週末に台風9号接近か 関東は荒天に警戒を
公開日:2025.7.31
更新日:2025.7.31
2025年7月31日現在、台風9号「クローサ」が小笠原諸島の北海上にあり、今後は再び発達しながら北上し、週末にかけて伊豆諸島から関東南部に接近する見込みです。
すでに関東では、明日1日(金)の午前中から雨が降り始め、2日(土)の朝にかけて断続的な雨となる予想です。特に千葉や房総半島では一時的に雨風が強まり、横殴りの雨となるおそれがあります。
さらに、台風から離れた東北でも湿った空気の影響で雨が降りやすくなり、太平洋沿岸部を中心に荒れた天気となる見込みです。今のうちに台風への備えを進めましょう。
現在の状況:台風9号は再発達の兆し
小笠原付近で停滞後、北上へ
台風9号「クローサ」は、31日午前9時時点で小笠原諸島の北でほぼ停滞していました。一時的に勢力を弱めたものの、海面水温の高い海域を通過しており、再び発達する見通しです。予報によると、最大風速は30 m/s、瞬間的には40 m/sに達するおそれがあり、8月1日(金)以降は暴風域を伴って伊豆諸島に接近する可能性が高まっています。移動速度が遅いため、影響が長引くことも懸念され、広い範囲で備えが求められます。
伊豆諸島は1日(金)に荒天見込み
強まる風雨、高波にも警戒を
台風の進路にあたる伊豆諸島では、1日(金)を中心に天気が荒れる予想です。風が強まり、断続的な強い雨が降るほか、海上では高波が続く見通しです。特に八丈島や三宅島などでは突風や横殴りの雨による視界不良が発生する可能性もあるため、不要不急の外出は避け、外作業などは前日までに済ませるとよいでしょう。海上交通機関にも影響が出るおそれがあるため、運航状況を事前に確認してください。
関東・東北でも影響 週末は断続的な雨に
房総沿岸では横殴りの雨も
関東地方では、台風の外側の雨雲がかかる影響で、1日(金)の午前中から雨が降り始め、2日(土)の朝にかけて断続的な降雨が続く見込みです。特に台風の進路に近い千葉県や房総半島沿岸部では、風雨ともに強まる時間帯があり、横殴りの雨になる恐れもあります。外出時は時間帯や移動手段の見直しを検討し、安全第一で行動してください。
また、台風本体から離れている東北地方でも、湿った東風の影響で太平洋側を中心に雨が降りやすくなります。急な天気の変化による交通機関の遅延や乱れも想定されるため、最新の情報に注意しながら予定を立てることが重要です。
台風通過後も高波に注意
天気回復後も海のレジャーは慎重に
2日(土)の午後以降、台風は関東から次第に離れる見通しですが、沿岸部ではしばらく高波や波浪が続く恐れがあります。天候が回復したように見えても、海水浴や釣りなど海辺のレジャーは引き続き注意が必要です。特に南房総や湘南エリアでは、うねりを伴う高波が押し寄せ、思わぬ事故につながる可能性があります。海に近づく際は、最新の波浪警報・注意報や自治体の防災情報を事前に確認するようにしましょう。
早めの備えが身を守るカギに
家庭でもできる防災チェックリスト
台風接近に備え、今のうちから安全対策を進めておくことが重要です。たとえば、窓や雨戸の施錠、ベランダの物の固定、懐中電灯や携帯バッテリーの準備、非常食や飲料水の確保などが挙げられます。
また、家族との連絡手段や避難所の確認も忘れずに行ってください。気象情報の更新頻度が高くなるため、テレビや気象アプリを活用してこまめに状況を把握し、必要に応じて柔軟に行動を変えることが被害の防止につながります。
まとめ:進路の変化と影響に引き続き警戒を
油断せず最新情報を追い、柔軟な行動を
台風9号は週末にかけて伊豆諸島から関東地方へ接近し、その影響は東北や海上にも広がる見通しです。進路や勢力に変化が生じる可能性があるため、常に最新の情報を確認しながら早めに備えることが肝心です。荒天のピークは2日(土)の午前から昼頃と予想されていますが、台風が離れたあとも波の影響は続くため、週末の外出やレジャーには十分な警戒が必要です。
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