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群馬県館林市本町にある東武鉄道の駅が館林駅です。伊勢崎線・佐野線・小泉線が乗り入れている館林駅は、小規模ながら歴史を感じさせる洋館風の駅舎が評価され「関東の駅百選」にも選ばれています。東武動物公園方面は複線ですが、足利市・太田側と佐野線・小泉線は単線となっているのが特徴で、佐野線と小泉線においては起点駅となっています。
群馬県内で1番東京に近い市となっており、浅草駅から東武伊勢崎線の特急を使えば約60分で浅草駅に辿り着けます。浅草から出ている区間急行の半数以上と区間準急の2本も停まる事から、都心への通勤・通学や首都圏からの日帰り観光など、都心への鉄道アクセスが便利な場所として交通の要衝を担っており、1日1万人以上の人が館林駅を利用しています。
駅名の由来は、1532年から400年に渡り栄えた館林の地名からきています。駅の東側には市役所・公共職業安定所・税務署・検察庁・文化会館・図書館・郵便局など市の公共施設やホテル・銀行が集まっており、つつじが岡公園や仲町公園・尾曳神社や善導寺といった自然と歴史を感じるられる場所も多くあります。駅の西口は、製粉ミュージアムがある工場や大手醤油会社の本社、病院やドラッグストアなどがあり、東口とはまた違った発展を遂げています。