本文へ移動

庭木の病気とは?注意すべき症状や原因、対策について解説します

公開日:2023.3.22 更新日:2024.4.19
庭木の病気とは?注意すべき症状や原因、対策について解説します

人間や動物と同じように、庭木も病気にかかるリスクがあります。大切な庭木を生育する上でこうした病気に気をつけていないと、成長が阻まれるだけでなく最悪の場合枯れさせてしまうことにつながります。

今回はそんな庭木がなりやすい病気の種類や原因について解説していきます。
庭木の病気の予防法や病気にかかってしまった場合の対処法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

庭のROY株式会社

1.庭木がなりやすい病気とは?

主な病気の種類や原因について

こぶ病になった庭木の写真

庭木が発症するリスクのある病気には、いくつか種類があります。
庭木のかかりやすい主な病気は次の通り。

■庭木の葉の主な病気
・うどんこ病
葉っぱや茎の表面にうどんの粉のように白い粉が付着する病気で、草花や野菜、樹木などほぼすべての植物に発症リスクがあります。この白い粉の正体はカビであり、高温多湿な環境で発症しやすくなります。
症状が進みこのカビで葉の表面が覆われてしまうと光合成が阻害されます。また、葉から栄養分を吸収してしまうので、生育不良になり最悪の場合は枯れてしまいます。

うどん粉病の胞子が風などで飛ばされることで、別の植物に寄生し、増殖していきます。

一般的には夏の高温時期を除いた春から秋にかけて多く見られます。
ただ乾燥した環境でも、うどんこ病が発生することもあるので注意が必要です。

・褐斑病(かっぱんびょう)
葉っぱの表面に黄色や茶褐色の斑点のようなものが発生する病気で、さまざまな植物の葉に発症するリスクがあります。
発症の原因は糸状菌(カビ)の繁殖によります。

発症当初は小さな斑点ですが、症状が進行することで斑点が同心円状あるいは多角形状に広がり、斑点の上に黒い格子柄が見られるようになります。
この状態を放置しておくとやがては葉が枯れ落ちてしまいます。

初夏から秋にかけて発生しやすい病気で、特に湿度が高い初夏は多発傾向にあるため要注意です。

■庭木の幹・枝の主な病気
・てんぐ巣病
コブ状になった枝の一部から数多くの細い枝が生えてくる病気で、サクラやツツジ、サツキ、モミなど多くの植物にみられます。
糸状菌(カビ)の一種による伝染病で、桐の場合はファイトプラズマという細菌により感染します。

発症して枝分かれしている部分には花や実はつきません。

時期として4月~12月にかけて発生する病気で、その中でも4~8月に多く見られます。

・こぶ病
庭木の幹や枝の一部がコブのように膨れる病気で、サクラやマツ、ヤナギ、クルミ、サルスベリなどのさまざまな樹木に発生リスクがあります。
ほとんどの場合は細菌が細胞を異常に増加させることで起こります。マツの場合は糸状菌(カビ)によって発症します。

こぶ病にかかった庭木は生育が悪くなり、徐々に弱っていきます。こぶができた部分は組織が破壊されているため、最悪の場合枯れてしまいます。

雨が続く時期や、湿度が高いときに発生しやすい病気なので、梅雨の時期は特に注意が必要です。

・胴枯病
樹幹や枝の樹皮が膨れ上がる病気で、カエデやカシ、サクラ、ポプラなどの庭木や果樹などに発症リスクがあります。
剪定時の切り口や害虫の食害、強風害による枝の擦傷部分などから、糸状菌(カビ)の一種の病原菌が侵入し、発症します。

発症箇所は軟化して膨れ上がり、赤褐色に変色して腐敗がみられます。その部分が乾燥すると陥没していき、のちにたくさんの小さなボツボツした隆起物が表面に現れてサメ肌状になります。
症状が拡大すると、幹に亀裂が生じたり、病患部より上の部分が枯れてしまったりします。

