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十王駅はＪＲ常磐線の駅であり、小木津駅と高萩駅の間に位置しています。１日あたり３千人ほどが利用しており、１面２線のホームを持っています。１番線からは水戸・土浦・上野・東京・品川方面への、２番線からはいわき・富岡方面への列車を利用できます。駅舎とホームを行き来するには地下通路を利用しなければなりませんが、エレベーターやエスカレーターが設置されているため、足の不自由な方でもスムーズに移動できます。かつて川尻駅という駅名でしたが、十王町が日立市と合併したのをきっかけに現在の駅名へと改称されました。駅周辺は自然豊かな住環境となっており、東口に昔ながらの個人商店が点々としている以外は住宅地となっています。十王川を渡って東へ進むと太平洋が広がっており、鵜の岬海岸や伊師浜海水浴場があります。その付近に立地する国民宿舎鵜の岬は日本で最も稼働率の高い国民宿舎であり、同施設を利用する場合の送迎は最寄り駅となる十王駅との間で行われています。その道中にある国道６号沿線にレストランなどが見られるものの、周辺は工場が並んでいるため、その数は決して多くありません。商業施設は駅近くの県道２９７号沿いに多く見られます。