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蛇口・水道の凍結防止方法を伝授!詳しいやり方や凍結した時の対処法とは?

公開日:2023.3.9 更新日:2026.8.27
蛇口・水道の凍結防止方法を伝授!詳しいやり方や凍結した時の対処法とは?

冬の朝、いつものように蛇口をひねったのに水が出ない。「故障かな?」そう思ったことはありませんか。実はその症状、水道管や蛇口の凍結が原因の可能性があります。特に寒波が来た翌朝は、水が出なくなったり、水道管が破裂したりするトラブルが発生しやすくなります。

「去年は何ともなかったし、今年も大丈夫だろう」そう思っているうちに、急な冷え込みに慌てることもあります。水道管が破裂すると修理費用がかかることもあるため、本格的な寒さが来る前の対策が大切です。

この記事では、蛇口や水道管の凍結防止方法から、凍結した場合の対処法、水道管が破裂した際の対応までわかりやすく解説します。事前にできる対策を知っておくことで、突然の断水や高額な修理費用のリスクを減らし、寒い冬でも安心して過ごせるようになります。

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蛇口・水道が凍結すると何が起こる?

凍結している蛇口の写真

蛇口、水道が凍結すると以下が発生します。

  • 生活に必要な水が使えなくなる
  • 水道管が破裂して修理費用が発生する

それぞれ生活に直結するリスクになり得るため、詳しく解説します。


生活に必要な水が使えなくなる


水道管が凍結すると、水の通り道が氷で塞がれるため水が出なくなります。顔を洗う、トイレを流す、お湯を使うなど、普段当たり前にできていることが難しくなり、生活に大きな影響が出ることもあるため注意が必要です。日々の生活に支障をきたさないためにも、冷え込みが予想される際は、蛇口の凍結防止対策をしておく必要があります。

水道管が破裂して修理費用が発生する


蛇口の凍結で特に注意したいのが水道管の破裂です。水は凍ると膨張するため、水道管の内部に大きな圧力がかかります。その結果、ひび割れや破裂が発生することがあるため、注意が必要です。

水道管が破裂すると、破損した配管の交換や修理が必要になります。さらに交換や修理に際して破裂箇所を特定する調査も必要になることが多く、その分費用が高額になるケースがほとんどです。

さらに、水道管の破裂による水漏れが原因で床材や壁紙に被害が及んだ場合は、住宅の補修費用が発生する可能性もあり、さらに追加で費用が発生する可能性もあります。

蛇口・水道の凍結防止方法

凍結した蛇口の写真

凍結は起きてから対応するよりも、事前に対策した方が負担は少なく済みます。以下の防止方法を試すことで、蛇口の凍結防止や、余計な修理費用の発生を防ぐことが可能です。

  • 蛇口から少量の水をポタポタ出し続ける
  • 水抜きする
  • 毛布や凍結防止テープを巻いて保温する
  • 凍結防止ヒーターを使う

それぞれ詳しく解説します。


蛇口から少量の水をポタポタ出し続ける


凍結防止には、蛇口から少量の水を流しておく方法がおすすめです。水は流れている状態だと凍りにくいため、寒波が予想される際に凍結防止効果が期待できます。水量は、ポタポタ落ちる程度を目安にしましょう。

また、夜中の気温が氷点下になる予報が出ている場合は、就寝前に蛇口からポタポタと水が流れていることを確認し、屋外の水道管に異常がないかもあわせて確認しておくと安心です。


水抜きする


旅行や帰省で家を空ける予定があるなら、水抜きをしておくと安心です。
水抜きとは、水道管内に残っている水を排出する作業のことを言います。一般的には元栓を閉めた後に家の中の蛇口を全て開け、水道管の水を抜くことで水抜きが可能です。