時期としては、春(4月上旬~6月中旬)と秋(8月中旬~11月中旬)に発生しやすいです。


■庭木の根の主な病気
・根頭がん腫病
樹木の根や接ぎ木部分などにごつごつとした塊のようなものができる病気で、バラやキク、サクラといった花木や、カキやナシ、ブドウのような果樹などに発症するリスクがあります。
「アグロバクテリウム」という細菌の一種が傷口などから侵入し、土壌伝染、接触伝染によって広がります。

主幹や枝に発生したこぶ状の塊により、茎などがねじれを起こし、根からの栄養の吸収がしづらくなります。それにより生育不良が引き起こされ徐々に枯れていきます。

発生時期は3~10月で、気温が20~30度と高く、多湿になると発生しやすくなるので注意が必要です。

・ナラタケ病
ナラタケというキノコが庭木の根から侵入して寄生する病気で、ヒノキやケヤキ、マツ、ナラなどのさまざまな庭木に発生リスクがあります。
寄生したナラタケにより、木全体が弱まってしまい、最終的に庭木を枯らします。

4月~10月に多く見られる病気で、特に梅雨の時期は要注意です。

2.庭木の病気の予防法とは?

自分でもできる庭木の病気の予防法

病気になった庭木を剪定している写真

庭木の病気の一般的な原因としては細菌や糸状菌といった病原菌や病害虫、外部環境のストレスなどが挙げられます。
こういったものを防ぐためには、日頃からきちんと庭木のお手入れを行うことが必要です。面倒ではありますが、大切な植物を守るためにきちんとお手入れをしておきましょう。

庭木の病気の主な対策方法は次の通り。

・剪定をして風通しを良くする
多くの庭木の病気の原因となるカビや細菌といった病原菌は湿度の高い状態を好みます。そのため、それらを定着・増殖させないためには、日当たりがよく風通しのいい環境にする必要があります。
庭木をそのままにしておくと、枝葉が密集してしまうので、定期的に要らない枝を剪定することで、通気性や日当たりが改善されます。

・土壌改良する
細菌や糸状菌などの病原菌は土のなかで生存・増殖します。そのため、土中の殺菌や、水はけを良くするといった土壌改良を行うことが庭木の病気の予防に効果的です。

具体的な方法としては、適切に希釈した高濃度の木酢液を土壌に直接散布することで殺菌します。さらにこれにより、土がやわらかくなり根の発育がよくなるため、庭木の生育を促進させる効果も期待できます。
また、枝葉の消毒の際に、地面に液がしたたり落ちるほど木酢液を大量に使用し、土の中にまで浸透させることで、土壌の殺菌が可能です。

そのほか、地表の土は日光により殺菌されるので、土を掘り返す「天地返し」を行なうことで、土中の土も殺菌できます。

・殺菌剤で庭木を消毒する
庭木の病気の予防としては、殺菌剤を使用して消毒しておくことが効果的です。
市販のものを使用する場合は、対応する庭木の種類や病気を確認しておきましょう。
また、害虫駆除・予防も同時に行いたい場合は、殺菌殺虫剤を選びます。

こういった薬剤を個人で使用する際は、使用方法をきちんと確認し、誤った使い方をしないように注意してください。

・雑草を刈り取っておく
雑草が生い茂っている草むらは湿度が高くなりやすく、害虫が住処を作るのには最適な環境です。
庭に生えている雑草を減らしていくだけでも、害虫の発生リスクを大幅に減らすことができます。小さいうちは比較的刈り取りやすいので、庭で見かけたらこまめに刈り取っておきましょう。

3.庭木が病気にかかってしまったら

自分でもできる庭木の病気の対処法

病気になった庭木の写真

庭木が病気にかからないように予防を行っていても、病気になってしまうことはあります。

庭木の病気を発見したら、まずは患部を切除してください。
切除した部分は焼却処分またはごみ袋にいれてゴミの日に出します。発症した切除部分を放置してしまうと、風で菌が舞うなどして他の庭木に感染してしまう恐れがあります。

