開日:2022.5.24 更新日:2024.4.12
ペット火葬は当日でも可能?安置方法や葬儀の流れについて

大切な家族であるペットが亡くなった際、当日に葬儀できるかどうかという声をよく聞きます。死後は遺体が腐敗していくので、なるべく早めに準備するに越したことはありません。

今回はペット火葬を当日に執り行う方法や、その流れについて紹介していきます。

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1.ペット火葬は当日でもできる?

その日のうちに執り行うこともできる

ペット火葬のイメージ絵

亡くなったペットをすぐにでも火葬してあげたいという方は多いと思います。
基本的にペット火葬は当日に行うことが可能です。

ただし早朝や夜間のようにペット葬儀社が対応していない時間帯であったり、年末年始など多くの業者が休業している期間であったりした場合は、実施が後日にずれることがあります。
そのため当日に火葬を行いたい場合は、できるだけ早く葬儀社に予約しておくことをおすすめします。

ペットの火葬場所は霊園や葬儀場になります。
もしこれらの場所まで足を運ぶのが難しい場合は、ペット専用の移動火葬車を手配してもらうことができます。

なおペットの中でも犬が亡くなった後は、火葬とともに役所または保健所に届け出の準備もしなければなりません。
届出の際には以下の書類を用意して、愛犬が亡くなった日から30日以内に提出しておく必要があります。
・鑑札
・狂犬病予防注射済票

死亡届に関しては保健所に置いてあるので、その場で記入します。鑑札は愛犬が保健所に登録した際に交付された書類です。

保健所に死亡届を提出しないままにしておくと、後日予防注射の案内ハガキが届きます。
このハガキをそのままにしておくと、予防接種を実施していないとされて罰金が課せられることになります。

2.火葬が行われるまでの安置方法

遺体の安置方法について

安置されているペットの犬の絵

当日に火葬が行われるまでの間はペットの遺体をケアしておく必要があります。
火葬場までの搬送が完了するまでには時間がかかるので、適切な方法で安置しておかなければなりません。

亡くなった直後からすでに遺体の腐敗は進んでいます。
特に遺体に外傷や腫瘍がある場合や、夏場など気温が高い日は腐敗の進行が早くなりますので早めのケアが大切です。

遺体を安置する際は、体を清潔な状態にしてあげたり、ドライアイスで冷却してあげたりしてケアします。

まずタオルを使って遺体をきれいにしておきましょう。
そうしたら目や口元を閉じておき、睡眠に入っている時と同じ状態にします。

亡くなってから時間が経過すると、死後硬直も起こり、身体の節々が固くなり、脚を手足を折り曲げることが難しくなります。
そのため、四足歩行の動物の場合はケアした後になるべく早く足を折りたたんで、棺や大き目の空箱、段ボールなどに納めます。

この時遺体の腐敗が進まないようにドライアイスや保冷剤で体を冷やし、涼しい場所に安置しておくようにしましょう。
ドライアイスもしくは保冷剤を使って体を冷やしてあげることで、4~5時間程度は安置しておくことができます。

また、ハムスターなどの小動物の場合、ご家族の方が気にならないようであれば、冷蔵庫にて遺体を安置しておくことで長時間腐敗の進行を防ぐことができます。

3.ペット火葬の当日の流れ

火葬予約からお骨上げまでの主な流れ

ペットの骨壺の写真

ここではペット火葬当日の流れについてご紹介します。火葬予約からお骨上げまでの流れは次の通り。

①予約をする
まずペット葬儀社に火葬の予約を行います。
ペットの火葬方法としては「合同火葬」「一任個別火葬」「個別立会火葬」の3種類があります。

合同火葬では業者にすべてお任せをして、他のペットの遺体とともに火葬を行いますが、実施してからはお骨は返却されません。

それに対して、一任個別火葬ではペットの遺体を業者に預けますが、後日業者からお骨を返却されます。

また、個別立会火葬であれば、火葬の立ち合いからお骨上げまですべてご家族が携わることができます。

この時葬儀方法など疑問に思うことがあれば、遠慮なく担当者に質問しておくことをおすすめします。

②葬儀会場に行くまたはお迎え来てもらう
基本的にはご家族がペットの遺体を火葬を実施するところまで連れていきます。
もし火葬場までの搬送が難しい場合は、お迎えに来てもらえるか相談しておきましょう。

合同火葬や一任個別火葬の場合は、この時点でペットとお別れになります。

③お別れをする
火葬場にてペットに最後のお別れをします。
ペット霊園では僧侶がお経を読み上げることがあります。

④火葬する
火葬中はご家族は待機しています。

⑤お骨上げを行う
プランによっては火葬後はお骨が返却されます。
お骨は持ち帰る以外にも、そのままペット霊園に納骨することもできます。

4.ペット火葬当日の服装や持ち物

必要なもの一覧

仏花と数珠の写真

当日にペットの火葬をされる場合は服装や持ち物に注意しなければなりません。
ペットに最後のお別れをする重要なところですので、最低限のマナーを押さえておきましょう。
火葬場における服装や必要な持ち物は次の通り。

・服装
人間の葬儀とは異なり、絶対に喪服を着用しなければならないという決まりがありません。
ただしあくまでも葬儀という形式をとっているので、派手な服装は避け、黒い服を着用することが望ましいです。

・数珠
葬儀ではご焼香時に数珠があることが望ましいとされています。

・ハンカチ
必須ではないものの、涙を拭う際に使用します。

・ペットの写真
生前のペットとの思い出の品として準備しておくといいでしょう。

・おもちゃ
ペットが生前遊んでいたおもちゃも大切な思い出を彩る品。普段からよく使っていたものだけではなく、新しいものを持参することもできます。

ただし棺に入れると火葬炉が故障する原因となりますので、火葬が終わったらご自宅に持ち帰りましょう。

・生花
ペットの棺に入れておくための生花を用意しておきます。
濃い色合いの花は遺骨を変色させてしまう原因になるおそれがありますので、色の薄い花を選ぶようにしましょう。

5.ペット火葬業者のおすすめな選び方

業者選びのポイント

ペット火葬事業者の絵

大切な家族であるペットをきちんとお見送りしてあげるためには、火葬業者選びが大切。
当日にペット火葬を受け付けてくれるかだけではなく、他にも確認しておくべきポイントがいくつかあります。
優良業者を選ぶ上で押さえておくべきポイントは次の通りです。

・実績が豊富である
業者の実績を確認するためにはその創業した年に注目してみましょう。
創業から3年以上経過している業者であれば安心して依頼することができます。

・業者の口コミを確認する
優良業者とされているところのほとんどは依頼された方から高い評価を受けています。
業者の公式ホームページはもちろん、口コミサイトにも実際に依頼された方の感想が掲載されています。

・経験豊富なスタッフが在籍している
大切なご家族の供養ですので、信頼できるスタッフがいるかどうかが重要になります。
こちらの質問にきちんと回答してくれるなど、親身な対応を心掛けてくれるところほどしっかりとした業者であることが多いです。

・小型動物の火葬も受け付けてくれる
体が小さいペットですと、通常の火葬炉では遺骨が残りにくいです。
その場合は小型動物の骨が残りやすい小型炉を用意しているかどうか確認しておきます。また、最近では小動物の遺骨を残せる大型炉を用意しているところもあります。

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