犬が死ぬ前に取る行動には何がある?飼い主がしておく準備とは

犬が死ぬ前 準備 ペット葬儀

人間と暮らしているパートナーであり、家族の一員ともいえる犬などのペット。そんな愛犬といつまでも生きていたいと感じている飼い主の方も多いでしょう。しかし、犬と人間の寿命には大きな差があり、ほとんどの場合で愛犬の最期を看取ることになります。

だからこそ、愛犬が亡くなる前にできることがあります。そこで今回の記事では、愛犬が亡くなる前にみられる行動や、飼い主側が愛犬にできることについて詳しくご紹介します。

犬の寿命と死ぬ前にみられる行動とは

犬が死ぬ前 行動

人間の寿命が何十年もあるのに対して、犬の寿命は多くの場合約10年~15年です。ただ、平均寿命は犬種ごとに異なります。愛犬が寿命に近い場合は普段の健康管理により気をつけましょう。とくに、犬が死ぬ前にみられやすい以下の兆候に気をつけるようにしてください。

・フードの食欲が極端に落ちた
食事そのものが多くのエネルギーを使用します。寿命近くなり元気がなくなると、好きだったフードすら食べなくなるのです。

・体温が下がっている
いつもは暖かい愛犬の体温も、寿命が直前になると下がってしまいます。

・筋肉や神経に異常が出ている
寿命によって亡くなる時期が近くなると、筋肉や神経がうまく制御できなくなるので下痢になりやすくなったり、痙攣(けいれん)を起こしやすくなったりするので注意が必要です。これらの状態がみられたら、まずは獣医さんに相談するようにしましょう。

愛犬が亡くなってしまう前にできること

犬が死ぬ前 できること

愛犬に寿命が来ている場合は、その状態に合わせてしっかりと看病してあげましょう。しかし同時に、愛犬が亡くなったときのことを考え、看取り方を決めておくことが大切です。看取り方にはおもに2種類があるので、自分がどうしたいかを考えて選ぶのがよいでしょう。

・家で看取る場合
やっぱり愛犬にとってなじみ深い我が家で看取ってあげたいという場合は、亡くなったあとの愛犬を安置できるように準備しておきましょう。愛犬の死亡後の遺体は時間とともに腐敗していくので、保冷剤やドライアイスなどを用意しておくことが大切です。

・病院で看取る
家で看取る以外にも、動物病院に入院させる方法もあります。動物病院であれば愛犬がなにか異常が発生した時に、獣医さんがすぐに対応することが可能です。ただし、場合によっては容態が急変することにより看取れないときがあるかもしれません。

愛犬が亡くなったときにしておく手続きや行動

愛犬が亡くなる 手続き

愛犬の最期を看取ったら、亡くなったことによるショックで落ち込んでしまうかもしれません。ですが、愛犬が死亡したときにやるべき手続きがあるので注意する必要があります。

・死亡届の提出
愛犬が死亡したときは、役所などへ死亡届を提出する必要があります。提出をしていないと、狂犬病の予防接種案内などが届いてしまうのです。また、死亡届の提出は30日以内と義務付けられているため、期限内に済ませておきましょう。

・葬儀や埋葬をする
ペットが亡くなったあとは、遺体が傷んでしまうまえに葬儀や埋葬の準備をしておきましょう。愛犬死亡後の対処方法は以下のような様々な方法があるので、どのように愛犬を見送るかあらかじめ考えておくのがよいですね。

【愛犬死亡後に取れる葬儀・埋葬】
・自宅の庭へ土葬する
・行政に依頼し火葬してもらう
・火葬業者へ依頼し火葬してもらう
・ペット霊園に供養してもらう

愛犬の死後にペットロス症候群にならないために

愛犬が亡くなる ペットロス

「ペットロス症候群」という言葉をご存じでしょうか。ペットロスとは、ペットを亡くしてしまったショックによる深い悲しみにより、精神が不安定になる状態のことです。いくら愛犬の寿命のことを理解していても、いざ死を目の前にするとやっぱり悲しくなってしまうこともあるでしょう。ペットロス症候群が重症化すると、やがて精神疾患などの二次被害につながるおそれがあります。

ペットロス症候群にならないためには、後悔を残さないことが大切。愛犬が亡くなったあとは我慢せずに泣いたり、だれか信頼できる人に話を聞いてもらったりするようにしてみてください。また、同じ経験をした人に相談をしてみるのもよいでしょう。そうすることで、ペットを失う悲しみや苦しみに共感してもらえたり、アドバイスをもらえたりするかもしれません。

税込み感謝の気持ちを伝えるペット葬儀
0066-9809-0002285
タイトルとURLをコピーしました