また、周囲の植物や土壌に病原菌が残っている場合もあるので、殺菌剤を使用して消毒することをおすすめします。
ただし、薬剤を使用する際は、間違ったやり方をすると反対に植物を弱らせてしまうことがあるので、十分にご注意ください。

4.庭木の病気は業者に相談しよう

業者をおすすめする理由

庭木を見ながら相談を行う依頼者と事業者の写真

庭木の病気を予防したり、対処したりするには、病気の原因を正確に究明し、それにあった対策を行う必要があります。

庭木の主な病気について紹介してきましたが、病気の種類はさまざまで、ここで紹介しきれていないものも多々あります。正しい対処法を行うには、庭木の病気に関する知識を要するため、庭木のプロである専門業者に相談することをおすすめします。

庭木の病気の中には他の植物への感染リスクがあるものも存在するので、被害が大きくなる前にプロに依頼をするなどして、早めの対策を行いましょう。

それ以外にも専門業者への依頼は以下のようなメリットがあります。

・自宅の環境を考えて作業してくれる
使用する薬剤が庭木にとって適切でないと、庭木にダメージを与えてしまいます。また、薬剤は適切な濃度で使用しないと、健康被害につながるおそれもあります。

プロの業者であれば、適切な方法で薬剤を使用し、安全に消毒作業を行ってくれるので、安心してお任せできます。

・自分であれこれ準備する必要がない
個人でしっかり対策をしようとすると、薬剤の効果や使い方を調べたり、ホームセンターに行って探したりと、何かと面倒な作業が多いです。
業者であれば電話1本で自宅へ駆けつけてくれるので、道具を買うなどの準備をする手間が省けます。

・アフターサービスも受け付けている
庭木の病気対策をしてからも、しばらくして再発してしまうこともあります。
そうしたことを考えて、業者によっては再発した際の無償サービスを実施しているところもあります。
アフターサービスには保証期間や適用条件がありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

5.庭木の病気対策を依頼した時にかかる費用

具体的な費用相場

庭木剪定の費用相場のイメージ写真

専門業者に庭木の病気対策をしてもらうにはそれなりの費用がかかります。
庭木1本あたりの剪定や消毒作業の費用相場は以下の通りです。
・低木(高さ0~3m未満)
剪定:3,000円~
消毒:2,000~3,000円

・中木(高さ3~5m未満)
剪定:6,000~7,000円
消毒:4,000~6,000円

高木(高さ5~7m未満)
剪定:15,000円~17,000円
消毒:7,000~12,000円


上記の金額はあくまでも目安なので、依頼先の業者によっては料金は変動します。枝の剪定を行った場合はさらに枝の処分費用などが加算されます。
また、庭木の高さが7m以上の場合は個別での見積もりが必要になる場合がほとんどです。

土壌改良を依頼する場合はおおよそ1㎡あたり約1.5万円~が相場になります。

このように庭木の病気対策を業者に依頼するとなるとそれなりの金額がかかりますが、費用を安くできる方法がありますので、ご紹介します。

まず一つは、複数の業者の見積もりを見比べる方法です。
複数社から見積もりをとることで、その作業にかかる料金相場を知ることができ、その中から最もお得な業者を見つけることができます。
また、見積もりをとっておけば、競合他社と価格交渉を行う際の材料に利用することができます。

もう一つは、お得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみることです。
期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できる業者もあります。ただし、こうしたキャンペーンには適用条件がありますので、事前に確認しておきましょう。

そのほか、庭木の病気に気付いたらすぐに依頼することも重要です。
被害箇所が小さいほど作業も少ない範囲で終わるのでその分費用も安く済ませることができます。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

庭のROY株式会社

その他の庭のお手入れの新着記事

おすすめ記事