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ペットの移動火葬(出張火葬)とは?流れ・供養方法・注意点を解説

公開日:2022.7.11 更新日:2026.1.21
ペットの移動火葬(出張火葬)とは?流れ・供養方法・注意点を解説

犬や猫、ハムスターなど、大切なペットが亡くなってしまったとき、深い悲しみの中で「どう見送ればいいのか」「何をしてあげられるのか」と悩む家族は少なくありません。突然のお別れに、気持ちの整理がつかないまま判断を迫られることもあります。

お別れの方法にはいくつかありますが、「家族だけで静かに見送りたい」「長年一緒に過ごした思い出のある自宅で最後の時間まで過ごしたい」「よく一緒に遊んだ思い出の公園でお別れしたい」など、希望は家庭ごとに異なります。そうした希望がある場合の選択肢のひとつが、移動式の火葬車で指定した場所まで来てもらえる出張火葬という方法です。

この記事では、ペットの出張火葬を利用するかどうか判断するために必要な情報として、火葬の流れや返骨後の供養方法、業者を選ぶ際に確認すべきポイントを整理しています。状況に合った見送り方を落ち着いて考えるための材料として、参考にしてください。

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ペット葬儀110番

1.ペットの移動(出張)火葬とは?

専用の移動火葬車により、自宅や思い出の場所などでペットの火葬が行えるサービス

伏せしている犬の写真

ペットの移動火葬とは、ペット葬儀業者が専用の移動火葬車で自宅まで訪れ、その場で火葬を行うサービスです。自宅のほか、駐車場や自宅近くの公園など、依頼するかたが指定した場所で火葬を行うことができます。

長い時間を一緒に過ごした自宅で最後のお別れをしたいかたや、家族だけで静かに見送りたいかた、近くに火葬ができるペット葬儀場がなくて困っているかたなど、さまざまな事情に合わせて選ばれています。

ペット専用の火葬車は、焼却室を搭載した特殊な車両で、臭いや煙が出にくい構造になっています。そのため、近隣に迷惑をかける可能性を抑えながら火葬を行える点も特徴です。

葬儀社が用意しているプランによって異なりますが、火葬を見届けたあとに行う「お骨上げ」を、自身や家族の手で行える場合もあります。火葬からご遺骨を拾い上げるまでを通して立ち会うことで、最後の時間を共に過ごし、気持ちに区切りをつけやすくなります。

公営の火葬場などで行う合同火葬では返骨されないことが多い一方、ペットの移動火葬では返骨に対応しているケースが多いため、手元で供養をしたい場合に選ばれています。

ただし、火葬車の大きさによって搭載できる火葬炉には制限があり、大型犬など体の大きなペットは対応できないことがあります。事前に体長や体重を測り、対応可能かどうかを確認しておくと安心です。

2.ペットの移動(出張)火葬の流れ

基本的な流れは、葬儀社へ連絡⇒お迎え⇒お別れのセレモニー⇒火葬⇒収骨⇒返骨

眠っている猫の写真

ペットが亡くなった後、まずペット葬儀社へ連絡をして、移動火葬の依頼を行います。日程や場所を相談しながら、どのような流れで進むのかを確認することで、気持ちを落ち着かせながら準備を進めることができます。

多くの場合、ペット葬儀業者が自宅まで訪れ、火葬の前にペットと家族が最後の時間を過ごすためのお別れのセレモニーを行います。その後、火葬・収骨・返骨までを一通り行い、葬儀は終了となる流れが一般的です。

返骨後の対応は家庭ごとに異なり、四十九日まで手元に安置する場合もあれば、早めに埋葬や納骨を行う場合もあります。業者によっては、四十九日を過ぎたあとに納骨や散骨の相談に応じてくれることもあります。

移動火葬車が到着するまでにできることとして、亡くなったペットの足をやさしく自然な角度に曲げ、死後硬直によって不自然な姿勢にならないよう整えてあげることが挙げられます。

また、体液が出ることがあるため、体を清潔に拭き、鼻や口、お尻などにガーゼやティッシュを詰めて、タオルや生前使っていた毛布で包んであげると安心です。安置する際は、保冷剤などで冷やし、できるだけ涼しい部屋で静かに寝かせてあげてください。

ペット葬儀社へ連絡した際に、今できる対応について相談することで、状況に応じた具体的な指示をもらえる場合もあります。無理に判断せず、確認しながら進めることが大切です。

