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苅田駅はＪＲ日豊本線の駅であり、朽網駅と小波瀬西工大前駅の間にあります。１日あたりの乗車客数は２５００人ほどであり、北九州市へと通勤・通学する人々が多く利用しています。平成１８年の北九州空港の開港に伴い、駅舎が大幅にリニューアルされました。苅田駅周辺整備事業によって駅舎は木造駅舎から橋上駅舎となり、駅前広場も整理され、それらをつなぐ遊歩道が設けられました。駅の東口と西口を結ぶ通路はＷＥロードと呼ばれています。みどりの窓口が設置されており、同駅の管理業務を受託するＪＲ北九州が業務に携わっています。
駅周辺は市街地となっており、東側は宿泊施設や飲食店、小売店などの商業施設が軒を連ねています。東口から出て直進すると国道１０号にぶつかり、それに沿って多くのお店が並んでいます。苅田駅入口の交差点を東へ道なりに進むと、門司行橋線があります。この道を左折して道なりに進んだ先には北九州空港があります。このため、苅田駅は北九州空港への玄関口と言われています。
かつて、駅の西側の採石所から駅までを結ぶ日本セメントの専用線と、駅から港に面する豊国セメントまでをつなぐ専用線が敷かれていました。当時、それらの間を走っていた機関車が地元の小学校に静態保存されています。