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矢幅駅は、岩手県にある東日本旅客鉄道（JR東日本）東北本線の停車駅です。岩手県紫波郡矢巾町にあり、東北本線普通列車のほか、快速列車である「はまゆり」と「アテルイ」も停車する駅です。1898年（明治31年）9月1日に開業し、その後昭和から平成後期にかけて駅舎の改築、国鉄民営化、橋上駅舎化が行われてきました。快速列車が停車するようになったのは割と最近で、2009年（平成21年）に入ってからです。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線から成り、合わせて2面3線のホームを有します。乗り場は1番線が上り花巻・一ノ関方面、2番線が下り盛岡方面となっています。駅舎は橋上駅舎で、中は車いす専用トイレやエレベーターなどのバリアフリーが徹底されているほか、みどりの窓口も設けられています。1日の平均利用者数は、2008年（平成20年）で2,754人でしたが、2018年（平成30年）には3,024人とここ10年で増加傾向にあります。周辺には住宅、アパート、また商店が多く立ち並んでおり、世帯数の増加もあってかベッドタウン化が顕著です。駅西口はロータリーで広々としており、すぐ右側に保育園、少し歩いたところに役場があります。東口はそれほど栄えてはいませんが、少し歩くと飲食店や商業施設が立ち並ぶ賑やかな通りに出ます。両出口とも岩手県交通バスが通っており、通勤や町内の循環に利用されています。