クマバチ(黒い蜂)かわいいくせに怖いメス!温厚な性格と裏腹に

クマバチ 怖いメス ハチ

黒くて大きな体を持つクマバチ(クマンバチ)。ブンブンと大きな音を立てて飛んでいく姿をよく見かけることから、怖い蜂というイメージを持つ方も少なくないでしょう。しかし、意外にも性格は温厚で、ほかの蜂よりは比較的攻撃性は低いのです。とはいえ、下手に刺激を与えると刺してくる可能性もあるため、油断せず対処するようにしてください。この記事では、クマバチの生態や危険性などの特徴から、駆除する手段までご紹介していきます。

意外とおとなしいクマバチの生態

クマバチ 生態

クマバチは体長2~3センチメートル大でずんぐりとした大きな黒い体をしており、胸部あたりに黄色いファーのような毛が生えているのが特徴です。体に比べて羽は小さいですが力強く高速で飛び回ることができます。

エサについてはスズメバチやアシナガバチのようにほかの昆虫を捕らえて食べるのではなく、おもに花の蜜や花粉を主食として生活しています。とくに「フジの花」が大好物であり、クマバチの活動シーズンである春から秋口まではフジの花の周りを元気よく飛んでいる姿を見かけることもあるでしょう。

さらに、クマバチは同じ巣をずっと使うのも珍しい特徴であり、竹垣などの木材を丈夫なアゴで穴を開け、その穴の中で生活します。クマバチが子孫を残すことに成功した場合は、その子孫が巣を受け継ぎます。また、ほかの蜂と違って集団ではなく単独で活動するのも大きな特徴。集団で刺すことはあまりないため、ほかの蜂よりも危険性は低いのです。

クマバチのメスは刺してくることがあります

クマバチ 刺してくる

クマバチの毒針は産卵管が変化しているもので、オスバチには生えておらずメスバチのみに付いています。そのため、クマバチのオスは毒針で人間を刺すことができないのです。しかし、クマバチのオスメスをすぐに見分けることは難しいので、クマバチを見かけたら細心の注意を払いましょう。

とくに5~10月のシーズンは、繁殖や巣作りに忙しくなるので、メスのクマバチはいつもより少し攻撃性が増すのです。クマバチは枯れ木などの木材に巣を作ることが多く、フジの花を好んで蜜や花粉を食べに来ます。そのため、これらの場所になるべく近づかないことがクマバチ対策になるでしょう。

また、家の近くにクマバチが巣を作っている、庭を飛び交っていて刺されないか不安といった場合は、クマバチを市販の殺虫スプレーで駆除するという手段で対策することも可能です。

クマバチに刺されたときの痛みはどれくらい?

クマバチ 痛み

クマバチは温厚な性格のため、巣に近づいたり、フジの花の近くで刺激するような行動をしなければ、人をおそうことはめったにありません。しかし、クマバチは動くものに対して反応するため、慌てて行動すると刺してしまう可能性があります。そのため、「近づかず、動かず」を意識してクマバチに刺されないよう気をつけましょう。

なお、クマバチの針は、とても太いため、刺されてしまうとかなりの激痛におそわれることになります。ただ、クマバチの毒性はほかの蜂と比べて低めのため、炎症がひどくなるといったケースは少ないとされています。

また、蜂に刺されることによる「アナフィラキシーショック」という症状を起こす可能性も低いとされています。このように、クマバチの毒針の危険性はあまり高くありません。しかし、刺されると強い痛みを感じやすいため、刺されないように注意しましょう。

ご自宅が危機にさらされたら業者の出番

クマバチ 業者

頑丈なアゴで枯れ木や木材などに穴を開けて、その中で巣を作るクマバチ。とにかく木材であれば好んで巣を作るので、木造建築にお住まいの方はとくに注意しておきましょう。クマバチは木造建築の柱などに巣を作ることもあるので、穴を開けれられると建物の耐久性が落ちてしまうからです。

さらに、人間が気づかず巣に近づいてしまうことで、クマバチに刺されてしまうリスクも高くなるでしょう。このように、人間の生活圏内にクマバチが巣を作ってしまうと、建物の耐久性の低下や刺されるおそれがあるため、駆除の必要性が出てくるのです。

また、ほかのクマバチがやってきて次々と巣を作る可能性もあり、被害が深刻化するかもしれません。そのため、クマバチの巣を見つけたら被害が大きくなってしまう前に業者に依頼しましょう。業者に依頼することで、被害を最小限にとどめつつ安全にクマバチ駆除をすることができます。

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