蜂トラップの作り方!捕獲して駆除する前に確認すべきこと

ハチ

蜂トラップを仕掛けるときは、時期に注意しましょう。時期によっては、駆除がうまくいかないおそれがあります。また、蜂が大量に集まって、かえって身を危険にさらしてしまう危険もあるのです。

このコラムでは、蜂トラップを使って自分で駆除できる範囲や、蜂トラップの作り方設置方法などをご紹介していきます。蜂トラップを使って駆除したいという方は、以下の内容を参考に蜂の生態について理解し、正しい方法で蜂駆除をおこないましょう。

蜂トラップを仕掛ける前に!自分で駆除できる範囲

蜂トラップ 自分で駆除できること

蜂の巣は、冬眠から覚めた女王蜂によってつくられます。女王蜂は巣をつくると、そこに産卵をしていきます。その後、働き蜂が次第に増えていき、巣の規模も大きくなっていくのです。そこで、蜂トラップによって女王蜂を捕まえることで、巣がつくられたり巣の規模が大きくなったりすることを防ぐことができるのです。

蜂トラップを設置するのは、女王蜂が巣作りをする3月~5月が効果的です。一方、6月以降になると蜂トラップの効果は薄くなります。

6月以降には働き蜂の数が増えていくため、6月以降に設置すると捕獲できる個体のほとんどが働き蜂となります。女王蜂を捕獲しなければ働き蜂の数は増え続けるので、駆除効果が薄いのです。また、6月にトラップを設置すると働き蜂がトラップに大量に集まり、かえって危険な状態となるのです。

6月以降に蜂の巣を発見したときには、蜂トラップで自分で駆除することは難しいため、業者に依頼するとよいでしょう。

蜂が少なければ自分で駆除も可能!蜂トラップの作り方

蜂トラップ 作り方

蜂トラップで女王蜂を駆除したい方の中には、「蜂トラップの作り方がわからない」という方も多いでしょう。そこでここからは、蜂トラップの作り方をご紹介します。以下の内容を読んで、蜂トラップの正しい作り方をご理解ください。

用意するもの
・ペットボトル(2L程度)
・カッター
・油性ペン
・酒300ml
・酢100ml
・砂糖125g

手順
まず、ペットボトルの上部(上から3分の1程度の高さのところ)に、一辺が2cm程度の四角形を油性ペンで書きます。そして、四角形の上辺と横の辺にカッターで切り込みを入れましょう。このとき、下の辺には切り込みを入れなくて問題ありません。

次に、蜂をおびき寄せるための”誘引剤”をつくります。誘引剤の作り方は、酒・砂糖・酢を混ぜるだけと簡単です。最後に、ペットボトルの底から7cm程度のところまで誘引剤を入れれば蜂トラップは完成です。

蜂トラップを仕掛けるのに効果的な場所

蜂トラップ 効果的な場所

蜂トラップをつくったら、ペットボトルの口元にビニールひもを取り付けて、家の敷地内にある庭木につるしておきましょう。

このとき、蜂トラップの十分な効果を得るためには、直射日光が当たらない場所に取り付けることが大切です。直射日光が当たる場所に取り付けると、誘引剤の発酵を促す微生物が死んでしまうおそれがあります。すると、女王蜂をおびき寄せる効果が薄れてしまうのです。

また、蜂トラップは子供の手に届く場所を避けて設置してください。誤って蜂トラップを触ってしまうと、捕獲した蜂に刺されてしまうおそれがあるのです。

さらに、蜂トラップは人が頻繁に行き来する場所に設置することはやめましょう。蜂トラップによって集まってきた蜂に刺されてしまうことがあるのです。だいたい人が行き来する場所から3m程度は離して設置しておくことをおすすめします。

トラップにかかった蜂は注意して扱おう

蜂トラップ 注意して扱う

トラップにかかった蜂は、ペットボトルから出してゴミ袋に入れておきましょう。そして、ゴミ袋から蜂の針が出ていないことを確認し、処分してください。

蜂を駆除する際は、軍手やゴム手袋で手を保護しておきましょう。たとえ蜂が死んでいても、素手で駆除すれば蜂が持つ針に刺されてしまうおそれがあります。蜂に刺されると、激痛が走ったり刺された部分が腫れてしまったりするおそれがあります。最悪の場合は、アレルギー反応によって死に至るのです。

また、「すでに蜂の巣が大きくなっているため、蜂トラップで駆除するのは大変そう」「攻撃性の高いスズメバチが出たから自分で退治するのが怖い」という場合は、業者に任せるとよいでしょう。業者に依頼すれば、より効果的な方法で蜂を駆除してもらうことができるのです。

弊社では、蜂駆除業者をご紹介します。24時間365日受付対応しているので、蜂駆除についてお悩みの際はいつでもご相談ください。

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