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山口駅(愛知県)
愛知県の山口駅は、愛知県北部に位置する瀬戸市にあり、JR中央本線の高蔵寺駅とJR東海道本線の岡崎駅を南北に結ぶ愛知環状鉄道線の駅です。1988年（昭和63年）に、高蔵寺‐新豊田間の開通に伴って開設され、2005年にはJR中央本線から高蔵寺駅を経由して片乗り入れが開始されたことにより、JR名古屋駅まで乗り換えなしで行けるようになり、利便性が大きく向上しました。また、山口駅はトヨタ自動車の企業城下町である豊田市に近く、直通で通勤できるため、トヨタ自動車およびその関連企業の従業員の利用が多く、1日あたりの平均乗降人員数は約2,000人で、駅周辺の宅地開発により、増加傾向にあります。駅舎は、高架式構造で、高架下に改札口が設置されており、早朝と夜間は駅員のいない無人駅となっています。
日本有数の陶磁器生産地で知られる瀬戸市の南部に位置する山口駅近辺には、瀬戸窯最古の窯とされる広久手30号窯跡遺跡や愛知県陶磁美術館、瀬戸窯業試験場がある他、山口郷土資料館では山口地区の郷土史や窯業原料の分布図などを見ることができます。また、2005年に開催された「愛・地球博」の瀬戸会場跡地に整備された「瀬戸万博記念公園 愛・パーク」へのシャトルバスが山口駅から運行されています。