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田原本駅は、奈良県にある近畿日本鉄道（近鉄）橿原線の停車駅です。奈良県磯城郡田原本町戎通にあり、近鉄田原本線が乗り入れている西田原本駅と隣接しています。1923年（大正12年）3月21日に開設され、1920年代から60年代にかけて、合併などで幾度と駅名が変更されてきましたが、1964年（昭和39年）10月1日、最終的に田原本駅に再改称されることになりました。対抗式2面2線のホームで構成されており、6両分の長さを有しています。1番線が下り大和八木・橿原神宮前方面で、大和八木で大阪線、橿原神宮前駅で南大阪線と吉野線に乗り換えが可能です。2番線は上り平端・大和西大寺方面で、大和西大寺駅で京都戦と奈良線に乗り換えできます。駅舎は、民家のような屋根が特徴的で、周囲に建つ戸建て住宅街によくマッチしています。中は広く、自動販売機、車いす用トイレや待合席が設置されています。自動改札機および自動精算機はともにPiTaPa・ICOCA対応です。1日の平均乗降人数は多く、2018年（平成30年）調べでは13,250人となっており、数年を通して大きな変化はなく安定しています。駅東口前は多数の商店や飲食店があり賑やかな雰囲気です。対して西口は浄土真宗の浄照寺や夏に行われる祇園祭で有名な津島神社など歴史的建物が多くあります。街、お寺、神社が程よく混在した独特の雰囲気を感じます。