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狭山駅は南海電気鉄道の高野線が乗り入れている、大阪府大阪狭山市池尻中の駅です。明治31年1月30日に開業された狭山駅は、120年以上の歴史を誇る無人駅として現在も営業されています。上り「難波方面」と下り「高野山方面」の運転が行われています。乗り換えの利用して、難波駅には約25分、高野山駅には約80分で辿り着けます。朝のラッシュ時に約10本が運行されている事から、鉄道での通勤通学にも適しています。
駅の東側は、住宅街として発展しています。西側は小規模の店舗・クリニックや循環バスの発着場があります。近年、西側の工場跡地を住宅地として利用した開発が行われ活気が出ています。長い間、駅利用者が減少傾向にあった狭山駅ですが、駅周辺の再開発により利用者の減少率に歯止めが掛かっているのも特徴です。駅周辺にはコンビニやスーパーがなく、市内を国道310号や複数の県道沿いに飲食店やスーパー・コンビニが集まっています。
駅から約500mの場所には、1400年の歴史を持つ「狭山池」があります。池の周辺はきれいに整備されており、ウォーキングやジョギングなどの人たちで賑わっています。春には池沿いに約1,300本の桜が咲き誇り、多くの人を楽しませています。近くには狭山池博物館もあり、土地開発史などを学べます。