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蹴上駅は、京都にある京都市営地下鉄東西線が乗り入れている地下駅です。住所は京都府京都市東山区東小物座町で、京都の駅の中でも歴史的建造物が比較的多い場所に立地しています。1997年（平成9年）10月12日に開業した駅で、まだわずか２０年余りの歴史しかない駅ですが、１日の利用者数は５，６７７人（２０１８年調べ）と、京都市東山区内の人口の約７分の１を占め、休日にはその特徴的な駅舎の見学とその周辺施設の訪問を目的とした観光客で賑わいます。地下４層にホームがあり、１番線が下り京都市役所前・太秦天神川方面、２番線が上り御陵・六地蔵方面となっています。駅周辺は、前述の通り観光スポットが名を連ねており、「ねじりまんぽトンネル」、古代ローマの水道橋を参考にして造られた「南禅寺水路閣」、また世界最長の傾斜鉄道跡である「蹴上インクライン」といった有名どころを含め、多数の寺院や文教施設が建っています。また、観光スポットであるため料亭や宿泊施設も多く、「京都ホテルオークラ」と「ウェスティン都ホテル京都」といった２大ホテルもあり、荘厳かつ豪華絢爛な印象を与えることでしょう。駅名が少し風変わりですが、この名前の由来は、その昔源義経（牛若丸）が、通りがかった平家の武士に水たまりの水を蹴り上げられ、怒りを露わにしたことからきているそうです。