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大町駅(北海道)

エリア画像

大町駅は函館市企業局交通部の駅であり、末広町停留場と函館どつく前停留場の間に位置しています。2面2線を持っていますが、交差点を挟むようにそれぞれが設けられているため、往線の所在地が北海道函館市大町3番地先であり、復線の所在地は同7番地先と別々の住所となっています。ホームは1985年に設けられたものであり、それまでは電柱に取り付けられた電車停留所と記された看板が同駅の目印でした。
同駅周辺には江戸末期から明治初期にかけての史跡が数多くあります。緑の島の方へ進めば新島襄 海外渡航の地碑があるほか、反対方向にはペリー会見所跡、末広町停留所の方向には弥生小学校の横に元町公園があり、ペリー提督来航記念碑やペリー広場が在所しています。その脇にも函館奉行所跡や旧北海道庁函館支庁庁舎などがあるため、気がつけば末広駅方面まで辿りついてしまいます。
飲食店や小売店は大町駅を出た市電沿いに点在しています。弥生坂を登り、曲がり角を北へ進めば、函館どつく前駅へ近付くにつれて地域の人々の暮らしを支える個人商店がいくつか見られます。反面、北島三郎記念館がある末広駅方面へ進むと、函館市北方民族資料館があり、アイヌについての知識も得られます。