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古市駅は近畿日本鉄道の駅であり、南大阪線と長野線が乗り入れる羽曳野市の代表駅です。南大阪線の駅として見た場合には道明寺駅と駒ヶ谷駅の間に位置しており、長野線として見たときには起点駅となります。明治３１年開業と歴史は古く、柏原駅や道明寺駅とともに現存する同線最古の駅のひとつです。１日あたり２万人近くが利用しており、２面４線のホームを持っています。ホームは２つの路線によって共有されており、１・２番乗り場からは橿原神宮前・吉野方面の南大阪線と富田林・河内長野方面の長野線が、３・４番乗り場からは大阪阿部野橋行きの南大阪線が利用できます。
近畿日本鉄道では受験シーズンになると、“つかめ！合格”と記された安倍文殊院の合格祈願吊り革が、ある列車の１つの車両に設けられます。電車通学していてもなかなか出会えないため、幸運の吊皮とも呼ばれています。これを見つけるのにすべての列車が停車して接続待ちする古市駅は絶好のスポットとされています。
駅周辺に飲食店が並んでおり、近鉄プラザやドラッグストアがあるので、買い物に便利です。付近には古墳が多く位置しており、駅の西側に白鳥陵古墳、北西に墓山古墳、誉田御廟山古墳があります。