亡くなったペットが犬の場合は、30日以内に保健センターへ死亡届を提出する義務があります。死亡届は、お住まいの市区町村のホームページからダウンロードするか、役所の窓口で受け取ることができます。届出の際は、犬鑑札と、その年に交付された狂犬病予防注射済票をあわせて提出しましょう。

3.ペットの移動(出張)火葬が無事に終わったら

火葬が終わり返骨されたら、お骨を埋葬してあげましょう

ペットの遺骨が入った骨壺の写真

ペットのご遺骨の扱いについては、実は決まった様式はありません。大切なのは、愛するペットのことを想い、自分なりの形で供養してあげることです。

一方で、明確な決まりがないからこそ「どうしたらいいのかわからない」と戸惑うかたも少なくありません。そこで、ここでは一般的に選ばれているペットの供養方法を整理します。

・手元供養
ペットのご遺骨を自宅に持ち帰り、身近な場所で供養する方法です。骨壺に入れて仏壇や棚に安置するほか、四十九日などの節目に庭へ埋骨したり、アクセサリーや小物に加工して身につけたりするケースもあります。骨壺で保管する場合は、湿気によるカビを防ぐため、シリカゲルなどの除湿剤を一緒に入れておくと安心です。

・ペット霊園へ納骨する、お墓を作る
人と同じように、ペット霊園の納骨堂へご遺骨を納めたり、お墓を建てたりする方法もあります。納骨堂には、ロッカー型や個室型など複数のタイプがあり、霊園によって設備や供養の形が異なります。

また、ペットと人が一緒に入れるお墓を用意している霊園もあります。供養の考え方や将来の希望に合わせて、無理のない形を選ぶことが大切です。霊園を選ぶ際は、自宅から通いやすく、思い立ったときに足を運びやすい場所かどうかも確認しておきましょう。

そのほかにも、樹木を墓標とする「樹木葬」や、粉骨して自然に還す「散骨」など、自然とのつながりを意識した供養方法を選ぶ家庭もあります。

また、最近ではペットにも人と同じように法要を行うケースが増えています。初七日や四十九日、一周忌などの節目を大切にし、四十九日を区切りとして納骨を行うことで、気持ちに整理をつける家庭も多いようです。

4.ペットの移動(出張)火葬の注意点

気持ちよく大切なペットをお見送りするためには、ペット葬儀社選びが重要!

トンネルに入っているウサギの写真

慣れ親しんだ自宅で、家族だけでゆっくりと弔うことができる移動火葬サービスは、近年需要が高まっています。住み慣れた場所で最後の時間を過ごせる点に、安心感を覚えるかたも多いようです。

一方で、後から高額な費用を請求されたり、質の低い火葬炉を使って十分な火葬が行われず、ご遺骨が黒く変色してしまったりするなど、悪質な業者が存在するのも事実です。知らずに依頼してしまい、後悔するケースも少なくありません。

大切な家族であるペットを安心して見送るためには、移動火葬を依頼する業者を事前にしっかり確認することが欠かせません。

業者を選ぶ際は、次の点をひとつずつ確認するようにしてください。
・会社の所在地が明記されており、実在しているかどうか
・公式のホームページが用意されているか
・サービス内容や火葬の流れが具体的に記載されているか
・利用者の声や実績が掲載されているか
・料金表があり、火葬費用の内訳がわかるか

これらを確認したうえで、希望する見送りの形に合ったペット葬儀社を選ぶことで、後悔のないお別れにつながります。

5.ペットの移動(出張)火葬に関するまとめ

ここまでご紹介したペットの移動火葬に関する情報をまとめてご紹介します。

犬を抱きかかえる女性の写真

ペットの移動火葬は、自宅で家族だけが立ち会い、大切なペットと最後の時間を過ごせることから、近年選ばれることが増えているサービスです。住み慣れた環境で見送れる点に、心の負担が和らぐと感じるかたもいます。

返骨後の供養方法に決まりはなく、どのように弔うかは気持ちや生活に合わせて考えることができます。無理に形式を決める必要はなく、自分が納得できる形を選ぶことが大切です。

大切なペットとの別れで気持ちの整理がつかない場合は、24時間年中無休で相談を受け付けているペット葬儀社に連絡し、今できることを一つずつ確認することが判断の助けになります。

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