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大分県の北部、周防灘に面した位置にある豊後高田市は人口およそ2万2千人、宇佐市、杵築市、国東市に隣接している市です。
豊後高田市は「昭和の町」と言われており、中心の商店街では今もなお昭和の街並みが残ります。昭和30年代に国東半島で最も栄えていたこの地で、もう一度あの当時の活気をよみがえらせようという思いで平成13年に昭和の町なみを再現する取り組みが行われました。現在では年間40万人がこの商店街に訪れるそうです。商店街の一角にある、昭和のテーマパーク「昭和ロマン蔵」では昭和時代を象徴する懐かしい木製の机や、当時の電化製品などが再現されています。駄菓子屋や当時の民家や商店を模した「昭和の夢町三丁目館」もあります。他にも小学校や裏路地迷路など、大人も子どもも楽しめる施設が充実しています。
さらに豊後高田市は最新テクノロジーを利用してアートを表現する「チームラボ」が2カ所あります。1つは「昭和ロマン館」の中にある「チームラボギャラリー昭和の町」、もう1つは「チームラボギャラリー真玉海岸」です。真玉海岸は昭和の町から北に向かった先にある真玉海岸は、夕陽が水平線に沈む様子が見えることから「日本の夕陽百選」にも選ばれています。