ベッドの捨て方7選!できるだけ安く処分する方法は?
公開日:2025.3.25
ベッドは大きな家具のため、捨て方に迷う方は少なくないでしょう。また、リサイクルが難しいとされるスプリングマットレスの処分にも悩むところです。
本記事では、ベッドやマットレスの捨て方や費用相場をはじめ、できるだけ安く処分する方法を解説します。
ベッドは大きな家具のため、捨て方に迷う方は少なくないでしょう。また、リサイクルが難しいとされるスプリングマットレスの処分にも悩むところです。
本記事では、ベッドやマットレスの捨て方や費用相場をはじめ、できるだけ安く処分する方法を解説します。
ベッドの処分方法には、自治体の粗大ごみ回収から不用品回収業者への依頼まで、さまざまな選択肢があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法を選びましょう。
①自治体の粗大ごみ回収を利用する
自治体の粗大ごみ回収は、安価に処分したい人におすすめです。ただし、回収日が決まっていたり、自宅の外まで運び出したりする必要があります。
また、ベッドフレームとマットレスは別々に処分しなければならない自治体も多く、それぞれに対して個別に申し込み手続きが必要になる場合があります。
②ベッドを解体して家庭ごみに出す
自治体のルールに従い、小さく解体すれば家庭ごみとして無料(もしくは指定ごみ袋代のみ)で処分できる場合があります。ただし、ベッドを細かく解体する作業には手間がかかり、工具も必要です。
また、解体した粗大ごみを家庭ごみとして回収するかどうかは、自治体により対応が異なります。事前にベッドを処分したい旨を伝えたうえで、許可が出てから解体しましょう。
③リサイクルショップで買取ってもらう
状態が良いものなら、リサイクルショップで買取ってもらえる可能性があります。また、出張買取サービスを利用すれば、運び出す必要はありません。
ただし、買取対象外になることもあるので、事前に問い合わせてみましょう。
④フリマアプリで売る
メルカリやジモティーなどのフリマアプリを利用すれば、処分費用がかからないこともあります。ただし、買い手が見つかるまでに時間がかかったり、配送の手間がかかったりすることを考慮しなければなりません。
⑤引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越しのタイミングで、不要な家具を処分できるサービスを提供している業者もあります。引っ越し時に処分できるため便利ですが、追加費用が発生する可能性があるため、事前に確認しましょう。
⑥新しいベッドの購入店で引き取ってもらう
新しいベッドに買い替える際に、古いベッドを引き取ってもらえることもあります。ただし、条件や費用があるため、購入時に確認してください。
⑦不用品回収業者を利用する
不用品回収業者は、最短即日で対応してもらえます。自宅から搬出してくれるため手間がかかりませんが、自治体のごみ回収よりも費用は割高です。複数の業者から見積もりを取って費用を比較しましょう。
ベッドの処分費用は、処分方法やベッドのサイズ、地域によって異なります。
①自治体の粗大ごみ回収の場合
自治体による粗大ごみ回収でベッドを捨てる場合は、サイズによって費用が変動します。処分にかかる費用相場は以下のとおりです。
・シングルベッド:2,000〜3,000円ほど
・セミダブルベッド:3,000〜4,000円ほど
・ダブルベッド:4,000〜5,000円ほど
・クイーン・キングサイズベッド:6,000円以上
粗大ごみの回収費用は、自治体により費用が異なります。指定された収集センターへの持ち込みなら費用が割安になることもあるため、確認してみてください。
②家庭ごみとして出す場合
解体して規定サイズ内にすれば、ごみ袋代程度で処分できます。ただし、大型ベッドは解体作業の手間や怪我のリスクもあることに注意が必要です。
③リサイクルショップの買取の場合
ベッドがまだ使える状態なら、数千円の買取価格がつくことがあります。ブランドベッドや状態が良いものは高値がつきやすいですが、一般的な中古ベッドは値段がつかないことも多いです。
④フリマアプリで売る場合
