1.金魚が亡くなったら火葬できる?
火葬は可能
亡くなった金魚の供養方法として、火葬ができるかどうか疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。
金魚についても他のペットと同様、火葬することができます。
ただ金魚のように体が小さなペットの火葬については注意すべきことがあります。
それは火葬方法です。一般的に費用がお手頃とされているのが合同火葬ですが、この方法の場合は遺骨や遺灰を受け取ることができません。理由としては、火葬している時に他のペットの遺骨や遺灰と混じってしまうからです。
そのため、丁寧に飼っていた金魚を葬ってあげたい場合は、個別火葬を選ばれることをおすすめします。
個別火葬では葬儀社のスタッフがきちんとペットごとに火葬するので、きちんと金魚の遺骨を残すことができます。
さらに、個別火葬ではお骨上げを飼い主様が行うことでき、スタッフに一任するプランも選べます。遺骨は自宅に持ち帰ることもできる他、納骨スペースやペット霊園にあるお墓にて安置することもできます。
ただし、個別火葬でもペット葬儀社によっては金魚のような小さいペットに対応していない場合があります。個別火葬を選ぶ際には金魚の遺骨を残せる火葬炉を用意しているか確認しましょう。
■自分での火葬はNG!
金魚のような小さな生き物でも、自宅での火葬は法的には許可されていません。
ペットの遺体は一般的に家庭ごみと同じ一般廃棄物として処理されます。そして法律によって家庭内でのごみ焼却は禁止されています。そのため、自宅でペットを火葬しようとすると、廃棄物処理法に違反して罰せられる可能性があります。
これらのことから、自分での金魚の火葬は絶対に避けましょう。
2.火葬後の供養方法
一般的な4つの供養方法
火葬後、供養方法についてお悩みの方も多いでしょう。一般的なペットの供養方法は以下の4つがあります。
①手元供養(自宅供養)
手元供養は、飼い主自身が遺骨や遺灰を自宅などで供養する方法です。 ペット用の小さな仏壇を用意して人間と同じように供養するほか、遺骨の一部をキーホルダーやペンダントに入れて肌身離さず持ち歩くことでいつでも大切なペットを身近に感じることができます。
また、合同供養を選んで手元に遺骨・遺灰がない場合でも、金魚の写真を飾ったり、アルバムを作成したり、ペットに似たぬいぐるみを飾ったりすることで供養することができます。
②お墓に埋葬する
霊園や寺院などのお墓に金魚を埋葬する方法です。この方法は、人間と同じようにペットの金魚を尊重したい方や、自宅での遺骨管理が難しい方に選ばれる傾向があります。
霊園には共同墓地と個別墓地があり、お墓の管理が難しい場合や費用を抑えたい場合には共同墓地がおすすめです。
地域や霊園によってお墓の種類や料金が異なるため、事前に確認が必要です。
③納骨堂に納める
ペット霊園や寺院などの納骨堂に金魚の遺骨を納める方法です。お墓に埋葬するか迷っていたり、一時的に遺骨を預けたいと考えていたりする方に適しています。
料金は霊園によって異なるため、事前に調べておくことが大切です。
④散骨する
この方法は、金魚の遺骨や遺灰を川や海、山などに撒いて供養します。ペットの金魚を自然に還したい方や、自然の中で供養を行いたい方から選ばれています。
遺骨や遺灰を海や森など自然に還す他にも、樹木葬やお花畑葬、バルーン葬などの供養方法もあります。
供養方法は飼い主さんの希望や想いに合わせて選んでください。 ペット供養に正解はないので、後悔のない方法で弔ってあげましょう。
3.金魚が亡くなったらやるべきこと①
死亡時の確認は必要
金魚が亡くなったら、火葬する前にやらなければならないことがいくつかあります。
1.金魚の生死を確認する
はじめに金魚の生死をきちんと把握しておきます。金魚や熱帯魚など魚類は、死亡後には底の方へと沈んでいる、もしくは水面で浮いています。
ただし、金魚が沈んでいる状態の場合、亡くなっているのではなく冬眠しているだけのこともあります。
