台風2号「セーパット」が6月23日午前9時、小笠原近海で発生し、北西へ時速15kmで進んでいます。中心気圧は1004hPa、最大瞬間風速は25m/sに達すると予想され、強風域は約280kmにも及ぶ大型台風です。
気象庁、米軍JTWC、欧州中期予報センター（ECMWF）のいずれも「日本列島への影響は必至」と指摘。特に梅雨前線を刺激することで、大雨や線状降水帯の発生リスクが高まります。
このタイミングで注意したいのが住宅の雨漏り。暴風雨に備え、今こそ雨漏り点検と修理業者への予約をおすすめします。
6月23日9時現在、台風2号は小笠原近海で発生、中心気圧1004hPa、最大風速18m/s、瞬間風速25m/s。北西進行中で、24日9時には父島の東南東約80km、25日には八丈島の南南西60km付近へと北上し、その後は熱帯低気圧に変化する見込みです 。
米軍JTWC発表でも、本州接近時（26日頃）には風速18m/s程度に衰えると予想されつつも、関東圏への影響が懸念されています 。
熱帯低気圧化に転じても、湿った空気を大量に流し込み、25日前後は梅雨前線が活発化。東日本〜西日本では線状降水帯のリスクも浮上しています
気象庁や複数の報道機関では、台風2号が梅雨前線を刺激することで、本州を中心に25日前後から雨量が増える恐れがあると注意を呼びかけています。
強風域は北東に280km、南西110kmにも及び、関東〜東海〜近畿で暴風による被害の可能性が高い状態です。
屋根材の飛散、外壁の亀裂、雨樋の歪みなど、強風下では小さな劣化が大きな被害に拡大しやすく、台風対策は早急な点検と補修が求められます。
以下の箇所を重点チェックしましょう。
・屋根瓦や板金のずれ、浮き
・雨樋の詰まりや傾き
・外壁や漆喰のひび割れ
・サッシまわりのコーキング劣化
・軒天や破風板の腐食
小さな隙間から浸水すれば、天井・柱の腐食につながることも。自主点検で不安があればプロ業者に相談を。
高所のひびや下地の浮きは素人目では見逃しやすく、プロは赤外線カメラなどで確認可能です。
気象庁も「24～25日ごろには熱帯低気圧に変化するものの、梅雨前線刺激により大雨の恐れあり」と指摘 。そのため、遅くとも20〜25日の間には点検と補修の依頼を済ませ、台風・梅雨の本格的な影響に対応できる体制を整えましょう。
雨漏り修理は、適切な手順を踏めばスムーズに進めることができます。特に台風や大雨の前は予約が混み合うため、早めに行動しておくことが重要です。以下に、一般的な点検・修理の流れを5つのステップでご紹介します。
1.地元修理業者へ連絡
信頼できる雨漏り修理業者を調べ、まずは点検希望の旨を連絡。調査日程を調整しましょう。
2.現地調査の実施
屋根・外壁・雨どいなどの状態を専門スタッフが確認し、写真付きで劣化箇所をわかりやすく説明してくれます。
3.見積もり・修理内容の確認
工事の範囲・材料・所要日数などを含む見積もりを受け取り、納得したら契約を進めます。
4.修理施工の実施
台風前の完了を目指して、飛散防止や防水性を意識した工法で作業が行われます。
5.アフター確認と対応
完了後は仕上がりチェックを行い、必要があれば追加の補修や再点検も依頼できます。火災保険対応の相談も可能な場合があります。
このように、早期点検と的確な対応を心がけることで、台風による住宅トラブルを未然に防げます。雨漏りの不安が少しでもある方は、まず行動を起こすことが重要です。
