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鹿児島県出水市上鯖淵の出水(いずみ)駅は、JR九州の肥薩おれんじ鉄道の駅です。出水駅には特急列車のさくら・つばめが停車する駅であり、九州新幹線が乗り入れる駅です。
出水駅の歴史は大正12年(1923年)に始まり、木造駅として建てられました。昭和26年(1951年)には木損駅が解体され、同年に鉄筋コンクリート造の駅舎が完成しました。肥薩おれんじ鉄道の新しい駅舎が完成したのは、2004年(平成16年)4月1日で、古い改札口が閉鎖され、この駅舎は同年に建築協会賞を受賞しました。出水駅は2面2線の相対式ホームで、乗客の安全確保のために可動式の安全柵が設置されています。1日あたりの乗車人数は約1160人、在来線と新幹線の駅で自由通路からの乗り換えの利便性が良いです。駅の乗り場は1～3番まで、上り線の行き先は熊本県の八代・水俣方面、下り線の行き先は鹿児島件の川内・阿久根方面です。
鹿児島県と言えば黒豚の産地であり、出水駅の有名な駅弁には鹿児島黒豚赤ワインステーキ弁当・黒豚横丁・鹿児島黒毛和牛ステーキ重などがあります。出水駅周辺で有名な観光地には、ツル飛来地で知られる出水市ツル観察センターがあります。薩摩藩の歴史ある武家屋敷・出水麓にも多くの観光客が訪れます。