羽アリ駆除の前にシロアリかクロアリかを特定!見分ける方法

シロアリ

家の周辺などで羽アリを見かけたら、要注意です。もしこの羽アリがシロアリの場合、放置していると家を食害されボロボロにされてしまうでしょう。自分でも羽アリ駆除を試みようとする方もいるかもしれませんが、なかなか駆除しきれないのが現状であるため、プロに依頼するのがおすすめです。

しかし、羽アリはシロアリとクロアリがいるので、まずはどちらか見分ける必要があります。そこで今回は、羽アリの見分け方について見ていきましょう。羽アリをきちんと見分けて適切な対処法を取るようにしてください。

シロアリ?クロアリ?羽アリの見分け方

羽アリの見分け方

もし家の周辺から飛び立つ羽アリを発見したら、その羽アリがシロアリかクロアリか見分けることから始めてみましょう。シロアリの羽アリは、体より大きな4枚の羽を持っており、その大きさや形はすべて同じです。

そして、羽がついた体はくびれがなくずんぐりしています。また、頭の先についた2本の触覚はまっすぐ伸び、よく見ると丸い粒状の節が連なっているようです。クロアリの羽アリも4枚の羽を持っていますが、頭側についた羽のほうが大きいつくりになっています。

また、体は頭、胸、お腹がはっきりとわかるように接続部分がキュッとへこんでいるのが特徴です。さらに触覚は、中間で曲がったようにみえるでしょう。このように見ていくと、同じ羽アリでも見た目が大きく異なることがわかります。近づいて観察できるようなら、特徴に着目して見分けてみましょう。

シロアリなら業者に依頼して駆除しよう!費用相場

シロアリ 費用相場

家に発生した羽アリがシロアリだとわかったら、家が食害されているおそれがあるため、すぐに駆除しなければなりません。その際は自分で駆除するのではなく、業者に依頼するのがおすすめです。

シロアリの多くは床下などの狭く暗い場所に生息しています。そのため、素人が床下に潜ってシロアリを見つけ出すのは至難の業です。また、シロアリは木材の中に潜んでいることが多く、市販の駆除グッズでは駆除しきれないことも多いでしょう。シロアリが残ってしまえば、再び繁殖して家が大きな被害を受けることになります。

シロアリ駆除業者はシロアリに関する知識や駆除技術もしっかりしているため、適切な方法で駆除してくれるでしょう。業者に依頼したときの費用は、1坪あたり6,500~10,000円ほどが相場となっています。費用はかかりますが再発のリスクは少なくなるので安心です。

クロアリの羽アリだとしても駆除はしておこう

クロアリ 駆除

家にいる羽アリがクロアリだった場合、家を食害される心配はありません。しかし、大群で飛んでいる姿はやはり気持ちが悪いものです。不快に感じるようであれば、自分で駆除をしておきましょう。

クロアリの羽アリ駆除には、掃除機や殺虫スプレー、粘着シートなどが効果的です。羽アリが発生している箇所に掃除機の吸い込み口を当て、そのまま吸ってしまえば駆除できるでしょう。また、アリに効果がある殺虫剤を直接かけるというのもおすすめです。ほかにも多くの家庭にある粘着性のコロコロを発生箇所に転がしても、羽アリを駆除することができます。

しかし、クロアリの羽アリを駆除したからといって安心してはいけません。なぜなら、クロアリはシロアリを好物としているため、羽アリが発生しているところにはシロアリがいるおそれがあるのです。自分で駆除した後は、業社に依頼してシロアリがいないかどうか点検してもらいましょう。

シロアリが発生しやすい家なのかも……予防方法

シロアリ 予防方法

シロアリ被害を受けた家では、もしかしたらシロアリが住み着きやすい環境はつくられているかもしれません。

たとえば、庭にガーデニングに使う予定だった木材が放置されたままになっている、ダンボールが長い間そのままになっているといった場合は、シロアリが寄ってきてしまうおそれがあります。

また、床下に通じる通気口の前に荷物があり、床下の風通しが悪くなっている場合、床下の環境がシロアリにとって快適な状態になってしまっていることがあるようです。このような環境を改善しなければ、再びシロアリの被害に遭ってしまうでしょう。

そのため、不要な木材やダンボールはすぐ処分する、床下の通気口周りは風が通りやすいようにしておくなど家の周辺をきれいに保つようにしましょう。日々の清掃や不用品の処分がシロアリ予防につながります。もし気をつけていてもシロアリが発生してしまった場合は、すぐに業者に依頼して駆除してもらいましょう。

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