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シロアリ予防には消毒がおすすめ!具体的な消毒作業のやり方や注意点を解説

公開日:2021.11.4 更新日:2024.4.15
シロアリ予防には消毒がおすすめ!具体的な消毒作業のやり方や注意点を解説

季節を問わずいつでもご自宅にやって来る可能性のあるシロアリ。
そんなとても厄介なシロアリから大切なご自宅やご家族を守るには消毒作業を欠かすことはできません。

今回はシロアリ消毒の重要性や具体的な作業方法について解説していきます。

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1.シロアリ消毒の必要性

消毒作業はとても大事!

住宅に集まる羽アリと白アリの絵

シロアリ消毒と聞くと、中には必要性をあまり感じない方もいらっしゃるかもしれません。
現にゴキブリと比べても実際に目にする機会が少なく、そもそも自宅には表れないと考えるのは不思議ではないでしょう。

しかし、どんな地域や住宅に住んでいてもシロアリによる被害を受けるリスクは存在します。
シロアリは日本全国に生息域が広がっていて、北は北海道、南は沖縄までいます。

ほんの些細な気のゆるみでシロアリを自宅へ入れてしまえば、あっという間に木材がダメージを受けることになります。
また、もし近所の住宅でシロアリによる被害が発生していますと、その住宅にいるシロアリの仲間がこちらにまで入ってきてしまいます。

シロアリは木材を好んで食べる性質であることから、「うちはコンクリート住宅だから安心」と思われている方もいるかもしれません。
しかし、シロアリ被害によるダメージを受けているのは木造の物件が多いものの、時としてコンクリートの物件が狙われることも。
シロアリは小さな隙間を見つけると、どんな場所からも侵入します。実際にコンクリートがシロアリにかじられる被害が報告されています。

この他、シロアリはカビや病原菌などを自宅にもたらします。ご家族の健康を守るためにも、シロアリ消毒はしっかりやっておきましょう。

2.シロアリ消毒のタイミング

目安は5年に1度!

タイミングのイメージ写真

シロアリ消毒の重要性については理解できたものの、最適な消毒の頻度はどれくらいなのかわからないですよね。
一般的にシロアリ消毒の適切な頻度は5年に1回といわれています。
これは消毒に使われる薬剤が関係していて、薬剤の効果が切れるのがちょうど5年になるからです。

最近ではシロアリ対策のために防蟻処理が施されている木材や梁がありますが、薬剤の持続期間が切れてしまえば、しだいに効果が薄れていきます。

なお薬剤を使用してから5年間は安心というわけではありません。その間にも気づかない間に侵入されていて、ご自宅の柱を傷つけられてしまっている可能性もあります。

また、シロアリはゴキブリのように冬になればあまり活動しなくなり、脅威が過ぎ去るということはありません。
冬季にも産卵を行いますので、どんな時期でも油断できない生き物です。

ですので、前回の駆除から5年経っていなくても時々チェックしておくことが大切です。

多くのシロアリ駆除業者ではアフター保証が付いていて、5年間の保証期間が設けられています。
万が一前回の消毒・駆除作業が終わってから5年経過していなくてもシロアリ被害に見舞われたら、業者がすぐに駆け付けてくれます。

たとえどんな状況であってもシロアリ対策は怠ることはできません。

3.シロアリ消毒の方法

消毒作業の手順について解説します

住宅の床下の写真

それではシロアリ消毒は具体的にどのようにして行うのでしょうか。
ここでは専門業者が実施しているシロアリ消毒の手順について解説していきます。

主な手順は以下の通り。

1. 点検口を調べる
シロアリ消毒において欠かすことのできない作業。
ご自宅の床下などシロアリの被害が発生しやすい場所の点検口を確認します。
もし点検口がなければ、業者によって点検口をつくる工事を行います。

2. 必要な機材を準備する
シロアリ消毒において必要となるのがシロアリ駆除剤とそれを入れる容器、ホース、そして駆除剤を撒くための機会です。
駆除剤はそのまま使用するのではなく、駆除剤を泡立たせる発泡剤を混ぜます。

3. 機械をセットする
点検口に駆除剤を撒く機会を設置します。

4. 周囲を養生する
作業する途中で床下などにいるシロアリが外へ出てこないように、風窓に養生をやっておきます。
なお作業の状況を把握するために、多くの業者では1箇所の風窓だけ養生しないようにします。

5. 機械を取り外す
駆除剤が中にまで散布していることが確認できたら、機会を取り外します。

6. 養生を取る
シロアリ消毒の作業を終えたら、周囲に貼っておいた養生をすべて取っていきます。
作業してから1週間程度は薬剤が浸透している途中ですので、決して薬剤を撒いたところには入らないようにしましょう。

4.DIYでやる場合の注意点

自分でやる際に気を付けることをご紹介します

DIYのイメージ写真

シロアリ消毒は業者に頼んでやってもらうのが望ましいですが、中には自分でやっておきたいという方もいらっしゃるでしょう。
ただし、DIYでシロアリ消毒を行う際にはいくつか注意すべきことがあります。

それではシロアリ消毒は具体的にどのようにして行うのでしょうか。
ここでは専門業者が実施しているシロアリ消毒の手順について解説していきます。

・必要な道具を買い揃える必要がある
消毒作業を行うにあたっては、シロアリ駆除剤やそれを散布する機械など、必要な道具を準備しておく必要があります。
最近ではホームセンターでも手に入りますが、使用頻度の低さを考えると素人が揃えるのはとても面倒でしょう。

・怪我をするリスクがある
消毒作業を行う場所は床下のような暗いところになります。床下ですと釘が突き出ていたり、石ころが転がっていたりと、などさまざまな危険があります。
作業に慣れているプロでないと、思わぬ怪我につながる可能性があります。

・専門知識が求められる
シロアリ消毒にはシロアリに関する知識や薬剤の使い方など、さまざまな知識が求められます。
駆除剤の使い方にしても、希釈を行う割合を間違えてしまえば期待できるほどの効果を得られない可能性があります。
そのため、知識のない素人が行うよりも業者にやってもらった方が確実です。

5.シロアリ消毒なら業者にお任せ

専門業者選びのポイントをご紹介します!

シロアリ消毒事業者の絵

最近ではシロアリ消毒をやってくれる専門業者が数多くあり、どの業者を選んでいいのかわからない方も多いと思います。

業者選びはコツさえ押さえておけばとても簡単。業者選びにおけるコツは次の通りです。

・日本しろあり対策協会に所属している
多くのシロアリ駆除業者が所属する団体として公益社団法人日本しろあり対策協会があります。
こちらでは「しろあり防除施工士」という資格を認定していて、この資格があることはシロアリ駆除に関する知識と経験を兼ね備えている証明となります。
ホームページに掲載している業者が多いですが、もし発見できない場合は電話やメールで確認しておきましょう。

・施工現場の写真を見せてくれる
悪徳業者ですと、被害の実態を教えずに不要な追加工事やオプションを進めてきます。
施工現場の写真さえあれば、本当にその作業が必要かどうかを確認することができます。

・スタッフが丁寧に対応してくれる
スタッフのお客様やその近隣にお住まいの方への対応も業者選びで重要なポイント。関係者への対応が丁寧なところほどきちんと作業してもらえます。
お電話でのスタッフのやり取りだけではなく、実際に現場へ来た担当者の対応にも注目しておく必要があります。
また、シロアリ消毒で疑問に思うことがあれば遠慮なく聞いていきましょう。

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