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天下茶屋駅
南海本線の特急ラピートや、南海高野線の泉北ライナーをはじめとする特急が停車駅としている天下茶屋駅は、かつて豊臣秀吉が堺へと行き来する際、この地で茶の湯を楽しんでいたとの言い伝えより、殿下茶屋と呼ばれるようになり、それが今日のネーミングの由来となっているとされています。１番線と４番線が相対となっている間に、２番線と３番線のある島ホームが挟まれる設計となっており、利用者数は７万人を超えています。利用者数は平成５年から右肩上がりとなっているのが特徴的な駅です。
高架駅なので、駅舎は３階建てとなっており、エレベーターやエスカレーターは完備されています。改札を出ると飲食店が営業しており、それらを見るだけでも利用や客が多いのがわかります。
駅の東側には天下茶屋駅前商店街があり、昔ながらの商店が軒を連ねています。阪堺線の北天下茶屋停留所まで商店街が続いており、近隣には聖天山古墳や中学校および高校があります。駅の西側のエリアは再開発が目立ち、ショッピングモールやスポーツ施設などが新しい風を吹き込もうとしています。そこから少し南側へと進めば、西成区の行政の中心となる区役所や図書館などの苦境施設が並んでいるエリアとなります。