金魚は水温が10℃以下になると動きが鈍化していき、さらに5℃以下になると冬眠状態に入ります。
冬眠状態の場合も呼吸はしているので、えらが動いているかどうかを確認しましょう。合わせて口を動かしていないかどうかも確認しておきます。
また、金魚は仮死状態に入っていることもあります。
金魚はとても生命力が強く、えらを動かさず(呼吸せず)とも数時間〜半日ほど生存していることが可能です。
仮死状態に入っている場合は生きているかどうか見極めることがとても難しいため、一旦他の水槽やバケツに移動させておき、1日ほど様子を見ておきましょう。
2.金魚を安置する
金魚の死亡を確認したら、丁寧に安置してあげましょう。
まず、亡くなった金魚を水槽から取り出し、濡らしたキッチンペーパーやタオルに包んであげます。
次にプラスチックの容器に入れ、保冷材で冷やします。
こうすることで、火葬までに金魚の遺体の腐敗が進むことを遅らせることができます。
4.金魚が亡くなったらやるべきこと②
水槽のケアも忘れずに
金魚が亡くなってからは水槽環境のケアもきちんとしておく必要があります。
水槽のケアは他にも魚がいる場合といない場合とで異なります。
・水槽内に他にも魚がいる場合
金魚の死因が寿命の場合は問題ありませんが、病気や水槽の環境の影響でなくなった場合は、水槽の清掃や水の交換、他の魚の隔離などが必要となります。
金魚の死因はわかりにくいことから、もしものことを考えて必ず今の水槽の水を流して、新しい水に入れ替えましょう。
生きている他の魚はバケツなどに移し、水槽や砂、オブジェなどを洗浄した上で水を取り替えます。
金魚の呼吸が過度になっている場合は酸欠する可能性がありますので、エアポンプを導入したり、金魚が過密状態を解消したりする必要があります。
・水槽内に他の魚がいない場合
他の魚類を飼っていなかったとしても、水槽を放置しておくと悪臭が出てきますので、できるだけ早めにケアしておきましょう。
別の魚を飼うつもりでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、いったんは水槽を清掃することが肝心です。
もし残っていた水や水槽をそのまま使用しまうと、病原菌や中毒死の原因物質が残っていたことにより、魚が死んでしまうおそれがあります。
なお水槽を洗うときは、水槽専用の掃除用品を使い、丁寧に水洗いしておきましょう。
水槽だけではなく、エアポンプや砂など他に配置していたものもきちんと洗い、水槽と共に天日干します。
もし汚れがひどい場合は水槽を買い替えてもいいでしょう。
5.金魚の供養はペット葬儀社にお任せしよう
事業者選びのポイント
亡くなった金魚の火葬を行ってくれるのがペット葬儀社です。ただ業者の数が多くてどこに依頼すべきか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
最適なペット葬儀社を選ぶポイントは次の通りです。
・業者の実績を確認する
業者の実績を確認するためにはその創業年数を見ておきます。創業から3年以上経過している業者であれば比較的安心して依頼することができます。
また依頼者の口コミにも目を通しておくといいでしょう。
・料金が明確であるか確認する
悪質な業者を選ばないためには料金体系をきちんと確認することが大切です。プランや料金総額が記載されているかを確認し、わからないことがあれば積極的に質問しましょう。
・スタッフの対応を見ておく
ご家族のことをきちんと考えて業務を行ってくれるところほど、安全を第一に考えています。電話でのやり取りなどから、ここに任せられるかを考えておきましょう。
・複数社の見積もりを見比べる
業者選びで忘れてはならないのが見積もりの確認です。費用が高くなるほど適正な価格帯を確認しておくことが大切です。
最近ではオンラインでも見積もりを行ってくれる業者もあります。少なくとも3社以上の見積もりを比較して、ご家庭にとって最適な事業者を見つけることをおすすめします。