本文へ移動

庭木の台風対策とは?発生前後でやっておくべきことについて

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.15
庭木の台風対策とは?発生前後でやっておくべきことについて

日本では例年5月から10月にかけて台風が多く発生してきます。そんな台風国家にお住まいの皆様はお庭の台風対策はお済でしょうか?
特にお庭に大きな庭木のあるお宅は、きちんと台風対策をやっておかないと後から大きな被害を伴うトラブルに発展することも…。

この記事では庭木の台風対策について解説していきます。
被害事例や台風前の対策方法、一過後の対策方法などについてもご紹介しますので、施肥参考にしてみてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

庭のROY株式会社

1.台風による庭木の主な被害は“倒木”

庭木の倒木でもたらされること

木が根元で折れて倒れている写真

台風による庭木の倒木対策を考えるにあたって大切なことは、どのような被害をもたらすのか考えること。
具体的な被害を想定することによって、強風や台風に向けた対策がしやすくなります。
台風により庭木が倒木した場合に及ぼすリスクのある被害は以下のようなものが想定できます。

・近隣住宅への被害
庭木の倒木で一番想定しておかなければならないことは、近隣に住まわれている方に対する影響です。

一戸建て住宅にお住まいで近隣の敷地との距離が近い場合は要注意です。
台風によって木が倒されると、隣にある建物や自動車、フェンスといったものに損害を与える可能性があります。

・自宅への被害
庭にある木の倒木は自宅の敷地に対しても影響を及ぼす可能性があります。
大きい木であれば、自宅の建物に被害を与えますし、木の枝が飛んでくればご家族がケガをすることもあります。

・公道への被害
自宅敷地内から行動まですぐ近くという場合も気を付けなければなりません。
周辺環境によっては日中数多くの人が公道を利用することもありますし、そうなれば倒木による被害が大きくなります。

また、行動に車やバイクが駐車していれば、倒木が倒れることで被害を受けるおそれがあります。


このように庭木の倒木対策を考えるにあたっては、自宅周辺の環境についてよく理解しておかなければなりません。

2.庭木の台風対策の重要性とは?

庭木の倒木では賠償責任が生じることも…回避するには日ごろからの台風対策が重要!

道路に倒れている庭木の写真

庭木の台風対策においては、万が一倒木した場合の責任の所在を考えておく必要があります。

基本的に自然災害による被害については損害賠償が生じることはありません。ただし、庭木の所有者に何かしらの不注意があったと認められると、損害賠償責任に発展することになります。
日頃から庭木をきちんと手入れできるにもかかわらずしていなかった、被害状況から考察して自然災害のみに原因があるとは考えられない、などの理由で損害賠償請求を受けることになります。

ただし、普段から庭木の管理がきちんとなされていて、台風への対策も行なわれていたことが確認された場合は、損害賠償請求を回避できる場合があります。

具体的には庭木の手入れを行った専門業者の施工完了報告書や、定期的に台風対策を行ったことが分かる作業報告書などを提出することで損害賠償に発展せずに済みます。

また、日頃から庭木に対する手入れがなされていることが分かるような写真などがあると、証拠として考慮に入れてもらえます。

庭木の倒木に関するトラブルは多く、個人間で迅速な解決を目指すのが難しい場合が多いです。
こうしたことから、万が一庭木の倒木による被害が発生した場合は弁護士に相談するのが望ましいです。

3.台風が来る前にできる庭木の対策方法とは?

台風前にやるべきこと

強風で倒れたプランターの写真

庭木の倒木による損害賠償請求に発展しないためにも、日ごろからきちんと対策をしていかなければなりません。
個人でも事前にできる庭木の台風対策については次の通り。

・プランターや鉢植えを避難させる
プランターや鉢植えといった小さなものであれば、台風や強風が来る前に風が当たりにくい場所へと避難させておきましょう。避難場所としては屋内や車庫などがおすすめです。

もし、なかなか屋内へと避難させておくのが難しい場合には、ロープできつく縛っておくなど倒されないための工夫をしておきます。

・庭木を固定しておく
庭に生えている木であれば、強い風で倒されないようにきちんと固定しておきます。
固定する方法としては、庭木と自宅の窓やデッキの脚・塀の支柱といった場所をロープで結びつけるのがおすすめです。
ただし雨樋への固定については落下する危険性があるので、やらないようにしましょう。

・支柱を設置する
もし自宅の周りに庭木を固定しておく場所が見つからない、庭木が十分に育っていないという場合は、支柱を設置しておくといいでしょう。
庭木へ斜めに支柱を挟んでおき、それをロープできつく縛っておきます。支柱については1本の庭木に対して3本用意しておくと安心です。

4.台風一過後にやるべき庭木の対策方法とは?

台風後にやるべきこと

台風一過後に枝や葉を掃除した写真

庭木に対しては台風が来る前だけではなく、一過後も対策をしていかなければなりません。
周辺に対するきちんとした対応をしておかないと、後になって近隣とのトラブルを引き起こす可能性があります。具体的な対策方法は以下の通り。

・周辺の枝や葉っぱを掃除しておく
台風が通過して風が収まったら、外に出て庭や自宅周辺の掃除をきちんとしておきましょう。
台風によって枝や葉っぱが飛ばされていると思いますので、ほうきなどを使って片付けておきます。

周辺に住んでいる人に対する配慮だけではなく、葉っぱを放置している状態ですと湿度の上昇により植物の病気や害虫などをもたらすおそれがあります。

・庭木を手入れしておく
台風が来た後は庭木の手入れもしっかりやっておきましょう。
木は強い風にさらされると樹形が崩れたり、枝が折れたりなどの被害を受けてしまいます。また木によっては台風の影響で根が露出してしまっていることもありますので、日の光が当たらないようにシートで覆っておきましょう。

また、枝が折れている部分については、庭木の病気をもたらす細菌やウイルスを入れてしまうことがあるので、きちんと消毒作業を行う必要があります。

この他、倒れた庭木についても根元に水やりをしっかりやっておきます。

5.庭木の台風対策なら業者にお任せしよう!

業者をおすすめする理由

庭木の周りに組まれた足場の写真

大切な庭木の台風対策は個人でも行うことはできますが、場合によっては作業がしづらいこともあります。
そんな時に頼りになるのが庭木の専門業者。としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には庭木はもちろんのこと、あらゆる植物のトラブルに精通しているプロスタッフが在籍しています。業者であれば素人が行うよりも安全かつ確実に作業してもらえます

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに駆けつけてくれるのでとても簡単。仕事が忙しくなってなかなか庭木が手入れできないという方は活用してみましょう。

・無料見積もりに対応している
専門業者のいいところは作業前に無料見積もりを行ってくれること。相場を知ることはとても重要であり、同じ作業でも業者によって数万円も費用が違うこともあります。
お住まいのエリアにある業者を最低3社以上から見積もりをとっておくと地域で一番安い業者を見つけることができます。

・アフターサービスが付いている
ほとんどの専門業者には作業後の事後点検やスタッフによる無料訪問など、さまざまなアフターサービスを実施しています。
サービスの内容や保証期間は業者で異なるので、事前に確認されることをおすすめします。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

庭のROY株式会社

その他の庭のお手入れの新着記事

おすすめ記事