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家に住みついたコウモリを追い出す方法とは?効果的な対策法をご紹介

公開日:2023.2.15 更新日:2024.4.4
家に住みついたコウモリを追い出す方法とは?効果的な対策法をご紹介

コウモリが自宅に住みついてしまった場合、早急な対策が必要です。
放っておくと糞による被害はもちろんのこと、ノミやダニアレルギーなどの原因にもなります。
ただし、コウモリは鳥獣保護法で指定されているため無許可で駆除することは出来ません。

この記事ではコウモリを追い出す方法を詳しく解説しています。
その際に気をつけるべき危険性などもご紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。

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1. コウモリを追い出す方法とは?

コウモリを追い出す方法は4種類!アフターケアが大切です

超音波発生装置の絵

家に住みついたコウモリを傷つけることなく追い出す方法をご紹介します。

①撃退スプレーを使用する
コウモリは屋根裏などに巣を作ることが多く、なかなか対処しづらいのですが、撃退スプレーを繰り返し吹き付けることでその場から追い出すことができます。

撃退スプレーにはコウモリの苦手とするハッカ成分が配合されており、殺虫成分は使われていない商品が多いので、そういったものであればお部屋の中でも安心して使用できます。

②燻煙剤を使用する
こちらも撃退スプレーと同様の効果があるのですが、倉庫などの広い範囲で効果が期待できます。

③超音波発生装置を使用する
コウモリは、超音波を発してその反響の度合いで自分がいる場所を把握するといった特性があります。この特性を利用して、機械により超音波を発生させることでコウモリの感覚を狂わせ、家から追い出すことができます。

ただし、設置する際は場所によって音響などを計算しなくてはいけませんので、専門業者に依頼した方が無難です。

④ライトを使用する
コウモリは夜行性であるため強い光を苦手とします。
LEDライトなどの光を当てることで、コウモリを傷つけることなく自宅から追い出すことができます。

コウモリを追い出す4つの方法を紹介しましたが、一番大切なのはその後です。
コウモリが家に侵入してくる原因は必ずどこかにあります。その最たるものが天井や屋根の隙間です。
これを放置しておくと何度追い出しても、またコウモリが住み着いてしまいますので、金網やパテを使用して必ず隙間を埋めておきましょう。

2. コウモリを追い出す際の危険性とは?

コウモリを追い出すときに注意すべき危険性について分かりやすく紹介します

飛んでいるコウモリの写真

コウモリを追い出す際の危険性として最初に紹介するのは、ノミやダニです。
ほとんどのコウモリの体にダニやノミが付着しており、素手で触ることによって被害が拡大します。
さらに飛んでいる最中にも、それらをまき散らしている恐れがあるので、布団や畳などで増殖する危険性もあります。
そのため、特にアレルギー体質の方がコウモリを追い出す時は、防塵マスクの着用は必須です。

小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、コウモリがアレルギー発症のきっかけになることもありますので、発見したら早急に追い出しましょう。

また、コウモリの糞には様々な種類のカビ菌や病原菌が付着していますので、絶対にそのまま放置しておかないように。
糞をそのままにしておくと天井から染み出したり、他の害獣を家の中に呼び寄せる原因にもなります。
掃除はもちろんですが、必ず糞の周辺を消毒しておきましょう。

そのほか、コウモリを追い出す際に乱暴なことをしてしまうと、法律で罰せられる危険性があります。
程度により異なりますが、コウモリは鳥獣保護法で保護されていますので、最大で一年以下の懲役または100万円以下の罰金刑に処せられることがあります。

このようなリスクを避ける上でも、コウモリの追い出しは専門の業者に依頼した方が無難です。

3. コウモリを追い出すのに適した時期とは?

コウモリの追い出しに適した時期は4月から6月!

威嚇しているコウモリの写真

コウモリを追い出す際は、季節を選んで行わないと二次被害に悩まされることになります。

コウモリは7月から8月にかけて子育てをします。この時期に追い出そうとすると親コウモリは出ていくのですが、飛ぶことが出来ない子供のコウモリは屋根裏で餓死してしまいます。
コウモリの死骸があることで、それを媒介に様々なアレルゲンが発生してしまいます。

また、11月頃から3月頃までは冬眠していますので、追い出しづらい状況です。

したがってコウモリを追い出す際に適切な時期としては4月から6月、9月から10月という事になります。
なかでも出産する前の4月から6月が最適とされています。

これ以外の時期で、コウモリを追い出したい場合はコウモリ駆除のプロに依頼することが賢明です。

4.コウモリを追い出すのは専門業者にお任せしよう!

業者をおすすめする理由

噴射器を持っている駆除事業者の絵

コウモリを追い出す方法をいくつか紹介してきましたが、どうしても解決しない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。

コウモリ駆除の専門業者は、専用の機材を持っているだけでなく、経験に裏打ちされたノウハウもありますので、迅速な解決が見込めます。

また、コウモリを追い出した後でもが残した糞などの清掃が必須ですが、業者であれば徹底的に消毒・清掃を行ってくれるので、安心して一連の作業をお任せできます。

そのほか、専門の駆除業者であれば再発防止策も徹底して行ってくれます。
コウモリ被害を再発させないためには、侵入経路となる家の中の様々な隙間を無くさなくてはいけません。
先ほども紹介した屋根の隙間はもちろんのこと、換気扇や通風孔、エアコンのホースなども対象です。
しかしそれらの中には、塞いではいけない隙間もありますので、そういった場所にも的確な対処を行ってくれます。

もし業者に依頼する際は、価格だけでなく、複数年の保証が付いている会社を選ぶと安心です。

5. まとめ

コウモリを追い出す方法について、アドバイス・ポイントとここまでの情報まとめ

飛んでいるコウモリの写真

コウモリを追い出す方法について、色々な情報をお伝えしてきましたが、最後にアドバイスも兼ねてポイントを紹介します。

まずコウモリの追い出しに適した時期は4月から6月です。
追い出す際は感染症などに気を付ける意味でもマスクと手袋の着用は徹底して下さい。

また、追い出しに成功した後は速やかに天井や外壁、屋根などの隙間をパテなどを使用して埋めましょう。

コウモリは蛾などを食べてくれる益虫でもありますが、放っておくと健康被害も懸念されますので早めに対処しておきましょう。

ここまで紹介した情報を参考にしていただければ幸いです。

監修

一級建築士事務所 ROY株式会社

建物を熟知したプロだからできるROYオリジナルの駆除工法を武器に、年間1,500件の確かな実績を誇る害獣駆除のエキスパート。
建設業の免許があるため、建物の構造面からの根本的な対策を得意とする。薬剤・毒餌だけに頼らず建物の構造面から害獣駆除施工を行うことにより、不必要な薬剤や材料を使わない安心で的確なサービスを提供。
<資格・著書・受賞歴など>

一級建築士事務所 神奈川県知事 第16860号
特定建設業 国土交通大臣許可 (特-31) 第27424号
神奈川県電気工事業 第20213014号

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