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一戸建ての水道管の交換費用はどのくらい?費用相場や節約方法などを解説

公開日:2026.3.2
一戸建ての水道管の交換費用はどのくらい?費用相場や節約方法などを解説

一戸建ての住宅に長く住んでいると、水道管の交換が必要になることがあります。長年使用している配管は内部の腐食や劣化が進みやすく、水漏れや水質トラブルにつながる可能性もあるため注意が必要です。

水道管の交換は突然必要になることも多く、費用がどのくらいかかるのか分からず判断に迷う人も少なくありません。配管の状態や住宅の構造、工事範囲によって費用が大きく変わるため、事前に目安を知っておくことが重要です。

この記事では、一戸建て住宅の水道管交換にかかる費用の目安や、工事費用が変わる主な要因について分かりやすく解説します。

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1.一戸建ての水道管の交換時期は?

水道管の耐用年数は素材によって異なる

コップに水を注いでいる写真

長く同じ一戸建て住宅に住んでいると、やがて水道管の交換を検討すべき時期がやってきます。

ここでは、水道管の交換が必要になる主な場面について解説します。

■水道管の耐用年数を超えている
水道管は使用されている材質ごとに耐用年数の目安があります。耐用年数を超えたからといってすぐ使えなくなるわけではありませんが、腐食や破損のリスクが高まり、将来的に大きなトラブルが発生する可能性があります。

水道管の耐用年数の目安は次の通りです。

・従来の金属製(鉄や鉛)の水道管:15〜20年ほど
・新しい金属製(ステンレス)の水道管:30〜40年ほど
・樹脂製の水道管:20〜40年ほど

また、耐用年数を超えていなくても次のような異常が見られる場合は、水道管の交換が必要になることがあります。

■水の状態がおかしい
水道から出る水の色や味、においが普段と違う場合、水道管に何らかの異常が発生している可能性があります。
水の状態に次のような変化がある場合は、業者に相談することを検討しましょう。

・水に色がついている
・水の味がおかしい
・水から臭いがする

これらの症状が出ている場合は、水道管内部の腐食や破損によって不純物が水に混ざっている可能性があります。

2.長期間水道管を交換しないとどんなデメリットがある?

水道管の破裂や健康被害の恐れがある

水道管が破裂して水漏れしている写真

長期間水道管を交換しないまま使用していると、内部で腐食やサビが発生しやすくなります。また、劣化によって耐久性が低下すると損傷や破裂のリスクも高くなるため注意が必要です。

耐久性が低下した水道管では、次のような被害が発生する可能性があります。

・水漏れ被害
水道管が損傷すると周囲へ水が染み出すことがあります。地上に勢いよく噴き出した場合は気付きやすいものの、土の中へ徐々に漏れ出す場合は発見が遅れることがあります。
庭の土壌が常に湿った状態になったり、床下など住宅の基礎部分に水が回り込んだりすることで異常に気付くケースもあります。基礎部分に水が回る状態が続くとカビの発生やシロアリ被害につながる可能性があり、住宅の耐久性にも悪影響を与えるおそれがあります。

・水道管の破裂
水道管の内部には常に水圧がかかっています。配管が腐食などによって弱くなっている場合、突然破裂することがあります。水道管が破裂すると大量の水が一気に流れ出し、住宅周辺や建物内部に大きな漏水被害が発生する可能性があります。

破裂が起きた場合、水を止めるまでの水道料金や修理費用が発生するだけでなく、周囲の住宅へ被害が及ぶ可能性もあります。特に日本は地震が多い地域のため、古くなった配管は破裂のリスクが高まりやすいといわれています。
また、水漏れによって高額な水道料金が発生した場合は、自治体によって減免制度が設けられていることもあるため、必要に応じて確認しておくとよいでしょう。

・健康被害
水道管の材質によっては、劣化や損傷によってサビや鉛などの成分が水に混ざることがあります。このような水を長期間飲み続けることで健康被害につながる可能性があります。水の味やにおいに違和感を覚えた場合は、水道管の状態に問題が生じている可能性があるため、早めに点検を依頼することが大切です。

3.水道管をDIYで交換できない理由

水道法で禁止されている

水道法のイメージ写真

水道管の交換作業は、業者の手配や決して安くない交換費用がかかるため、できるのであればDIYで対応したいと考える人もいるかもしれません。

結論として、水道管の交換を個人で行うことはできません。水道管は公共性の高い設備として水道法で管理されており、個人が勝手に工事を行うと周囲へ影響が及ぶ可能性があるためです。そのため、水道管の交換工事は資格を持つ指定業者に依頼する必要があります。