蛇口や水道管内に水がなければ凍結することがないため、蛇口や水道管の凍結防止策として最も有効な手段のひとつとして知られています。

水抜きを実施するタイミングは、以下が最適です。

  • 外気温が-4℃以下になるとき
  • 真冬日が続く日
  • 数日〜1、2週間以上家を留守にするとき

水抜きの方法は住宅設備によって異なります。誤った操作は設備の故障につながる可能性があるため、取扱説明書を確認したうえで作業を行うことが大切です。


毛布や凍結防止テープを巻いて保温する


屋外の水道管は保温対策を行うことで、凍結や破裂のリスク軽減が期待できます。専用の保温材がない場合は、タオルや毛布を巻く方法でも代用可能です。

また、市販の蛇口カバーや保温カバーを活用するのも有効策といえます。特に北側や日当たりの悪い場所にある配管は凍結しやすいため、優先的に保温対策を施しましょう。


凍結防止ヒーターを使う


蛇口の凍結が心配な場合は、凍結防止ヒーターの設置も検討してみましょう。配管を温めることで凍結を防ぎやすくなります。

過去に凍結した経験がある場合や、冷え込みの厳しい地域では有効な対策のひとつです。毎年同じようなトラブルで悩んでいる場合は、長期的な対策として検討してみましょう。

蛇口・水道が凍結した時の対処法

蛇口をタオルで巻いている写真

蛇口や水道の凍結防止策を実施していても凍結してしまうことがあります。その際は以下の対処法を実施しましょう。

  • タオルを巻いてぬるま湯で温める
  • ドライヤーでゆっくり温める・自然に解凍されるのを待つ

それぞれ詳しく解説します。


タオルやぬるま湯で温める


凍結した蛇口や水道管は、タオルを巻いた上からぬるま湯をかけて温めることで凍結解消が期待できます。凍結した部分をゆっくり解凍できるため、水道管への負担を抑えられるのがメリットです。

特に屋外の蛇口や露出している配管は、気温の低下によって凍結しやすい傾向があります。水が出ないからといって無理に蛇口を回したり、急激に温めたりすると、水道管や蛇口を傷める原因になるため注意が必要です。

なお、一度に大量のぬるま湯をかけるのではなく、様子を見ながらゆっくり温めることが大切です。また、解凍作業は自己責任で行う必要があります。水漏れやひび割れが確認できた場合は作業を中止し、すみやかに水道修理事業者へ相談しましょう。


熱湯をかけるのはNG


凍結した蛇口や水道管に熱湯をかけるのは避けましょう。
凍結した蛇口に熱湯をかけることで急激な温度変化が発生し、配管の膨張、水道管のひび割れや破裂につながる可能性があります。

特に金属製や樹脂製の配管は温度変化の影響を受けやすいため注意が必要です。凍結した状態から一気に高温になることで、水漏れなどの新たなトラブルが発生するケースも少なくありません。

早く解凍したい気持ちから熱湯を使いたくなるかもしれませんが、安全に解凍するためにはぬるま湯やドライヤーなどを活用し、少しずつ温めましょう。

なお、水道管にひび割れや水漏れが見られる場合は、無理に解凍作業を続けず水道修理事業者へ相談しましょう。


ドライヤーで温める


露出している水道管であれば、ドライヤーの温風を使って温める方法も有効です。なぜなら、ぬるま湯と同様に急激な温度変化を避けながら解凍できるためです。

特に屋外に設置されている蛇口や、目に見える位置にある配管はドライヤーで温めやすく、自分で対処できる場合があります。温風を当てる際は、一箇所だけを集中的に温めるのではなく、凍結していると思われる範囲全体をゆっくり温めることがポイントです。

また、ドライヤーを使用する際は、配管の状態を確認しながら少しずつ温めましょう。無理に蛇口をひねると、配管や蛇口を傷める原因になるため注意が必要です。

なお、ドライヤーは電気製品のため、水濡れには十分注意しましょう。


自然に溶けるのを待つ


凍結が軽度の場合は、気温の上昇によって自然に解凍されるのを待つ方法もあります。日中になって気温が上がることで、水道管内の氷が徐々に溶ける場合があるためです。

ただし、自然解凍を待つ間に何度も蛇口を強くひねったり、水道管を叩いたりすることは避けましょう。配管や蛇口を傷める原因になる可能性があります。

また、水が出るようになった後も安心はできません。凍結によって水道管にひび割れが発生している場合があるため、蛇口や配管周辺に水漏れがないか確認することが大切です。

なお、自然解凍後に水漏れや異常が見られる場合は、無理に使用を続けず水道修理事業者へ相談することをおすすめします。

水道管が破裂してしまったらどうする?

