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川角駅は、1934年（昭和9年）12月16日に開業した東武鉄道越生線が乗り入れている埼玉県内の地上駅です。所在地は埼玉県入間郡毛呂山町大字下川原で、宅地と自然に囲まれた地域です。それほど大きな駅ではないものの、越生線の途中駅としては最多の乗降人数を誇っており、ここ10年でその数は徐々に増え続け、近年では15,000人以上にまで上っています。この人数は埼玉県内の駅の中ではほぼ中間のランクに属します。駅の南側に高等学校や大学など教育機関がいくつかあることから学生の利用客が多い駅です。駅構造は相対式ホーム2面2線で、1番線が下り越生方面、2番線が上り坂戸方面となっており、両ホームには堅固な屋根が設けられています。当駅から10分足らずで到着する坂戸駅にて東武東上線にすばやく乗り換えができるなど、アクセスは比較的良好です。駅設備も充実しており、自動販売機、多機能トイレ、公衆電話、そして駅前には証明写真機も設置してあります。駅周辺は多くの住宅が目立つほか、わずかながら徒歩圏内に小規模な商店や書店が建っています。また、前述のように教育機関が近辺に多数立地しており、5～10分ほど歩くと埼玉平成中高校、明海大学、城西大学といった有名大学を含む多数の学校があるため、通学時間帯は主に学生でにぎわいます。勤め人の方も多いですが、会社等が若干遠いことから駅前のバス乗り場を利用する傾向にあります。