水道設備の中でDIYが認められるのは、蛇口の交換やパッキンの交換など、比較的軽微な作業に限られます。

また、法律面を除いても水道管の交換には地面の掘削や新しい配管の設置、専門的な接続作業などが必要になるため、専門業者以外が対応するのは非常に難しい作業です。

さらに、個人が交換作業を行って配管を破損させた場合、自宅だけでなく周囲の住宅にも断水や水漏れ、浸水などの被害が及ぶ可能性があります。こうしたトラブルが発生すると、修理費用や補償などで大きな金銭的負担が発生するおそれもあります。

このような理由から、水道管の劣化によって交換が必要になった場合は、適切な手順を踏んで信頼できる業者へ依頼することが重要です。

4.一戸建ての水道管の交換費用

水道管の交換費用は35~55万円ほど

費用相場のイメージ写真

水道管が劣化や腐食によって交換が必要な状態になると、どのくらいの費用がかかるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

一戸建て住宅の水道管を新しい配管へ交換する場合、工事費用の目安はおよそ35万〜55万円になるケースが多くなります。ただし、配管の一部だけが破損して水漏れが起きている場合など、部分的な修理で対応できるケースでは1万円程度の費用で済むこともあります。

交換が必要になる配管の範囲によって費用は大きく変わるため、まずは業者に現地確認を依頼して見積もりを出してもらうことが重要です。

実際の費用は、敷地内のどこまで配管を交換する必要があるかによって変わります。見積もりを依頼する際は、作業内容や使用する材料の内訳を確認しておくと安心です。

また、水道管の交換費用は必ずしも自己負担になるとは限りません。交換が必要な配管の場所によっては、自治体が対応するケースもあります。

水道管は、水道局の管理する本管から公道を通り、そこから各住宅へ分岐する形で給水されています。本管は自治体(水道局)の管轄となるため、この部分で破損や破裂などのトラブルが発生した場合は、水道局の負担で交換工事が行われます。

一方、本管から住宅の敷地内へ引き込まれている配管は住宅側の設備となるため、経年劣化などで交換が必要になった場合は、その土地の所有者が費用を負担することになります。

5.一戸建ての水道管の交換費用を節約する方法

ローンや補助金を賢く活用

補助金のイメージ写真

一戸建てに住んでいると、水道管の劣化や破損によって交換工事が必要になることがあります。突然の出費になることも多いため、できるだけ費用を抑えたいと考える人も多いでしょう。

ここでは、水道管の交換費用を少しでも抑えるためのポイントについて解説します。

・住宅ローンを利用する
中古住宅を購入する際に水道管の交換が必要な場合は、住宅ローンに費用を含めることができるケースがあります。住宅ローンは一般的にリフォームローンより金利が低い傾向があるため、購入時に交換費用もまとめて借り入れることで、トータルの支払い額を抑えられる可能性があります。

・補助金や減税制度を利用する
水道管の交換工事では、自治体の補助金制度やリフォーム減税を利用できる場合があります。補助金の内容や対象条件は自治体ごとに異なるため、事前に制度の有無や条件を確認しておくことが大切です。

また、リフォーム減税は住宅の改修工事にかかった費用の一部を所得税から控除できる制度で、水道管の交換工事が対象になる場合もあります。制度を利用できるかどうかは工事内容や住宅の条件によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

・長期的な視点で考える
水道管の交換工事はまとまった費用が必要になりますが、長く住む予定の住宅であれば早めに交換しておくことで、将来的なトラブルを防げる場合があります。

水漏れや破裂などの大きなトラブルが発生してから修理するよりも、計画的に交換しておく方が結果的に費用を抑えられるケースもあります。

6.一戸建ての水道管交換費用を理解して適切に対処しよう

水道管交換は費用とタイミングの理解が重要

一戸建て住宅では、水道管の劣化や破損によって交換工事が必要になることがあります。水道管は長年使用することで内部にサビや腐食が発生しやすくなり、水漏れや破裂などのトラブルにつながる可能性があります。

また、水道管の交換費用は工事範囲によって大きく変わり、一般的には敷地内の配管交換で35万〜55万円ほどの費用がかかるケースが多いとされています。一方で、部分的な修理で対応できる場合は数万円程度で済むこともあります。

なお、水道管の本管は自治体の管理となるため、本管のトラブルであれば自治体が修理を行うケースもあります。しかし、住宅の敷地内にある配管は基本的に所有者の管理となるため、交換費用は自己負担になることが一般的です。

水道管はDIYで交換できる設備ではないため、異常や劣化が見られる場合は早めに専門業者へ相談することが重要です。費用を抑えるためには見積もりの確認や補助制度の活用なども検討しながら、計画的に対応することがトラブル防止につながります。

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