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足立駅はJR西日本の伯備線が乗り入れている、岡山県新見市神郷油野にある駅です。無人駅として営業されており、自動券売機などは設置されていません。上り「倉敷・岡山方面」と下り「米子方面」の運行が行われており、1日およそ6人が乗車しています。倉敷駅には約90分、米子駅は約75分で移動できます。地域の人たちの生活を支える駅として、2000年初期までは20人前後の利用者数がありましたが最近は減少傾向にあります。
大正15年（1926年）の開業から100年近くに渡り、地元の人々に愛された小さな駅となっています。山々に挟まれた地上ホームは、春夏は緑広がる風景、秋は紅葉、冬は雪景色を見る事ができます。鉄道と自然のコントラストが見事な撮影スポットとして写真撮影に訪れる人もいます。
駅周辺には西川が流れており、山と川に囲まれた自然豊かな立地となっています。駅の周りには民家などがほとんどなく、自然が広がっています。駅の跨線橋を経由して対岸に渡ると新見市営のバス停があり「神郷温泉」や「神郷第一スキー場」といった観光地に向けた運行が行われています。駅から暫く移動すると自然の中に集落があり、診療所や個人商店も集まっています。集落の先では「県道8号新見日南線」と「県道12号足立東城線」へのアクセスも可能です。