雨戸の塗装は外壁と同時におこなおう!費用相場を解説

自宅の雨戸の写真 外壁塗装

台風による強風や大雨から家の中をしっかりと守ってくれてとても心強い雨戸。そんな丈夫な雨戸でも経年経過とともに劣化していき、やがてサビなどの発生といったトラブルが起きてしまいます。そのような劣化があると雨戸の機能も弱くなってしまうため定期的な塗装が大切なのです。

そこで、この記事では雨戸の塗装をしておくタイミングや費用相場について詳しく解説していきます。古くなった雨戸があるという方は、参考にしてみてください。

雨戸は定期的に塗装をしておこう

雨戸 定期的に塗装

雨戸は窓や家の中を守るために外部の衝撃を代わりに受けてくれるものです。住んでいる家の環境にもよりますが、早い段階で雨戸の塗装がはがれてしまうことも。雨戸の塗装がはがれるとそこにサビができ、雨戸自体が破損しやすくなるので、定期的な塗装によるメンテナンスが必要不可欠なのです。以下3点に注意しながら雨戸の劣化を確認してみてください。

【雨戸の劣化を確認する方法】
・赤くサビついたところがある
・表面にくすみがみられる
・白くて粉っぽいものが付いている

これらの症状は雨戸の劣化が進んでいるときに起こります。症状を放っておくと外壁まで悪影響をおよぼし、劣化が早くなってしまうためできるだけ早めの対処を心がけましょう。

また、雨戸は10~20年ほどが寿命だといわれています。できれば3~4年に1度メンテナンスをおこなうと長く使いやすくなります。

雨戸の塗装をするときの費用相場!外壁と同時がお得

雨戸の塗装 費用

雨戸を塗装するときの費用相場は、「どんな雨戸に塗装をおこなうか」によって異なってきます。たとえばスチール製などといった金属の雨戸の場合はやや低めの相場である傾向がありますが、木製の場合は比較的に費用が高くなりやすいです。目安としては雨戸1枚につき「2,000~4,000円」ほどになりますので、業者依頼を検討するときの参考にしてみてください。

さらに、費用が高くなりやすいですが「二度塗り」という方法で塗装直しをおこなう選択肢もあります。二度塗りは名前のとおり2度にわたって塗装をしなおす方法であり、1度だけの塗装よりも高い耐久性に期待できるのです。

また、できるだけ出費を抑えたいという場合は雨戸と外壁の塗装を同時に依頼することを考えてみてください。同時での依頼なら2階を塗るときの足場代や出張料金を1回分の費用で抑えることが可能です。

雨戸の交換を考えるべきタイミングとは

雨戸の交換 タイミング

先ほどもお伝えしたとおり、雨戸の寿命は10~20年ほどです。寿命が近付くにつれ劣化がひどくなっていき、やがて破損してしまいます。古くなってきた雨戸は塗装ではなく、交換で対応するのがよいでしょう。なお、雨戸の交換をするために必要な費用は、以下のように雨戸の種類によって違います。

【雨戸交換における費用相場】
単板引き違い雨戸:2~5万円/1枚
ルーパー引き違い雨戸:3~6万円/1枚
手動シャッター雨戸:8~15万円/1枚
電動シャッター雨戸:12~30万円/1枚

このように、雨戸の交換をおこなう場合は塗装よりも高い費用がかかるケースが多いです。ただ、新品の雨戸に交換したことにより塗装したときより耐久性能が安定しているため、古い雨戸を交換しておくメリットは大きいでしょう。さらに、雨戸を交換する際、より頑丈な雨戸にすればさらなる耐久性能が期待できます。

雨戸塗装をDIYでおこなうことは可能?

雨戸塗装 DIY

雨戸塗装の費用相場を見ていて、「値段が高く感じる……」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。そんな人の選択肢として挙げられるのが「DIYでの塗装」ですが、結論からいいますとおすすめできません。なぜなら、以下2点のリスクがあるからです。

・作業時の事故や健康リスク
塗料は絵の具のようなものではなく、「有機溶剤」というものを使用します。この有機溶剤は刺激臭がとても強く、長時間吸ってしまうと健康を害するおそれがあります。また、塗装をするために高所に登った際、落下による事故のリスクもあるのです。

・施工不良のリスク
雨戸の塗装は意外と難しく、特に表面がツルツルしている金属製の雨戸は慣れている方でないときれいに仕上げるのが難しいです。塗装の塗り残しなどといった施工不良があると、せっかく塗装をしても無意味になってしまうので、業者に依頼して丁寧に塗装してもらうのが安心できます。

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