蜂の巣ができやすい家の特徴とは?蜂が住まないためにできること

軒先にできた2つの蜂の巣の写真 ハチ

いつの間にか現れ、人間から見つかりにくいところでせっせと大きな巣を作ることもある蜂。蜂の種類によっては大量に繁殖するものもあり、巣の小さいうちに駆除をおこなっておきたいところです。ただ、蜂の巣が作られたことがあるということは、蜂の巣が作れるほど蜂にとって都合のいい環境であるともいえます。

そのため、蜂の巣を対策するためには「どんな状況の家が蜂の巣を作られやすいのか」を知っておくことが大切です。この記事で解説していくのでざひ参考にしてみてください。

蜂の巣を作られやすい家の特徴とは

蜂の巣 作られやすい家

人の家に巣を作ってしまう蜂にはさまざまな種類がありますが、代表的なのは「スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ」です。これらの蜂は、以下の条件を好んで蜂の巣を作ることがあるので注意しましょう。

・雨や風などの影響を受けにくい場所
蜂は薄い羽を高速で羽ばたかせることにより空中を飛んでいます。しかし、雨粒や風の影響により飛びにくくなってしまうのです。そのため、雨や風が飛んでこない場所に巣を作る傾向があります。

・密閉空間
たとえ凶暴なスズメバチでも、種を守るためにできるだけ天敵が少ないところに巣を作ろうとします。密閉空間なら天敵の動物や鳥などが入ってこれないので巣を作る場所として最適なのです。

・エサとなる虫が多い場所
蜂の巣が大きくなるほど食料となる虫も多く必要になるため、虫の多い場所で巣を作るのが蜂にとって都合がいいです。ミツバチの場合は花の蜜や花粉が取りやすい場所を好みます。

蜂の巣を探すうえで見ておきたいポイント

蜂の巣 確認ポイント

つづいて、すでに蜂の巣が作られていないか確認しておきましょう。蜂の巣は大きくなるほど駆除が難しくてお金もかかります。以下のポイントを参考にして蜂の巣の有無をチェックしてみてください。

・蜂の巣被害が多い場所
家の軒下、天井裏、床下、エアコンの室外機、生垣の中などの場所は雨風をしのぎやすくて密閉空間でもあるので、蜂の巣の有無をチェックする際は見ておきたい場所です。また、詰まれたタイヤや木箱の中など、外で放置している物にも巣を作ることがあります。

・蜂の活動時期
スズメバチは4~11月、アシナガバチは4~10月を主な活動時期としています。これらの時期に蜂が出入りするのを見かけたら、巣を作られている可能性が高いです。なお、ミツバチは冬を越すことができるため1年中活動します。また、活動したての春ごろであれば巣も小さいため、大きくなる前に駆除しておきたいところです。

すでに作られた蜂の巣はどう対処する?

蜂の巣 対処

すでに作られた蜂の巣がある場合は、大きくなる前に駆除することが大切です。蜂の巣を駆除するには自力でおこなう方法や、業者に依頼して駆除してもらう方法の2通りがあります。それぞれのメリット・デメリットを解説していくので検討時の参考にしてみてください。

・自分で駆除する場合
殺虫剤や防護服などを自前で準備して駆除する方法です。業者依頼と比べて駆除費用が安くなりやすいので費用を少しでも抑えたいなら検討してみましょう。なお、自治体によっては蜂駆除用の防護服を無料で貸し出していることもあります。ただ、防護服を正しく使えば問題ありませんが、少なからず危険をともなうので自力駆除をする際は注意してください。

・業者依頼で駆除する場合
費用はかかるのがデメリットですが、プロの業者の手で的確な蜂の巣駆除が可能。さらに、業者によっては巣を駆除した後に戻ってきた働き蜂の対策や予防も可能な場合もあります。

今後蜂の巣を作られないための予防方法

蜂の巣 予防法

蜂の巣ができたときに対処することは大切ですが、そもそも蜂の巣を作らせないのが最善でしょう。ここでは、蜂の巣を作らせないための予防方法について解説していくので、できる範囲でおこなってみてください。

・蜂の侵入口を塞ぐ
蜂は小さな隙間でも侵入できてしまいます。防虫ネットなどを使用しておくと予防になります。

・エサになるものを置かない
蜂は甘いにおいに反応して寄ってくることが多いです。そのため、甘いにおいがするジュースの空き缶や食べかすなどを放置していると蜂の巣を作らせる原因になってしまうことも。また、強い臭いをはなつゴミ袋も蜂が寄る原因となります。

・蜂の苦手なにおいを使う
蜂は嗅覚が発達しているため、遠いところからでもにおいをかぎ分けられます。この特徴を利用して、蜂が苦手とするハッカ油や木酢液などのにおいがするものを置いておくだけで予防をすることが可能です。

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