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自衛隊前駅は札幌市営地下鉄の南北線が乗り入れている、北海道札幌市南区澄川の駅です。「真駒内方面」と「大通・さっぽろ・麻生方面」への運転が行われています。主な利用者は通勤や通学の地元住民ですが、平成17年までは駅名の由来となっている陸上自衛隊真駒内駐屯地が「さっぽろ雪まつり」の真駒内会場となっていた為、雪まつりの開催期間には大きな賑わいを見せていました。雪まつりの最寄駅だった頃は4000人以上が乗車していましたが、利用者は大きく減少しており現在は1日3,442人の乗車となっています。平成27年からは耐震改修工事やバリアフリー化が施され、多くの人が利用しやすい駅へと変貌を遂げ今に至ります。南北に長い駅舎を持つ当駅は東と西の出入口があり、ホームの南半分が精進川の上に位置するという珍しい構造もしています。駅の西口には精進川を挟んだ場所に札幌市交通資料館があり、旧型の鉄道やバス・切符・制服といった市営交通の歴史に関する展示と解説が行われています。西口側には陸上自衛隊真駒内駐屯地や消防署・交通局・湯量駐車場・スーパー・複数の教育機関や住宅も集まっています。栄えている西口側とは対照的に、東口側は自衛隊前駐車場・高校・中学校や木挽山があり自然が身近です。西口と東口それぞれに魅力がある地域となっています。