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【撥水効果など】車のフロントガラスをコーティングするメリットや手順を紹介

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.2
【撥水効果など】車のフロントガラスをコーティングするメリットや手順を紹介

車のフロントガラスはコーティングすることで撥水性を持たせられるだけではなく、そのほかにもさまざまな効果があります。ですが、施工の方法を間違えるとそもそもの水をはじく性能が発揮されないばかりか、せっかく加工をしてもすぐにはがれてしまうなんてことも。

今回は車のフロントガラスをコーティングするメリットや具体的なやり方、かかる費用の相場について詳しく解説します。

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1. 車のフロントガラスは主にどんな用途でコーティングする?

車のガラスコーティングは撥水性を持たせるため!シリコンとフッ素の2種類アリ

コーティングで水が弾かれたガラスの写真

こちらの加工を行う一番の目的としては、撥水効果を持たせつためです。雨の日でも水滴を弾いてくれるため、ワイパーをある程度使わなくても、視界をきれいな状態に保つことができます。

ガラスコーティングにはシリコンとフッ素の2種類があります。
シリコン系の特徴は、撥水性がより高いですが、耐久性がなく価格も安い点があげられます。
フッ素系のコーティングは、シリコンよりもさらに硬化するため、撥水性能はシリコンに劣るもののフロントガラスで1年の耐久性を持たせることができます。

そのほかにも、シリコン系とフッ素系のいいところを両方あわせもつ2層コートという方法もあります。下地にフッ素コート、仕上げにシリコンコートをすることで最大で2年間の耐久性を持たせることも可能です。

この場合にはワイパーの材料にもこだわるのがおすすめです。ワイパーを使えば使うほどコーティングがめくれやすくなるので、こちらの加工にこだわるのであれば、コーティングの落ちにくいワイパーを選ぶのがよいでしょう。

ただし、これはプロが施工した場合の話です。初心者でもこちらの加工を行うことは可能ですが、塗り方や下処理が甘いと、コーティングが落ちやすくなり、本来の耐久性を発揮できません。

2. 車のフロントガラスをコーティングするメリット

撥水以外のメリットは、ビビリ音の軽減や霜の凍結予防にも効果アリ

ワイパーで水滴を除去している写真

撥水性を持たせることができるこちらの加工ですが、そのほかにも以下の2つのメリットがあります。

1. ワイパーのビビリ音の軽減
2. 霜を落としやすくする


車でワイパーを使っていると、ワイパーとガラスの間でガタガタ音がなってしまったり、擦れるような音が聞こえてきたりといった経験はありませんか?
これがワイパーのビビリ音です。こうした音が気になる人であればガラスコーティングがおすすめです。ワイパーがスムーズに動くようになり雨中のドライブでも静かで快適な環境を維持できますよ。

また、ガラスコーティングを施すことで、霜がおりたり凍結していたりしても氷を剥がすのが簡単になります。撥水コーティングの皮膜がフロントガラスと凍結部分の間に入り込むことで、凍結を軽減してくれるという仕組みになっています。
そのため朝霜がフロントガラスに張り付いてしまっている場合でも水などをかけることなく、ワイパーを動かすだけで楽に霜を落とせます。

そんなフロントガラスのコーティングのメリットを十分に発揮させるには、しっかりとした施工が欠かせません。施工でミスがあるとその効果を十分に発揮できないからです。

3. 車のフロントガラスをコーティングする方法

自分でもできるが難易度は高い!

フロントガラスを拭いている写真

こちらの加工は、自分でもできなくはありませんが、うまくできないと撥水性能が十分に発揮されません。さらに、耐久性も短くなってしまい、せっかく施工を行ったのに・・・といった状況に陥る可能性があります。

市販でコーティングを購入すると、費用は1,000~2,000円ほどに抑えられますが、失敗のリスクを考えると必ずしも安いとは言えないでしょう。

具体的な方法は以下の手順で行います。

1. 養生
まずは加工を行わない部分にコーティング剤をつけないようにマスキングテープで養生をします。

2.窓ガラスの清掃
次に窓ガラスの清掃をしっかりと行います。特に油膜の処理をしっかりと行うことが大切です。

3. コーティング剤の塗布
それが終わったら、ムラがないように気をつけながらコーティング剤を塗布していきます。
その後しばらく乾燥させてコーティングが硬化したら作業は完了です。

特に失敗してしまいがちなポイントは以下のものがあります。
・ガラスコーティング前にガラスの掃除が十分にできていない
・コーティングムラができてしまう


これらの処理を初心者の人が完璧にするのは難しく、そこにプロと素人の大きな違いがあると言えます。失敗すると3ヶ月ほどしか効果が持たない場合もありますし、最悪の場合には効果そのものが発揮されないなんてことも。
作業に不安のある方は、ガラスの専門業者へ依頼することをおすすめします。

4. 車のフロントガラスのコーティングを業者に依頼する場合の費用相場

フロントガラスのコーティングは10,000〜20,000円が相場!

ワイパーを点検している事業者の男性の写真

こちらの加工処理は、プロにお願いすることでより高い撥水効果と耐久性を発揮させられます。というのも素人には、下処理やムラなく塗布するといった作業が難しいためです。

ただし、フロントガラスにウロコがしっかりとついてしまっている場合にはウロコを落とす作業の代金が別途で発生することがあります。これは雑巾でゴシゴシ拭いただけで落ちるものではなく、除去のために専用のクリーニング剤を使用する必要があるからです。ウロコ除去は3,000円~8,000円くらいかかるのが相場です。

施工時間はフロントガラスのみで1~2時間程度で完了です。

特にシリコンとフッ素の2層コーティングを施すことで1年程度の耐久性を確保させることも可能です。

せっかくのコーティングを長持ちさせたいのであれば、普段のお手入れも大切です。ガラスコーティングをした後でのお手入れは、余計なこすり洗いなどをしないように注意しましょう。ワイパーを使うだけでも耐久性が低下するリスクがあるからです。

だからと言ってプロの施工であれば、それほど簡単には落ちることはありませんが、クロスなどのこすり洗いや過度な洗車は避けたほうが無難です。

5. まとめ

フロントガラスのコーティングはプロにお願いするのがおすすめ!

フロントガラスの掃除を行う事業者の男性の写真

こちらの加工処理は初心者では失敗しやすく、撥水性能を十分に発揮できなかったり、すぐにはがれてしまったりすることが多くなります。

プロにお願いすることできれいな仕上がりになることはもちろんのこと、耐久性が自分でやった場合よりも段違いに高くなります。失敗したくないのであればプロにお願いしてみるのがおすすめですよ。

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