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室蘭駅は北海道室蘭市にあり、JR北海道の室蘭本線の支線が乗り入れています。1日の乗車人数はおよそ210人となっており、近隣の学校に通う学生などが利用しています。室蘭支線は東室蘭駅から室蘭駅の約7ｋｍの区間を運行しており、室蘭駅が終点となっています。約15分で東室蘭駅に移動できます。
室蘭駅から徒歩で約5分の場所には、旧室蘭駅があります。明治45年に建てられた旧室蘭駅は、積雪の中でも歩行者が通路を確保できるよう多雪地域で考案された「雁木（がんぎ）」というアーケード様式を採用した木造の洋風建築です。道内で最も古い木造建築としても知られています。雁木造の建造物はは維持や保管が難しく全国的にも希少となっている事から、旧室蘭駅は国の登録有形文化財とJR北海道の準鉄道記念物になっています。駅舎としての役目を終えた今でも観光案内所として一般に開放されています。
山や海に囲まれた豊かな自然と工業都市のコントラストが幻想的な夜景風景を生み出していおり、毎年6～10月にかけて室蘭駅東口から崎守町までを往復する「室蘭夜景見学バス」が出ています。室蘭駅から10分程の場所にある入り江「電信浜」は、海水浴場として夏は多くの家族連れで賑わっています。駅周辺には室蘭市役所を始めとした行政機関や飲食店・宿泊施設も集まっています。