フリマアプリを利用する際は、手数料や送料を考慮して値段を設定しましょう。ベッドは送料が高くなりやすいため、直接引き取りに来てくれる購入希望者を探すのも処分費用を抑えるポイントです。
⑤引っ越し業者や新しいベッドの購入店舗に引き取ってもらう場合
引っ越しや買い替えにあわせた引き取りを利用すれば、無料〜5,000円ほどで処分できます。
⑥不用品回収業者を利用する場合
不用品回収業者の費用相場は、10,000〜15,000円ほどです。ベッド単体で処分するのではなく、ほかの不用品とまとめて回収してもらうことで、安く処分できる可能性があります。
スプリングマットレスは処分が難しく、自治体によっては回収してもらえないこともあります。
理由としては、スプリングマットレスには、金属製のバネ(スプリング)と布やウレタンなどの異素材が使われており、解体や分別に手間がかかるため、自治体によっては通常の粗大ごみとしては受け付けていないことがあるのです。
受け付けている自治体であれば通常の粗大ごみとして収集可能です。なお、粗大ごみとして出せる場合でも、マットレスの大きさにより料金が変動(約1,000円〜2,000円)します。
受け付けていない自治体の場合は、家具の引き取りサービスや不用品回収業者を利用しましょう。ただし、スプリングマットレスのように処理が困難なものは、処理費用が高めになる傾向にあります。
処理料金は10,000円以上することもあるため、相見積もりを取って複数の業者を比較すると良いでしょう。
ベッドを自分で捨てる場合には、怪我やトラブルのリスクが伴います。特に以下の点に注意しましょう。
・解体時の安全対策(軍手・工具を使用)
・搬出時の怪我防止(重さに注意し、複数人で作業)
・自治体のルールを確認
ベッドはそのままでは大きすぎるため、解体して運びやすくするのが一般的です。しかし、解体には工具の使用が必要で、誤った使い方をすると怪我のリスクがあります。解体時に出てきたネジや金具は、ひとつにまとめておくと安全です。
また、搬出作業を1人で行うと、転倒のリスクもあります。運搬は2人以上で行ってください。なお、自治体によって回収可能なサイズや種類は異なります。
ベッドを処分する前に、お住まいの地域のルールを確認し、適切に手続きしましょう。
■不法投棄は厳禁
大きなベッドは処分が面倒だからといって、不法投棄するのは違法行為です。不法投棄すると罰金が科せられることもあるため、正しい方法で処分してください。
自力での処分が難しい場合は、リサイクルショップの出張買取や不用品回収業者の利用を検討しましょう。
不用品回収業者に依頼してベッドを処分する場合、業者ごとに費用やサービス内容が異なるため、相見積もりを取ることが重要です。悪徳業者に引っかからないためにも、信頼できる適正価格の業者を見極めましょう。
■相見積もりの重要性
・料金に比較が可能
同じサービスでも、業者によって費用に差があります。3社以上の見積もりを取ることで、適正価格を把握できるでしょう。見積もりなしで依頼すると、当日になって「追加費用が発生する」と言われるケースもあります。
・サービス内容の比較が可能
「搬出作業込み」や「即日対応可能」など、業者ごとのサービスを比較すれば、自分に合った業者を選べます。
■業者選びのポイント
不用品回収業者の中には、法外な費用を請求する悪質業者も存在します。業者を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。
・費用を明示している
・無料で見積もりを実施している
・自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている
・口コミや評判を確認する
「1万円から」のような曖昧な表記ではなく、具体的な費用プランを提示しているかどうかをチェックしましょう。
不用品回収は、現地で見積もりを取らなければ正確な費用が分からないことも多くあります。無料で訪問見積もりを実施してくれる業者は信頼性が高いといえるでしょう。
また、自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているかどうかも確認すべきポイントです。許可を得ている業者は自治体のホームページに掲載されています。