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倉敷市駅
倉敷市駅は岡山県倉敷市阿知にある、水島臨海鉄道水島本線の始発駅です。JR西日本の倉敷駅に隣接した4階建駐輪場の1階にあり、水島臨海鉄道水島本線では唯一の終日有人駅です。駅から南へ徒歩約10分の「倉敷美観地区」は、倉敷川を中心に白壁の美しい町並みが保存され観光名所として国内外から多くの人が訪れます。昭和23年、旅客営業が開始され、社倉敷駅（現在の倉敷市駅）、弥生、水島、水島港の4駅が開業しました。昭和27年、倉敷市交通局が運営する公営鉄道となり、昭和45年にJR貨物、岡山県、倉敷市などが出資する第三セクター方式の水島臨海鉄道に譲渡されました。美観地区で知られる倉敷市中心街と水島臨海工業地帯10.4㎞を約20分で結ぶ、駅数10駅のローカル路線で、年間約160万人が利用しています。西日本では唯一の臨海鉄道で旅客輸送も行っています。国鉄時代のディーゼルカーが現役で走っており、市民からは「水臨」「水鉄」「臨鉄」「臨海」などの敬称や、開業当時使用された蒸気機関車の汽笛の音「ピーポー」の愛称で呼ばれて親しまれています。
倉敷市駅に隣接している「くらしきシティプラザ西ビル」にはアパホテル倉敷駅前や飲食店街があります。駅ロータリーを挟んで、天満屋 倉敷店があり、飲食店をはじめ、婦人服・紳士服などが購入できる百貨店です。