蛇口の点検を行う事業者の写真

水道管が凍結した結果破裂してしまった場合は、落ち着いて以下の対応を実行しましょう。

  • 元栓を閉める
  • 水道修理事業者に連絡をする・水道修理事業者を待つ間応急処置を行う

それぞれ詳しく解説します。


元栓を閉める


水道管の破裂を発見した場合は、まず元栓を閉めることが重要です。元栓とは、住宅全体に供給される水を止めるためのバルブのことです。一般的には戸建て住宅の場合は敷地内のメーターボックス付近、マンションの場合は玄関横のパイプスペース内などに設置されています。

水道管が破裂したときにまず元栓を締めるのは、一言でいえば「壊れた配管に水を送るのを、家の入口で完全に止めるため」です。

家の水道は、道路の本管から元栓を通って各蛇口へ枝分かれしていく構造になっています。水は常に圧力(水圧)がかかった状態で配管全体に満ちているので、どこか一箇所が破裂すると、そこが一番の「逃げ道」となり、圧力に押された水が勢いよく噴き出し続けます。

蛇口を閉めても、破裂した穴は配管の途中にあって蛇口より手前にあるため、蛇口の開け閉めとは無関係に水は漏れ続けます。これを止められる唯一の場所が、すべての配管より上流にある元栓です。

元栓を閉めれば家全体への給水が遮断され、配管に新しい水が供給されなくなるので、噴出(水漏れ)が止まります。
元栓を閉めずに放置しておくと、破裂した箇所からの水漏れが止まらず、床や壁の損傷や家電製品の故障にもつながります。

水道管破裂による水漏れ被害が大きくなるほど、修理費用や住宅の補修費用が増える可能性もあるため、異常に気付いたら最初に元栓を閉めることが重要です。


水道修理事業者に連絡をする


元栓を閉めて水漏れを止めた後は、できるだけ早く水道修理事業者へ連絡しましょう。水道管の破裂は見えている部分だけが被害を受けているとは限りません。床下や壁の内部で水漏れが発生している場合もあり、見た目だけで被害状況を判断することは難しいケースがあります。

例えば、水漏れが少量だからといって放置すると、時間の経過とともに床材や壁材が傷み、住宅の補修費用が発生することもあります。また、目に見えない場所で被害が広がると、修理範囲が大きくなり費用が高額になる可能性もあります。

水道修理事業者であれば、原因の特定から修理まで対応できるため、被害の拡大を防ぐことが可能です。


水道修理事業者へ依頼するメリット


水道管の破裂が確認できた場合は、水道修理事業者への相談がおすすめです。なぜなら、水漏れの原因調査から修理まで一括で対応してもらえるためです。

例えば、目に見える場所の水漏れだけを応急処置しても、床下や壁の内部で被害が広がっているケースがあります。水道修理事業者であれば、専用の機材や知識を活用しながら原因を調査し、適切な修理方法を提案できます。

また、自分で修理を試みると被害が拡大する可能性がありますが、水道修理事業者に依頼することでトラブルの再発防止にもつながります。修理にかかる時間や手間を抑えられる点もメリットのひとつです。


水道修理事業者を待つ間に応急処置をする


水道修理事業者が到着するまでの間は、応急処置を行うことが大切です。なぜなら、水道管の破裂によって発生した水漏れ被害の拡大を抑えられる可能性があるためです。

例えば、水が漏れている場所の下にバケツや容器を置いて水を受けたり、タオルを敷いて床への浸水を防いだりする方法があります。また、周辺に家電製品や家具がある場合は、濡れない場所へ移動させておくと被害を軽減しやすくなります。

ただし、応急処置はあくまでも被害の拡大を防ぐための一時的な対応です。水漏れが止まったように見えても、水道管内部の損傷が改善されたわけではありません。

応急処置は被害拡大を防ぐために有効ですが、根本的な解決には水道修理事業者による修理が必要です。

なお、防水テープなどによる補修は一時的な対策に過ぎません。無理な修理を行うと被害が悪化する可能性があるため、安全を優先して水道修理事業者の到着を待ちましょう。

蛇口・水道管の凍結は防げる!ただし破裂・破損したらすぐに水道修理事業者を呼ぼう

蛇口や水道管の凍結は、少量の水を流しておく方法や水抜き、保温対策などを行うことで防止することができます。

一方で、水漏れや水道管の破裂が発生した場合は迅速な対応が必要です。被害が見えない場所まで広がっている可能性もあるため、無理に対処しようとせず水回りの水道修理事業者へ相談することをおすすめします。

寒波が来てから慌てないためにも、今のうちに蛇口や水道管の状態を確認し、必要な凍結対策を進めておきましょう。

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